ハートキャッチいずみちゃん SS_30

「秋の味覚に大満足?!の巻」


こんにちは。
わたしたち、今日は秋の味覚を楽しもうと山に栗拾いにやってきたんです。

「すっごーい、これ全部栗の木なんだー」
「オゥ、コレガニッポンノ風物詩デスカ」
 いっぱいに生えた栗の木にそれぞれの感想を漏らす千春とリンダ。その二人の下に屈みこんで、首を伸ばしているバカ者が一人。
「うふ。こっちの眺めも最高ですなあ」

「この‥っ、なにしてんのよ、あんたはっ!」
「いって~~っ、い、いや違うんだよ、いずみちゃん。秋といえば芸術の秋。ぼくも湧き上がる衝動に駆られてだね、美しいものについ目がいってしまったというか‥」
「やだ、菊丸くんたら」
「菊丸ハアイカワラズ正直デ~ス」
 千春とリンダ、日米を代表する天然娘二人はスカートの奥を覗かれていたというのに、殴られた頭をさすりながらする菊丸の言い訳にポッと頬を赤らめていた。
 いずみはそんな二人のあいかわらずの天然ぶりに頭痛を堪えるようにこめかみに手をあてる。
「あのねえ、二人とも。そうじゃないでしょ」
「まぁまぁ、せっかく栗拾いに来たんだし、秋の楽しみを満喫しようじゃないか、いずみちゃん」
「こいつは~~~っ。あ、こら、待ちなさい。ん、もうっ!」

 いずみの怒りもどこ吹く風、頭痛の種の張本人は千春とリンダを連れだってさっさと山道を進んでいくのだった。
「まったくもう、菊丸くんたちどこまで行っちゃったのかしら?」
 三人を追いかけ奥へと進んだいずみだったが、影も形も見当たらなかった。
 園内で渡されたパンフレットを確かめる。どうやら途中にあった枝別れの道を進んで行ったようだ。
「って、違うコースじゃないの。しょうがないわねえ‥、やだ、圏外?」
 呼び戻そうと携帯電話を取り出したが、山中ということもあって電波の状況が不安定なのだろう。不承不承いずみは元来た道を戻って行くのであった。
 パンフレットに描かれた地図を頼りに歩いていたが、土地勘のない場所に加えて背の高い木が多くなり山道に影を作り、ますます不安を煽っていまどこにいるかもわからなくなってきてしまっている。
「やだ、道間違えちゃったのかしら。戻ったほうがいいわね」
 とにかく一度戻ろうと踵を返す。が、ついさっき通ってきた道だというのに、目印のない風景はどこを戻ればいいのかもわからない。

「嘘‥、どうしよう? ほんとに迷っちゃったみたい」
 昼日中とはいえ山の中、おまけに携帯電話も通じない現実が17歳の少女に重く圧し掛かってくる。
 いくら気丈とはいえ、その辺りは普通の高校生と変わりはしないのだ。
 しかし慄いてばかりもいられない。手探りをするように景色を確かめながら、一歩、また一歩と進んでゆく。
「確か、この道だった‥と思うんだけど‥。なんにも目印ないから不安になるわね」
 カサカサと落葉を踏みながら周囲を見渡しても、一本一本の木の違いまで注意をしていなかったことを悔やむだけで目印のようなものは見つからない。
 と、これまで踏みしめていた落ち葉とは違う感覚に気づく。同時。ガサっと木々を散らす音と上から何かが落ちてくる気配が。
 それが何か確かめる間もなく覆いかぶさってきたそれにいずみの体の自由は奪われてしまっていた。
「きゃああああっ!! な、なんなのっ?!」

 いったい何が起こったのかもわからず慌てふためき暴れるいずみだが、じたばたともがけばもがくほど四肢の自由が奪われていってしまう。
 ついにはまともに立っていられず、足をもつれるようにさせて落ち葉の溜まる地面に倒れてしまった。
 その頃になってようやく自分が網目一杯に包まれるように捕らわれていることが理解できる。そして角度が変わったことで見えなかった白い立て看板に書かれた文字を見つけ、
「えっと、イノシシが出没します。ワナに注意‥って、これイノシシ用の罠なの~~~っ?!」
 読み終えると同時、山中にいずみの絶望的な叫びが響き渡るのだった。
 いずみが投網に捕らわれてしまったその頃。
「い、いやあぁんっ、菊丸くぅんっ?!」
「オゥッ、ソ、ソコハダメデースッ!?」
 菊丸は千春とリンダを得意の口車で騙し、鬼の居ぬ間の洗濯を楽しんでいるのだった。

