ハートキャッチいずみちゃん SS_12

「試着室でドッキリ!の巻」


こんにちは、今日は菊丸くんとデパートに買い物に来てるの。

「ふえ~、いずみちゃ~ん、まだ買うの~」
 両手に荷物を抱え、疲れきった声を上げる菊丸。
「文句言わないの。男の子でしょ」
 品定めをしつつ振り返ったいずみは呆れた顔で同級生をたしなめる。
 二人は文化祭の実行委員に選ばれ、そのための買出しに出向いていたのである。

 

「男だって疲れるものは疲れるんだよ~。」
「なに言ってるの、文化祭までもう時間がないんだから。早く済ませなくちゃしょうがないでしょ」
 とはいえ、確かにあれだけの荷物を抱えて待たせるのも可哀想ではある。
「もう、しょうがないわねえ。いいわ、もうすぐで終わりそうだし、菊丸くんはしばらく休んでていいわよ」
 その言葉に救われたように、喜色を浮かべた菊丸だが、もちろん帰りには荷物持ちとして役に立ってもらうけどね。と最後に付け加えられた一言の前に打ちのめされるのであった。
「疲れたなあ。もう、いずみちゃんも人使いが荒いんだから‥ん?」
 買い物はいずみに任せて、缶ジュースを飲みながら休息をとる菊丸の視界に、ふと見覚えのある人影が入ってきた。
(あれは‥たしか‥)
 エスカレーターを上がっていく女性は、下から見上げると思わず下着が覗けそうなミニスカートを身につけた抜群のスタイルを持った女性で、菊丸が一年前に起こった事件で知り合った片瀬婦警その人であった。

「あの時の婦警さんだ。どうしたんだろ、こんなところで。今日は非番なのかな?」
 首を傾げていた菊丸だったが、それもしばらくの事でその視線は今にも覗けそうなミニスカートに釘付けになり、ふらふらとそのまま婦警の後をついて行ってしまう。
 片瀬婦警は婦人服売り場の一角で立ち止まり、飾られている衣服を眺めては首を振っている。
 後ろで眺める菊丸はミニスカートに包まれた魅力的なヒップラインに釘付けである。なまじエスカレーターで見えそうで見えない状態を味わっただけに、是非ともその中を覗いてみたい欲求が抑えられなくなってくる。
 しかも片瀬婦警が歩くたびに、挑発するような動きでお尻が揺れてますます菊丸をたまらない気持ちにさせてしまう。
(くう~~っ、どうにかして見てみた~い)
 魅惑的過ぎるヒップを見続ける内、菊丸のスケベ魂に火が点き、何とかしてスカートの奥の下着を見てやろうという思いが固い決意に変わるのだった。
 そんな菊丸の決意など知りもしない片瀬婦警は無防備に服を選んでいるのだが、その様子はどうも落ち着かない。服を手にとって選んでいるようにも見えるが、集中力がなくちらちらと辺りに視線を走らせているように見える。
 といって、背後の菊丸に気づいている様子でもない。しかも、どういうわけか片瀬自身もまるで身を隠すように、隅の一角に身を置いているので菊丸にも死角になっているのだ。

(う~ん、今なら気付かれないかも‥)
 菊丸は大胆にも忍び足で背後に近づくと、いまだ菊丸の存在に気付いてもいない美人婦警のミニスカートの裾をそっと摘むと、そろそろと捲り始める。
 むっちりとした太股から徐々にレースに縁取られたレモン色の下着が見え始め、ツンと小気味よく上向いたヒップが菊丸の前に露になっていく。
(おお~~~~~っ、すばらしいですよ~♪ 見事な安産型のお尻ですよぉ!)
 感激に涙まで見せながらじっくりと観賞状態に入る菊丸だが、さすがに婦警も異変に気づいてしまう。
(‥なに、スースーする‥? それに、なんだか嫌な感じ?)
 直に風の当たる感覚と誰かの強い視線を感じて、片瀬理香は違和感にそれまでの周りへの集中を解き、強い視線と風の当たる感覚に振り向く。
「‥え?っ、きゃああああっ!!」
 振り返ればなんと白昼堂々、自分のスカートを捲り上げている男の子の姿が目に入り、慌てふためきスカートの裾を押さえて悲鳴を上げる。

