あれやこれや 限りなくどうでもいい話
今回はいつにも増してどうでもいい話になります。
菊丸たちの通う高校が私服なのはご存じの通り。
当時の漫画作品は高校生と言えば学ラン、セーラー服でしたからわりと珍しい部類だったのではないでしょうか。記憶の限りではあの当時に有名どころの作品で私服の学園モノはほぼ見なかった気がします。
ジャンプのオシャレ漫画の最先端ストップひばりくんくらいじゃないかなあ。
しかもいずみたちは毎回違う服を披露して、遠山先生のセンスを感じさせました。実際すごい労力だったろうなと思います。すぐ脱がすけど。
さて、話は変わって今回はそこではなく体操服についてです。
えー高校生主体の漫画でありながら授業風景などほぼ皆無。連載開始の数話くらいなものであとはほぼ学校外の話ばかりでしたが、体育の授業と運動会を含めて体操服姿を披露する話もありました。
5話の女にゃわからぬこの痛さと34話の過激な運動会、そして最終回最後のパンティーがそうですね。
ここで問題になるのが体操服です。
画像を用意しました。
一年の頃の体操服は袖ありなんですね。
そして靴下も横線の入った共通なのでしょうか、モブ女子も同様の靴下を履いています。
靴下まで指定というのは中々珍しいと思います。
わざわざ授業で靴下を履き替えているのは冒頭の私服姿のいずみと授業を終えた後のいずみとで確認出来ます。
次いで二年生に進級した後の運動会で披露した体操服なんですが、こちらはどういうわけか袖なしのノースリーブなんですよ。
いずみだけではなくモブ女子も同様です。
なにかあったんでしょうか。
ここで不思議なのが千春の体操服で彼女は袖なしどころかタンクトップとなっています。
この回のモブ女子は皆袖なしで共通していますので千春だけということになります。
さくらんぼが胸元に入るという作劇の都合と言ってしまうと身も蓋もないのですが、それならどうせ袖なしに衣替えをしているのだしいずみたちもタンクトップにしてくれればな、と思わないでもありません。
それにしても千春ちゃん、あのタンクトップでノーブラはさすがに無防備が過ぎるでしょ‥。
ところで靴下については一年の頃のいずみは横線二本だったのが何故か横線一本のものに変わっています。千春は二本線です。
こちらはモブ女子でも一本線、二本線を確認していますので選択できるのでしょうか。
一年時に一本線で、二年時に二本線なら学年分けと考えることも出来たのですが、謎ですね。
最後のパンティーで授業風景はないものの体操服姿をいずみと千春が披露してくれました。
ここでいずみの靴下が再び二本線に戻っています。
ええ‥、どういうこと? と疑問に思うところに千春の上着もタンクトップから共通の体操服になって‥あ、いや、これ二年の体操服ではなくいずみと一緒に一年時の袖あり体操服になっていますね。
‥謎です。
掲載時期を考慮すると最後のパンティーが四月号、女にゃわからぬこの痛さが三月号。そして過激な運動会七月号(春の運動会なのに)だったことから季節的に袖のあり、なしとなったということなのでしょうか。
男子生徒は三話共通して袖ありですが。
最後にそれこそどうでもいい話ですが、女にゃわからぬこの痛さでいずみが逆上がりをしている場面を注意して見ると履き替えたはずの靴下が私服に戻っていたりして、逆に描き分けを意識していたんだな、とわかって面白かったです。
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