「~~~~~~っ!!」
「ン‥‥フッ、‥ッ!」
 菊丸たちが山道の向こうに消えてからしばらくして、野鳥の鳴き声に紛れてくぐもった二つの叫びのようなものが木々の間に吸い込まれるように消えていく。
 それまでのざわめきが嘘のように静まり返り、やがてガサゴソと茂みを?き分け爽やかな汗を浮かべる菊丸が現れた。
「いや~、いい汗をかいたなあ。やはりスポーツの秋」
 うんうん、と腕を組みしたり顔で頷く。
「‥? あれ、いつもならこの辺でいずみちゃんのツッコミが入るんだけど‥、そういやどこ行っちゃったんだろ」
 しかし辺りを見回すもツッコミ役はいつまでたっても現れない。
 さすがに菊丸も事態のおかしさに気付くと、携帯電話を手にするのだがこれも通じないまま。

「まさか、迷子? 大変だ、はやく捜さないと」
 菊丸もまたいずみを捜すために山道をひた走りだすのだった。
「やれやれ、どこ行っちゃったんだろ。ほんとぼくがいないと駄目だなあ、いずみちゃんは」
 いずみが聞けば怒りに震えるだろう台詞を呟きながら山中を捜し歩くと、数分後、一つ向こうの山道から聞き覚えのある声を耳にする。
「確か、こっちの方から‥。ん? やっぱり! いずみちゃんの声だ!!」
 声を頼りに駈け出す菊丸の前には、なぜか網に絡まり無様に転んだ同級生の少女の姿が。
「‥。え~と、あ。わかった、網くぐりの練習だね、いずみちゃん?」
「違うわよっ、なんでこんなところでそんなことしなきゃいけないのよっ?! アレを見なさいよ!」
 手を叩いて間抜けな台詞を吐く菊丸に眦を吊り上げてイノシシ注意の立て看板を顎で示す。

「イノシシ注意‥って、じゃあいずみちゃん、イノシシ用の罠にかかっちゃったの?」
「‥う」
「栗拾いに来てなにやってるのさ。間抜けだなあ」
「い、いいから早く助けなさいよっ」
 容赦のない台詞に返す言葉に詰まるが、このまま地面に転がってるわけにもいかない。助けを求めるのだが、菊丸はすぐに助けようとはせずに腕組みをして何やら思案顔だ。
「ちょっと。なにしてるのよ、早く助けてったら」
「いや、そんなに簡単にはいかないんだよ。ほら、いずみちゃんが暴れたから網が絡まりあって、なかなか解けそうにないんだ」
 確かに菊丸の言う通り、網が何重にも重なりあっている上にいずみの衣服や手足が邪魔をして、そう簡単に解けるようには見えなかった。
「そんな‥。じゃあわたしずっとこのままなの?」

「まぁまぁ、ぼくに任せてくれれば大丈夫さ♪ でへ」
 不安そうに見上げる美少女に菊丸はいつもの笑い顔を見せて答えるのだった。
「さあ、いずみちゃん。怖くないからね~」
「う うん」
 菊丸に言われるままにいずみは体を捩り、少しでも抜け出しやすいようにと体勢を変えてゆく。
 そうして不自由な姿勢のまま、いつの間にか菊丸の腕の中に収められてしまっていた。
「これでぼくも解きやすくなったよ、いずみちゃん」
「いいから早くしてちょうだい。網が喰い込んできて痛いんだからっ」
 同級生に抱きしめられている格好になった恥ずかしさに頬を染めて叫ぶいずみの背後から胸元を覗き込むと、高校生離れした大きさのバストがブラウスの上からきつく網の目に喰い込んでいるのが見て取れた。

「でへ。確かに喰い込んでますなあ」
「こ、こらっ! どこ見てるのよっ」
「いやあ、きついところから外していかないといずみちゃんが大変かなあって」
 言うなり菊丸はそのまま手を伸ばし、17歳の瑞々しいバストを服の上から「もにゅん」と揉み始めてしまう。
「きゃっ、きゃあああっ!! なにするのよ!?」
「だからきついとこから外そうと」
「あっ、バカっ、やめなさいっ‥てばっ、あ!」
 逃れようにも網の中に捕らわれて思うように動くことすらできない。
「おっ、これが結び目かな?」

