「菊丸のどっきり下着レポート!?の巻」
え、桂木先生となにを話してるのかって? それがね‥
「あれ、いずみちゃんと先生?」
購買部からの帰り、廊下で立ち話をしている同級生と担任教師の姿を見かける菊丸。声をかけようと口を開きかけたところで「おーい、いず「へ~、新しい素材でできた下着ですか」み‥ちゃんンッ?!」と耳に入った単語に慌てて口を塞ぐと素早く廊下の影に身を隠す。
(‥今たしかに下着と聞こえましたよ~?)
耳をそばだて二人の会話に聞き入ってみれば、なんでも桂木先生の友人が開発したという超速乾性が売りの新素材で作った下着を試して欲しいと頼まれたということらしい。
「え? じゃあ一昨日から穿きっ放しなんですか?」
「きゃ~~~っ、だめえっ、そんな大きな声で!?」
実験はどうやら素材の耐久性にも言及するらしく、土日を挟んで三日間をこの新素材パンティを穿いていると聞き、声を上げたいずみの口を慌てて塞ぐと周囲を見渡す担任教師。
「下着を穿きっ放しなんて、もしあの子に聞かれたら‥」
「た、たしかに、ろくなことになりませんね」
ゴクリと喉を鳴らし、いずみも問題の男子生徒の影を窺うよう首を巡らすとホッと安堵の息を吐いた。
「さすがにいないわね」
「いくら菊丸くんといえど、そんなに都合よくいるわけないですもんね」
「ふふ、いくらなんでも用心し過ぎかしら」
「そんなことありませんよ。わたしたちほんとにひどい目に遭わされてるんですから」
「ま、その分きついお仕置きをしてあげてるけれどね」
と二人は顔を見合わせ笑い合う。
(でへ。ここで聞いてたりして♪)
そんな二人の危惧どおり、しっかりと立ち聞きしていた菊丸はニンマリと笑みを浮かべ。
「いいこと聞いちゃった♪ 新素材の下着を穿きっ放しか~。これはぼくの出番ですなあ」
抜き足差し足、二人に気付かれぬよう離れる菊丸の耳に、くしゅんと可愛らしいくしゃみの音が聞こえた。
続きはfantiaから
コメント
あくなき向上心が素晴らしいお話でした。
それが愛の証明ならそれもよかろう。w
先生ももうちょっとでとどめをいただけたのに残念でしたね。ww
加筆で加エロもどんとこいです。
>Maxwellさん
いつもありがとうございます。
やはりちょいちょい加筆しております。
やっぱ愛だよ、愛。
愛か…
素晴らしいですね!w
新作ありがとうございます。菊丸の乾布摩擦で下着が破れるのかと思いました。耐久性のテストもするなんて菊丸は先生思いだと感心しました。
>匿名得雄さん
耐久テストで破れる方向でもよかったですね。
失敗した‥。
もうホント、素晴らしい作品ですね。
売ってる本より全然虎馬屋さんの方が面白い。ありがとうございます。
若干、和姦寄りだから心が痛まないんでしょうね。
いや、和姦ではないかwww
けど、もっともっと虐めてあげて下さい
www
菊丸もこれに習って新しいパンティの開発とかして欲しいものです。
>コォコォさん
お褒めの言葉ありがとうございます。
とはいえ自分のそれは綺羅光、千草忠夫、団鬼六諸先生方の影響下でしかありませんので。
そしてキャラの魅力は原作ありきですしおすし。
頑張って和姦気味に虐めます。
菊丸の乾布摩擦に軍配をあげてしまう桂木先生に大興奮でした!
>みなみさん
ありがてえありがてえ。