 しかもその男の子は、一年前に起こった事件で知り合った高校生で、確か‥
「あなた‥菊丸くんっ?! なんでこんなところに!」
「あ、いや、なんというか、その」
 菊丸も言い訳がとっさに思いつかずにあたふたとするしかない。ついあまりにも美味しそうなヒップラインに誘われて、本能のままにスカート捲りをしてしまったのだが、バレた後のことなど考えてもいなかったのである。
 なおも詰問を重ねようとした片瀬婦警であるが、次の瞬間には菊丸の口を押さえて厳しい視線で辺りを見渡し始める。
「ふが、ふがが~」
 婦警のあまりにも厳しい視線に身の危険を感じたのか、慌てて言い訳しようとする菊丸だが、口を押さえられて意味を成さない空気音しか出てこない。
「しっ! 黙って」
 そんな菊丸を黙らせると、片瀬婦警はそのまま菊丸ごと身を隠すようにして手近の試着室の中へと入り込む。

 ようやく自由に喋れるようになった菊丸は狭い試着室で二人きりになったことに喜びを感じていたのだが、婦警の真剣な様子がそれを許さなかった。
「ど、どうしたんですか、婦警さん」
「静かにして。外にスリの常習犯がいるのよ。スリは現行犯じゃないと捕まえられないから今日はずっと尾行してたの」
 試着室のカーテンをそっと捲って、外の様子を伺う婦警の姿は凛として、いかにも気丈な性格をみせていた。
 しばらくキョロキョロと周囲を伺っていたが、どうやら異変に気付いた様子はなかったのか婦警はほっと胸を撫で下ろすと改めて菊丸を睨みつける。
「まったくもう、あなたのせいで危うく気付かれちゃうところだったわ」
「ご、ごめんなさ~い」
「‥まぁいいわ。それよりこんなところから男の子と二人で出てきたらまた怪しまれちゃうだろうし、あなたにもしばらく付き合ってもらうわよ」
「はーい」

 美貌の婦人警官の提案に素直な返事を返す菊丸。すでに頭の中は狭い試着室で二人きりになったことを最大限に活かそうと思案しているのだ。
(それにしても‥美味しそうな身体だなあ)
 カーテンの向こうの気配を窺っている片瀬理香の身体つきに思わず嘆息する。
 白いブラウスを突き破らんばかりのバスト。キュッとくびれた蜂腰。そして量感たっぷりのヒップ。
 どれもお堅い婦人警官とは思えないほど魅力的なものだ。
 しかも、ちら、と横顔を見れば、その表情は凛としていかにも責任感溢れる、気の強そうでありながら、ミスコンに出てもおかしくはない美貌なのだ。
 そのアンバランスさが堪らない。しかも菊丸は一度、片瀬理香の下着姿まで拝み、直接その豊満な胸に触れているから余計である。
「それにしても暑いですねえ」
 何気ないふりをして、わざとらしく汗を拭きつつ婦警に話しかける。

 横顔にうっすらと汗が浮かんでいるのに気付いての発言である。
「そうね。エアコンは効いてるけど、こんなところに二人きりじゃね。ごめんなさいね、つき合わせちゃって」
 元はといえば菊丸のせいだというのに、無理につき合わせてしまったという負い目から軽く頭を下げる。
「いや~、ぼくはいいんですよ~、でも婦警さんはお仕事だし大変だなあって。‥そうだ!ぼくが汗を拭いてあげますよ!」
 いかにも良案だとばかりに、とんでもない提案をする菊丸。
「なにバカなこと‥っ、あなた、本気なのっ?!」
 一瞬、冗談かと耳を疑ったが、すでにハンカチを用意して寄り添い始めているのである。
「ちょっ、やめ、なに考えて‥っ、あっ」
 スリの気配に気を配りすぎていたためか、本来なら触れることすら許さない身体に容易に少年が触れるのを許してしまった。