「え、あっ?! いやああぁあんっ!」
 そうして手をこまねいている間に菊丸が器用にも、ブラウスのボタンを外してしまい、雪白の双丘があらわにされてしまった。
 あいかわらずの美しさと迫力を誇る美巨乳に、今は網目が喰い込み痛々しくも妖しい魅力が増している。
(うひょひょ~。いずみ屋謹製ボンレスハムの出来上がりですな。美味しくいただかせてもらいますよ~♪)
 菊丸はいずみを助けるフリをして、しっかりといつものように悪戯を仕掛けるつもりなのだった。
「あっ、アンっ、ああぁんっ!」
 背後から纏いついた菊丸が救助活動を開始してから30分ほどが過ぎ、山中に甘い鳴き声がひっきりなしに響いている。
 生意気にツンと上向いた二つの膨らみを捏ね繰り回し、網目と同様、指の間から肉が食み出るほどきつく握りしめ、グニグニと弄んだかと思うと、優しくゆっくりと撫でるように弄ばれる。
 そして根元から絞り出すようにグイグイと頂点に向かって扱かれ、網目から覗く乳首がピクンと上下して、全身を震わせてしいた。

 とても高校生とは思えない菊丸のねちっこい双丘責めに、普段の気丈さを忘れたように声をあげてしまう。
 喰い込んだ網の目からプクンと乳首が突起していて、この少女が早くも同級生の責めに反応してしまっているのがわかる。
「き、菊丸っ、い、いい加減にしなさいっ! あ、ああっん! や、やめっ、あんっ、やめてぇっ!」
 救助活動の間、ずっと同級生へと諫めの言葉を投げているのだが、そのたびに気を逸らすように感じやすい場所を悪戯され声を上げてしまうのだった。
「いやあ、どうにもうまく網が解けなくって。こうして手探りでやっていくしかないんだよ」
「ふ、ふざけないでっ! ただ触りたいだけのくせにっ。もういいから、千春たちを呼んできてよ!」
「ひどいなあ。こんなに一生懸命なのにそんな風に言って。うぅん、そんないずみちゃんにはお仕置きが必要ですな」
「な、なにを言って‥、~~~~~~~~っ!!!」
 嫌な予感に声を荒げるも、菊丸が「お仕置き」を実践したと同時に少女の体がビクンと網の中で跳ね上がり、声にならない悲鳴を上げていた。

「‥あ、あっ、ああっ!」
 小刻みに摩擦し、口をパクパクとさせながら舌っ足らずに「あ」の字を繰り返す様は正に網にかかり、陸に上げられた魚のようだ。
(でへ。この反応♪ あいかわらず乳首が感じやすいなあ、いずみちゃんは)
 すでに硬く尖って網目からヒクヒクと飛び出していた勃起乳首を抓み上げたのである。それだけでこの反応なのだから、菊丸が苦笑するのも無理はない。
 感じやすいといっても限度というか、高校二年生としては少々恥ずかしすぎる反応の仕方だろう。
 しかし苦笑しつつも菊丸にすれば勝気な少女が見せる愛らしい反応は堪らないもので、ますます勃起乳首を弄る指先に力がこもってゆくのだ。
 比例するように少女がビクンビクンっ、と暴れるのだが、網の中に捕らわれたままでは無駄な抵抗にすぎない。
「やっ、やめ‥、あぁ、っん! やめなさ‥っ、い、いやっ、いやぁあんっ! やめてぇっ」
 感じやすすぎる勃起乳首を抓まれ、クリクリとされる感覚に勝気なはずの少女が許しを請うように叫んでしまう。

 ただでさえ感じやすいのに、網目に喰い込み圧迫される感覚まで加わって襲ってくるのだから堪らない。
(い、いやあぁあん。なんなの、これぇ? ち、乳首がおかしくなっちゃうぅっ!)
 ゾクゾクとする気持に混乱して、菊丸の指先一つに過剰反応しながら「あんっ、ああん」と可愛い声を上げてしまうのを止められない。
 調子に乗った菊丸のお仕置きはますます激しさを増し、勃起乳首はヒクヒクと上下しながらさらに硬く尖って応えてしまう。
「いずみちゃん、そんなに暴れたらうまく解けないってば」
「あっ、あっ、あ‥! だ、だったらこんなこと‥っ、や、やんっ、いやあぁんっ」
 自分からお仕置きをしておいて理不尽に文句をつける菊丸になんとか抗議をしようと思っても、ヒクつく勃起を上下に扱かれるとすぐ泣き言へと変化してしまう。
(だ、だめっ! こんなこと続けられたらおかしくなっちゃうっ!)
 菊丸のお仕置きを受けることの危険さを知り抜いている分、なんとか逃れようと自由の利かないまま必死になって逃れようと暴れだす。

