正月をお風呂に浸かりながら迎えようと山里の温泉街に宿泊を決め込んだ三人。
ところがそこで新しく赴任してきた桂木慶子の姿を見つけて大慌てで隠れるも見つかってしまう。研修でここを訪れていたという慶子は三人を見逃す代わりに浴場に忘れてきたコンタクトレンズを探す手伝いを提案する‥
感想
わかっている。皆まで言うな。どうせクソ長い感想書くんでしょ? そう思った諸兄は正しい。正しいので気に入らない諸氏は是非読み飛ばして欲しい。
三人娘ともう一枠のレギュラーと言っていいだろう桂木先生初参戦の回でございます。
管理人の先生好きはさておいても、この回はハートキャッチ史上に意味のあるもので、まずは全55話中の折り返しが先の寝室ドロボーなのであるが、じつはいずみ視点で見ると理恵と菊丸の騒動はなかったことになっていて、実質的にはこの桂木先生回こそが折り返しを過ぎた地点となるのである。
また前回は必要が無いために描写のなかった心を読む描写が、今回ではそうした理由もなく描かれなくなっている。はっきりとした物語の転換とえよう。
それ以外にも見逃せない描写として、ゲストヒロインが裸を見せるという意味でも初の回なのだ。もちろん部分的に描写をされているのはこれまでもあるのだが、先生は風呂場で下着もなく完全な裸を晒すという意味で初であり、同時にいずみたち同時に菊丸の前に肌を晒す初の回でもあった。
この回以降、いずみたちは一度肌を晒してからは隠す努力をしなくなる一方、菊丸の悪戯の限界値が跳ね上がるという意味合いも持ち出している。
桂木先生の登場はハートキャッチの一種の枷というものを破壊したのである。
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