 その油断を逃すことなく、菊丸は一気にブラウスを脱がしてしまう。
 趣味のよいレース地のブラも、その勢いのままに剥がし取る。
 同時に露になる87センチを誇る形の良いバスト。ツンと上向いた先には薄桃色の可憐な蕾が見えている。
「きゃあああああっ!!」
 慌てて隠そうとするのだが、すかさず菊丸に腕を掴まれてしまい両胸は外気に晒されるまま。
「ばかあっ、離しなさーいっ!」
 高校生の前で胸を見せてしまう羞恥に叫ぶ。
 だが、その叫びも菊丸がハンカチを胸に当て表面をなぞる様にして動かし始めると語気が弱弱しいものに変わってしまう。
「あ、こらっ、やめ‥あ、あん、ばかぁっ!」

 狭い室内ではうまく抗うことも出来ずに、理香は身を捩るだけの抵抗で菊丸から逃れようとするが、すでに胸に張り付いた両手はヒルのようにしっかりと張り付いて離れない。
 そうしてゆっくりと、しかし念入りに85センチの美巨乳を揉みしだいてゆく。
「‥うっ、く‥あ、あンっ!」
 それだけで人一倍胸が感じやすい理香は軽い喘ぎを漏らしてしまう。
「やめなさ‥いっ、ここがどこだか‥わかって‥あぁん、あん」
「まぁまぁ、ここはぼくに任せて。婦警さんは外を見張っててくださいよ~」
 言いつつ、手に余る大きさのバストの感触を楽しみながら汗を拭くふりを繰り返す。
(うひょお、この大きさ! 婦人警官のくせにとんでもないですな~)
 以前に拳銃を探すふりをした時にも思ったが、すばらしい美乳である。張りがあり、適度な弾力と形よくつんと上を向いたカーブ。

 大きいだけではなく、感触といい美しさも群を抜いていた。
 その美巨乳を思う様、揉みしだく。
「あ‥あ、あっ、やめ、やめなさいっ!」
 ハンカチの薄布越しとはいえ胸に触れられる感覚に、理香はたまらない嫌悪を感じて怒声を発する。しかし、その声もどこか悩ましげな色あいを感じるのは気のせいではないだろう。
(でへ、前もそうだったけど、婦警さん‥感じやすいんだよね~♪)
 篭城事件で拳銃を探すために胸を触ったときの婦警の反応を思い出す。ことスケベに関して菊丸の嗅覚は誰よりも鋭い。その鋭敏な感覚は26歳の婦人警官が人並み以上に胸で感じてしまうことをしっかりと見抜いていたのである。
(ぐふふ~、汗を拭きつつ、ぼくも婦警さんに楽しませてもらいましょ~かね~♪)
 ハンカチに覆われた掌が遠慮なく婦警の美乳に被さり、ハンカチで拭くというより完全に布地で隠した手を使った胸乳責めに変わり始める。
「んっ‥く‥ぅっ、あ?! あっ、あ」

 少年の掌の熱さを感じるほどの布地の薄さは、同時に菊丸の巧みな指使いを細かく敏感な胸に伝えてくる。その感覚に理香はゾクゾクと身体が震えてしまうのを止められない。
(や、やだ‥声が‥出ちゃう‥)
 自分が出してしまう恥ずかしい声に思わず顔を赤くしてしまう。
 婦警である自分がこんな痴漢紛いの破廉恥な行為に、反応してしまうなんて‥
 しかし、理香の心の葛藤を裏切るように身体は菊丸を喜ばせる反応をし始めていた。
 87センチの大きさを誇る美巨乳の先は、その大きさに見合わぬ可憐な佇まいを見せる薄桃色の蕾。その蕾は菊丸の行為に次第に花開き始めていた。
 豊かな稜線を抱く裾野から持ち上げるようにして、手に余る大きさのバストを揉みながらツンと上向いた乳首を指先で捏ね回す。
(う~ん、やっぱり婦警さん、おっぱいが感じやすいんだなあ。胸の先がもう硬くなってきてますよ~♪まったく、しょうがないなあ♪)
 そうしておきながら、ますます尖り始めてゆく乳首を呆れつつも、内心では敏感すぎる反応にこれからを期待して、指先で優しく撫でてやる。

