「アスレチックで危機一髪!の巻」
わたしたち、今日はアスレチック会場に遊びにきてるの。
新しく出来たばかりで、招待券を菊丸くんが貰ったんです。
「うわあ、すごく広いのね。今日一日でまわりきれるかしら」
入場口を潜っての第一声が、目の前に広がる広大な敷地への感想だった。
過疎化の進む町が一念発起して作り上げただけに、なかなかの出来具合であった。
「うん、こんなに広いとはぼくも思わなかったよ」
隣の菊丸もその広さの前に、呆然としている。都心に近いアミューズメントパークであれば、敷地内にある建物や、人の多さでどれほど広くとも、ある程度の狭さを感じさせるが、さすがにそれだけの資金はないらしく、あくまでも広い敷地に自然資材を利用した遊具の数々。
休日を利用した家族連れがほとんどで、菊丸たちのような高校生が遊びに来るところではなかった。
と言っても、いずみも落胆をしているわけではない。
日頃の運動不足を解消するにはちょうど良いところだったし、自然に触れ合えるのも相まって菊丸の誘いは渡りに船だった。
さっそく千春にリンダと一緒に今回の遊行となったわけである。
誘った当の本人はといえば、目の前の風景よりも三人娘のおいしそうな肢体に目を奪われっぱなしであった。
三人ともブルマー姿での登場で、家族連れの父親の目を楽しませている。
いずみはいかにも運動神経のよさそうなスラリとした両脚を惜しげもなく見せ、千春はといえば、柔らかそうな白い太股を太陽の下に晒している。
続きはfantiaから
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