あれやこれや 桂木先生編 1

 以前書き散らかしたあれやらこれやらを読み返してあまりにまとまりがなかったので、改めて編集。

桂木先生の謎

 ハートキャッチは菊丸も含め、登場人物の個人情報が作中で明らかになっていません。いわゆる過去話や個人の感情がわかるお話など。
 レギュラーである三人娘、菊丸はかろうじて学校内での学年クラス、家族構成、住まいなどが明かされたくらいです。
 リンダだけは中途からレギュラー入りする兼ね合いからか、留学に関する事情や趣味嗜好を明らかにしていましたが。

 そのリンダに次ぐ登場回数を持ち、最終回でも登場した、付き合いの長さで言えばリンダ以上の準レギュラーと呼べるのが桂木先生です。

 ところでこの桂木先生。
 原作のゲストの殆ど(例外に片瀬婦警、秋山婦警、心中騒動のカップル、おさわりシスターズの三人)が姓名を明らかにした登場を果たしている中で最後まで桂木先生という呼称で描かれていました。

 また一応学園モノと呼べるだろうハートキャッチで、お約束の先生役でありながら結局先生としての立ち位置は不明のままでもありました。

 姓名、年齢等に関しては後年、復刻刊行された愛蔵版にて明らかにされますが、これはさらに再復刻された愛蔵版ではそれら登場人物欄が削除されてしまったため、連載終了後にハートキャッチを読むことになるファンからするとけっきょく先生の名前っていったいなんだったの。とハートキャッチ七不思議に組み込まれてしまう状況です(wikiなどありますが恣意的に過ぎて資料としてはあまり参考になりません)

 また先生としても冬休み前というかなり変則的な時期の赴任事情や担当教科なども明らかにされておらず、これもファンからすると頭を悩ます事柄の一つとなっています。
(一応、幾つかの事柄について原作者である遠山光先生に提案し、先生が桂木慶子という名前で24歳、後々菊丸たちの担任になる英語教師という了承はいただきましたが、それはあくまで事後設定)

 さてそれでは先生に関する個人情報を原作その他から分かる範囲で抜き出していこうと思います。

 桂木慶子
 12月19日生まれ
 24歳
 87/59/90
 富山県出身
 コンタクトレンズ使用
 菊丸たちの高校に冬休み前に赴任

 じつはこの程度の情報しか明らかにされていません。
 しかもこの内、姓名や年齢出身地は後に出版された愛蔵版でのことで、さらに言えばこの情報も後年復刻された愛蔵版では削除されている始末。

 とりあえずここからでも推察できるものとして、12月19日生誕の桂木先生が菊丸たちと出会った時点での年齢が24歳ということなので、高校の冬休み開始が通常12月23日からという点を踏まえて、19日から22日までのわずか4日の間に赴任してきたという事実になります。

 もちろん菊丸たちと出会った時点での年齢ですので、19日以前の23歳に赴任してきた可能性もありますが、基本的には顔合わせが済んだ時点での年齢を基本としています。いずみや千春はともかく菊丸とは面識があったと見られる描画があるので。
(楽屋話ではありますが、ハートキャッチの連載は12月から、いずみの誕生月は10月、千春、菊丸は4月なので愛蔵版で17歳ではなく16歳表記になっている)

 また高校教師ということで一種免許状を取得している兼ね合いから、先生が4大卒であるということを踏まえ、22歳から24歳までの2年は空白の時代が存在します。
 ここで先生が赴任前に別の学校に勤務していたのかどうかという疑問が生まれます。
 あくまで一般例ですが、教職の場合転勤などはおよそ3年からが目安になっています。もちろん目安ですので全てがこれに当て嵌まるわけではありません。
 それでも桂木先生のように実質一年での移動というのは中々珍しいといっていいでしょう。まして新任でのことです。ただ先生が例えば地元富山から引っ越してきたという可能性もありますが。

 あるいは先生が浪人、留年。もしくは就職浪人をしていた可能性もあります。
 いずれにしても先生の空白時代は謎のままではあります。

 続く

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コメント

  1. コォコォ より:

    熱い!熱すぎます!
    果たしてここまで事細かに考えた事ある人がいたであろうか?(作者の遠山先生含めてw)

    まとめていただきありがとうございます。参考にさせていただきます。

    空白時代、菊丸とはまだ知り合ってないんですかねぇ?