「あっ、あっ、あっ」
 今度はきゅっと音の聞こえそうなほどきつく乳首を摘みあげる。
「きゃううぅっ!」
 そのまま捻りあげるようにして、乳首を責め続ける。
 美人婦警の反応は凄まじく、菊丸に抱きしめられながらブルブルと摩擦を続け、泣き声にすら聞こえる喘ぎ声を恥ずかしそうに出し続ける。
「やっ、やぁっんっ! だめ、だめっ、だめっ!」
 駄目駄目と否定しながら、可憐な乳首は菊丸の指に摘まれながら敏感さを強調するようにピクンピクンと震えている。
(うひょひょ~。まさか片瀬婦警がこんなに感じやすいなんて~。いけない婦警さんだな~)
 清廉潔白であるはずの婦人警官が、デパート内の試着室の中で高校生の男子に胸乳責めされた挙句、跳ね除けることも出来ないまま泣き悶えているのだから、菊丸の感想も的外れではないだろう。
「やめ‥てっ、お願い‥っ、もう、もう許してっ!」
 普段は暴力を信条とする犯罪者さえ恐れる鋭い眼差しも、いまは涙さえ浮かべて女の弱さを見せつけるように菊丸に哀願する。
「なに言ってるんですか~。まだこんなに汗をかいてるじゃないですかぁ。ほらほら~」
 指摘どおり、婦警の身体には汗が浮かび上がり、胸の谷間にはびっしりと汗が浮き出ている。
 菊丸はハンカチを胸の谷間に差し入れると、むんずと絞り込むよううに膨らみを掴みあげる。
「あっ! ああ~~~~~~~っ!!」
 掴まれ、変形した乳房は上向き、先端はますます搾り出されるようにして尖りを増し、ヒクヒクッと震え続ける。
 そして突き出された乳首を菊丸は再び指先で捕らえ、摘み上げる。
 搾られて無理やりきつい勃起状態を採らされた乳首は、剥き出しの神経に近かった。
 それを摘み上げられて理香の身悶えはますます激しくなる一方だ。
「いっ‥い、いやあっ、いやああ~~~っ!」
 摘まれたままの乳首をキュッと捻りあげられる。堪らない感覚にまたも理香は甘えきった絶叫を上げてしまう。
「こうやって汗を拭きながらマッサージしてれば落ち着きますから、ぼくに任せておいてください♪」
「いやっ、もうやめっ、やめてっ!」
 スリスリと勃起乳首を摩られ、絶叫から可愛らしい喘ぎに変わりつつも、菊丸の乳首責めの前にもうなんの抵抗も出来ずに反応してしまう。
「こんなの‥っ、おかしく‥なっちゃうっ、いやぁっ、おかしくなっちゃうっ!」
 まだこの責めが続くと宣言され、理香は恐怖に悲鳴を上げてしまっていた。
 そんな婦警の様子に構わず、菊丸はしつこいくらいに念入りな胸乳責めを実行し、気丈な婦人警官は白い歯を見せて絶叫するのだった。

「なにかしら、あの声?」
 その声を聞きつけたのはいつまで経っても戻ってこない菊丸を探していたいずみであった。
 同級生の行動パターンをよく知るいずみは、まずは女性に関する場所とこの婦人服売り場にまで足を運んでいたのである。
「あの、すいません‥」
 耳に残る叫びに尋常ではないものを感じたいずみは近くにいた年配の女性店員に声を掛け、叫び声の元であろう問題の試着室を見つけ出す。
 どうやら勘は当たっていたようだ。先ほど聞こえた叫び声と同じ響きを持つ声がカーテン越しに聞こえてきている。だが、その声はもう悲鳴と言うよりもまるで誰かに甘えているような響きになっている。
 声は段々と切なげな響きを伴い、誰か人の名前を呼んでいるようにも聞こえる。いずみが耳を澄ますと、き‥ま、る‥とどうにも聞き覚えのある名前に聞こえてしょうがない。
(‥まさか、よね?)
 悪い予感を覚えつつ、カーテン越しに聞こえる女性の声が切羽詰ったものへと変わり、ついにははっきりといずみの同級生の名前を甘えるように告げるのが聞こえてきた。
 最初はいずみの気のせいではないかと笑っていた店員も、カーテンの向こうから聞こえる泣き声のようなものに笑い事ではないことに気付いたようである。
「や、やっぱりおかしいですよ。中を確かめてみた方がいいと思います」
「でも、お客様のご試着中ですからねえ」
 いずみの提案にも店員は及び腰だ。声をかけてはいるのだが、聞こえないのか一向に返事がない。
 ただ、確かにただ事ではない雰囲気は伝わってきていて、いずみの後押しと共に店員の方でも中を確かめようという意識が生まれてきている。
 ついに店員も試着室を開け放つ覚悟を決めた、その頃。