「う、うわっ、ちょっといずみちゃん?! そんなに暴れたら‥あいたっ!?」
 もがき暴れる少女を抑えこもうとする菊丸だったが、必死さが上回り頭突きを貰う格好になっていずみを手放してしまった。
(こ、このまま逃げないと‥っ!)
 好機を逃さずいずみは四肢の自由を奪われたまま地面を這い始める。
 しかし芋虫のような状態で動きは遅々として進まない。さらに動きを妨げるのが他ならぬいずみ自身だった。
(や、やだっ、ち、乳首‥こすれちゃって、ちから入んな、い‥)
 高校生とは思えない迫力のバストが無残に潰れ、勃起した乳首が地面に擦れてしまって、さっきまでのお仕置きの名残が勝気な少女の理性を奪い、高々と上げたお尻が悩ましく揺れ始める。
 早く逃げなければと焦れば焦るほど動きが滞り、上半身に負担がかかって勃起を刺激する結果になってしまう。
「んっ、んぅっ! や、やんっ、やあぁんっ! だめっ、乳首が‥アンっ」

 時折、カサついた枯葉が乳首に触れ、地面に擦られるのとは違った二つの責めに敏感すぎる勃起はヒクつきブルブル震えて動きを止めてしまう。
 ほんの数メートルも進まないうちに這う速度は本当の芋虫のように遅くなり、肩を揺らしてまるで自分から乳首を擦るような動きを見せてしまっていた。
(あ、あっ‥、あぁあんっ、だめっ、だめぇっ! こ、こすっちゃ、だめなのにっ、アンっ、こすっちゃ‥うっ!)
 菊丸のお仕置きさえ受けていなければ、ここまで情けない姿を晒す事などありえなかっただろうが、今も網目が喰い込みピーンと尖った勃起乳首が少女の理性をとろかせてしまう。
 イヤラシイ悪戯から逃げるために這っていたのに、なにをしてるのよっ! と本来の気丈な性格が叫んでくるのだが、口惜しいことに体がまったく言うことをきいてくれないのだ。
 泣きそうになりながら、それでも懸命に這えば這うほど勃起乳首が擦られ、白い喉を見せて喘いでしまうのである。
「いずみちゃ~ん。なにしてるのかなあ? 逃げるんじゃないの~♪」
「き、菊丸‥っ?!」
 背後からかけられた声にハッと振り返ると、そこにはニヤニヤといやらしい笑みを浮かべた同級生の姿が。

「うぷぷ。自分でそんなことしなくてもぼくがいるじゃないかあ」
「ち、近づかないでっ! あっ、やめっ、いやあっ!」
 霞みかけていた意識が一気に覚醒し、魔の手から逃れようと這いずる動きが加速する。
 だがもちろん何の障害もなく近づく菊丸から逃げられるわけもなく、あっさりと捕まっると高く掲げた量感たっぷりのヒップを抱えられ、器用にもスカートを捲りあげ白いレースに縁取られたパンティを露にされてしまう。
「あっ、なにするのよっ!? ばかあっ!」
「でへ。せっかく助けてあげようとしてたのに逃げ出すようないずみちゃんにはもっときついお仕置きが必要ですなあ」
「ちょっ‥、まだなにかする気なのっ? い、いい加減に‥い、いぃっ?! い、いやあっ!」
 地面に顔を押し付け髪を乱して悲鳴を上げる。菊丸がお尻を抱え込んだまま、顔を近づけそのまま舌を使ってきたのだ。
「ば、ばかあっ! あ、あんたどこを舐め‥っ、この変態っ、やめなさいってばぁっ!!」

「ヴぁか? びどいだぁ、ヴぁっぱりぼしぼぎぢないどでえ」
 いずみの言葉に気を悪くした菊丸は、お尻の谷間へと舌を伸ばしていく。
「ああっ、あ、あ、あっ! や、やめっ、あ、ああ~~~っ!」
 下着越しとはいえ、大切な部分に舌が責めてくる感覚にいずみは山中に響く悲鳴を上げる。
(うひょひょ~、蒸れちゃってすっごいニオイ♪ 汗の味が染み込んでなんとも素晴らしい味覚ですなあ)
 高校二年生の少女のお尻に顔を近づけ、あまつさえ大切な部分に舌を伸ばし、そのニオイと味とを堪能できる機会などそうあるものでもない。
 まさに秋の味覚を楽しむように、存分に舌先で谷間を蹂躙するのだった。
「あっ、あっ、あっ! やんっ、いやんっ! ‥っ、ああっン」
 ねっとりとした舌の感触が下半身に広がり、腰から下の力が抜けて行ってしまう。だが倒れそうになるいずみを許さないとばかりに、お尻を抱えたままでしつこく舌での攻撃を続けている。