 試着室の中では菊丸にしつこい胸乳責めを受けて、ふらふらになった婦人警官がスカートまで降ろされ、レモンイエローのパンティ一枚の姿にまでされていた。
「婦警さん、汗でびっちょりですよん♪」
 菊丸の言うとおりパンティは汗を吸い込み、肌にピッタリと張り付いてしまっている。
「い、いやん、見ないでえッ!」
 年下の男の子に今にも透けて見えそうな下着を指摘され、弱々しく身を捩る片瀬婦警。スカートを取り戻したくとも、もう菊丸に支えてもらわないと立っていることも満足に出来ないのだ。
 悔しいことにいまだに乳首はいやらしくピンと尖り、息を吹きかけられるだけでも膝から崩れてしまいそうなほどだ。
「でへ。どうやらこっちも拭き取ってあげないと駄目みたいですね~♪」
「‥な、なんですって?」
 豊満なバストだけでは飽き足らず、なんと菊丸は婦人警官の大事な部分さえ可愛がろうというのだった。
「い、いやぁっ! やめてっ、そこはダメッ! お願い、許してっ?!」
「ほらほら、動かないで。大丈夫、ぼくに任せて」
 半狂乱に暴れる片瀬婦警を抱き竦め、ときおり指で軽く勃起を刺激してパンティからの注意を逸らしつつ、ゆっくりとハンカチごと下着の中に侵入させてゆく。
「あっ、ああっ!? だめぇっ! き、菊丸くん、いやぁあん!」
「おほ。すっごい汗。こんなに濡らしてちゃ風邪引いちゃいますよ」
 とうとうパンティの中に右手を入れた菊丸はムワッとする熱気とハンカチに染みこむ汗の量に婦警の身を案じてしまう。
「ああッ! い、いやあぁン!」
 ハンカチ越しとはいえ少年の指が大事な場所へと這いまわる怖気の走る感触に肌を粟立たせ、理香は美貌を朱に染めて嫌々をする。
(な、なんでこんなことに‥ッ)
 スリの尾行をしていたはずなのに、いつの間にか試着室の中で高校生と二人きり、下着姿にされた挙句にそのパンティの中にまで少年の侵入を許しているのだ。
 年下の男の子にこんな恥ずかしい目に遭わされている事実に困惑するしかない。スリのことさえなければとっくに少年を突き飛ばし、それこそ痴漢の現行犯で逮捕しているというのに。
 しかし悔しいことに婦人警官という職それ自体が理香を縛り付け、結果職務中に高校生相手に恥を晒すまで可愛がられてしまった。
 その証拠とも言える濡れたパンティにまで手をかける菊丸に婦警は燃えるような怒りを覚え声を荒げる。
「も、もういい加減に‥っ」
「さあ、拭き拭きしましょうね~♪」
「ぁ、あっ、あンっ! や、いやっ、いやあぁっ!」
 しかしそれはすぐに甘い悲鳴に変えられてしまう。パンティの中心、女の急所中の急所を指先でいやらしく刺激されたのだ。
「ありゃ、なにか言いました?」
 菊丸はハンカチ越しに指を充てがい、ゆっくりと上へ下へと動かしながらわざとらしく身悶える婦警へと声をかける。
「あ、あ、あっ、う、動かさないでっ! あ、あん、だめえっ!」
「そんなこと言ったって汗を拭き取らないと」
 言いながら太股にまで垂れ始めている汗を丁寧に拭きとってゆく。
「アッ、アッ、やっ、やめっ! やめ、てぇっ、そんなこと誰が頼んで‥ッ」
「まぁまぁ、ぼくのせいでこんなところに隠れる羽目になったんだし。汗を拭くくらいはやらせてくださいよ」
「よ、余計な‥、あ、お世話‥よっ! あうっ、そこは‥ッ」
 ビクンッと婦警のいつの間にかパンティ一枚の姿にされた汗塗れの身体が反り返った。
「ここが一番濡れてますね~。念入りに拭かないと、ね♪」
「ッ~~~~~! あ、あ‥!? い、イヤあぁあっん!」
 言葉通り、パンティに染みを作っている中心へ指を伸ばし、鉤爪にして掻き出すようにして拭き始められ、婦警は堪らず少年に背中を預けて全身を突っ張らせる。
「い、いやっ、いやあっ! そ、そんなの、駄目えっっ!」
 舌っ足らずの愛らしい悲鳴を上げ、濡れ透けるパンティを穿いた腰を思わず前へと突き上げてしまう。
「駄目って言われても汗を拭かないとそれこそ駄目でしょ。こんなに濡らしちゃって。ほんとに風邪引いちゃいますよ」
 いかにも心配してる体で菊丸は汗を吸ってグショグショになったハンカチを婦警にもわかるように取り出すのだ。
「ああッン」
 言い訳できないくらい汚れてしまっているハンカチを見せつけられ、婦警は勝ち気そうな美貌を真っ赤にして唇を噛んでいる。
 血の気の多い犯罪者にもこんな風に追いつめられたことはない。何事にも動じない胆力と機智とで切り抜けてきたというのに、こんな少年に好き放題されなにも出来ないなんて。
 俯いたままの婦警をニヤニヤと眺め、菊丸は再びパンティの中の汗を拭き取り始める。
「ああ、また‥っ」
 せめて声を上げまいと美貌を歪め奥歯を噛みしめて抵抗を試みても、尖りきった勃起を摘まれクリクリと刺激されると、朱唇を開いて「ああっ」と鳴いてしまう。
 これがあの気丈な婦人警官の姿かと目を疑う様を晒しながら、片瀬婦警は菊丸の言いなりに少しづつ脚まで開いてしまっていた。
「でへ。そうそう、これでもっと拭きやすくなりましたよん」
 美しい婦人警官がガニ股状態に腰を突き出すのを、菊丸は笑いを堪え切れず眺めてよく出来ましたとばかりに耳元で囁く。
「ああ、見ないでぇ‥」
 脚を閉じることさえ出来ず俯いたまま弱々しく呟くも、汗に張り付く状態のパンティを見せつけるようにしたままだ。
(もうだめ‥っ、抵抗できない、こ、こんな子に、わたしっ)
 ハンカチでも吸いきれない汗を太股に垂らしながら、婦人警官の自分を狂わせる憎らしい少年を睨みつける。肝心の菊丸はまるで気にした風もなく、それどころかなにを勘違いしたのか唇を突き出し年上の女性の唇をそのまま合わせたのだ。
「~~っ?! ンッ! ムッ、ぅぅっうむンっ!」
 驚きに目を見開き必死に逃れようと暴れるが、その度にパンティの中で指が蠢き、勃起乳首が指先に扱かれ、動きを封じられてしまう。
(う、嘘‥、く、唇まで‥)
 いつの間にか舌まで侵入され、舌を根こそぎ絡め取られ、片瀬婦警は爪先立ちになり、全身を小刻みに摩擦させる。
 婦人警官の自分が任務中、年下の男の子に翻弄された挙句にとうとう唇まで奪われてしまった。
 こんな風に扱われたことは今まで一度もない。
 女であることを思い知らされる悔しさに呻きを漏らすが、その無念さも送られた唾液と一緒に無理やり飲み込まされてしまう。
 大事な部分をハンカチ越しとはいえ責められ、その上勃起乳首まで扱かれ続け、もう堪え切れないといったように自分からも舌を絡ませて唾液を交換してしまう。
 肉体だけを可愛がられるのとは違う、心まで掻き乱される激しいキスに婦人警官として鍛えてきた理性も肉体も、ただ男を楽しませるためにあると教えられてゆく。
(あ、あ、あぁっ! こ、こんな‥っ、こんなのッ! だめっ、わたし、もうだめっ、お、おかしくなっちゃうぅ‥)
 首を捻って少年と唇を合わせたまま、ブルブルとはしたないガニ股状態で勢い良く腰を前へと突き上げる。
(でへ。もう限界かな~。それじゃ、最後にサービスっと♪)
 菊丸は愛らしく舌を絡める婦警がもう堪え切れないのを知って、ハンカチの上から探り当てた真珠の粒を摘み、キュウっと捻り上げた。
(‥っ、あ! あっ! ぁあっ、い、いやぁあっ!)
 急所中の急所への刺激にビクンッと全身を仰け反らせ、さらに勢い良く腰が跳ね上がった。
 カーテンの向こうに人がいるのにも気づかず、菊丸の唇を無理やり振りほどくと、美しい婦人警官は「ああッ、あ、いやあっ!」と凄まじい叫びを上げた。
 職務中であることも、スリのことも頭から消え、白く霞む意識の中、ニヤニヤと笑いながら自分を見つめる少年の顔が刻みつけられる。ある意味、恋人以上の存在となった相手。
(お、覚えてなさい‥っ! ぁ、あっ、ああッんぅッ‥?! ひ、ひぃっ、やっ、やんっ、いやあァンッ‥!)
 憎らしいニヤけ顔を前に気丈な婦人警官としての意識が顔を覗かせたのも束の間、パンティの中に潜む指先がそんな生意気は許さないと、クリクリと真珠を捏ね回す。
「ああっ、だめっ、そんな‥ッ! 菊丸くんっ! ダメッ、わたし、またぁっ! く、くやしいっ‥! あ、あ、きくまるくうっ‥ンッ」
 反抗する芽さえ奪われ、美貌を屈辱に歪ませると片瀬婦警は唇を振りほどき泣き喚いた。
 所轄内でも知られた気丈な婦人警官が10歳も年下の男の子に操られ、女にとり一番恥ずかしい姿を晒し尽くす。
 この瞬間、片瀬婦警は菊丸の新しいモルモットになったのだった。

 ただ事ではない叫び声にいずみと顔を見合わせ、勢いよくカーテンを開け放つ。
「失礼しますっ、お客様っ! どうされました‥か‥?!」
 店員の声が途中で止まる。
 目の前の光景に二人とも絶句してしまう。
 試着室に立て篭もり事件で知り合った婦警、片瀬理香がなぜか菊丸と一緒にいたのである。それもパンティ一枚の汗にまみれたあられもない姿で菊丸に後ろから抱きつかれ、ご丁寧にも下着の中に菊丸の手の侵入まで許しているのだ。
 いずみたちが目の前にいるというのに、婦警は最後まで悪戯を楽しもうとする菊丸に美貌を歪め「も、もういやっ、ゆるしてっ!」と悲痛な叫びを上げると、はしたなくガニ股に開いたまま腰を跳ねさせ二度三度とブルブルと震えて「う、ぅむっ」と呻きを漏らしていた。
「え‥? あ‥、ええっ? な、なんで? ふ、婦警‥さん? ですよね‥?」
 とてもではないが、あの時の凛々しい姿と一致せずにいずみは自分の目に映る光景に思わず確かめるように呟いていた。
「あ、あら、見つかっちゃいました?」

 菊丸の言葉にようやく呪縛が解けたかのように、いずみの口から怒りの叫びが菊丸の鼓膜を突き破る。
「な、なにやってるのよっ!? あんたは~~っ!!」
「え? ‥あ、あっ、きゃ、きゃああああああっ!!!」
 そしていずみの怒声にようやくカーテンが開かれ、自分の痴態を見られていたことに気づいた片瀬理香婦警の悲鳴が婦人服売り場に空しく木霊するのだった‥。

 


「わ、わあ、待ってよ~、いずみちゃん!? ぼ、ぼくはただ、婦警さんに協力しようと‥」
 デパートから出ようとするいずみに菊丸の情けない声が届く。振り返れば片瀬理香婦警に手錠を掛けられ、連れ去られてゆく菊丸の姿が見える。
「なにが協力よっ、あんたのせいでスリには逃げられるは、恥ずかしい目にあわされるわ、散々だわ?! 覚悟しなさいっ!」

 どうやら菊丸、公務執行妨害で捕まってしまったようである。
 理香も見逃す気はないようで、ずるずると菊丸の耳を摘んで引っ張り続ける。せっかくスリを捕まえるチャンスを邪魔されたのだから当然だろう。
 それ以外にもかなりの私情が混じってもいるようではあるが。
 いずみと目が合うと軽く溜め息をついたように見えたのは気のせいだろうか。

ふう、菊丸くんったら、婦警さんにまであんなことして。警察でたっぷりお灸を据えてもらいなさいっ

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