「ああっンっ、アンっ、いやあっん!」
 落葉を掴み、真っ赤に染まった顔を歪ませて鳴いてしまう。
 同級生の男子に大切な場所の匂いを嗅がれ、舌先で責められる屈辱におかしくなりそうだった。しかし、それ以上に体がおかしくなってしまいそうなのだ。
 唾液と汗で濡れ汚れたパンティは薄布一枚隔ててざらついた舌の感触を伝えて、ゾクゾクと体が震えてしまうのを止められない。
 しかも身動ぎするたびに地面と乳首が擦れてしまい、勃起までが勝気な美少女を責め立てて、網に拘束され、喰い込んでくる感覚もさらに少女を追い詰めてくる。耐えられるわけがなかった。
 だがさすがにいずみである。
 普通なら音を上げてしまうだろう状態にも、いまだ強い意志の光は失っておらず、隙あらば逃げ出すきっかけを待ち続けているのである。
(だ、だめよっ、このまま流されちゃったら、とんでもないことになっちゃう! なんとか逃げ出さないと‥)
 そう思っていても網の中自由を奪われ、天敵の同級生に捕まって色責めを受け続けると、いくら気を強く持とうとしても頭の中がすぐに霞んでとろけてしまう。

 乳首が地面に擦れるたびに、体中の力が抜けてしまいそうになり、その隙を突くようにして菊丸のヌメる舌がパンティの上からイヤラシク動いてくる。
 舌先を丸めたドリルのような形で布を突き破ろうとするかのようにグイグイと前進したかと思えば、今度はパワーショベルのように舌先を曲げて、汗を掻き出すような動きに変えてくる。
 ドリルの前進に耐えようと太ももをギュッと閉じて唇を噛んでも、パワーショベルの屈強な動きに太ももから力は抜け、朱唇を開いて艶のある声を漏らしてしまう。
「あ、ぁあウっ! ぃ、いやぁっ、もういやぁっん!」
 額にべったりと黒髪を貼り付け、眉根を寄せて苦悶に喘ぐように真珠色の歯並びを見せる表情はとても高校生二年生の少女とは思えない。
 加えて網に捕らわれた全身は両胸を肌蹴させられ、フレアミニのスカートも捲り上げられて清潔そうな白い下着が丸見えという姿が17歳の少女の艶めかしさに拍車をかける。
 逃げ出そうともがけばもがくほど火照った肌に汗が浮かび、パンティもぐっしょりと濡れていく。菊丸はそんな汗まで味わい尽すように舌を動かし、美少女の閉じた両脚から力を奪ってゆくのだ。
「ああっ、アンっ! あっ、あ、あっ?! そ、そこはっ、あ‥っ、アアッ、だめっ、ダメエッ!」
 パンティの中心にナメクジが這うような幻覚に襲われ、しかし本物のナメクジではありえない動きにいずみは本当に頭がどうかなりそうになる。

 爪先立ったまま踵を浮かし、八の字を描いて腰が上下してしまう。
 ギュッと地面に爪を立てた両手に枯葉が握りしめられ形なく壊れてゆく。
(あっ、あっ?! ダメっ、だめぇ‥っ、気が、狂っちゃうっ、アソコが‥菊丸くんの舌でっ‥、トケチャウぅっ!!)
 いくらパンティで守られているとはいえ、その中心を舌で責められる感覚に気丈な少女も白目を剥き、引き結んだ口端から涎まで溢してしまっていた。誰の目にも少女の敗北は目前にまで迫っていると映るだろう。
 それでも逃げなければと、膝を、肘を懸命に動かそうとしている。
 遅々として進まない歩みも、しかしこの一時間近くにいつの間にかかなりの距離に及んでいた。
 菊丸もそれに気づくと、つくづく感心したとばかりに嘆息する。
(う~ん、さすがはいずみちゃん。ここまでされても諦めないとは‥。やっぱり他の女の子たちとは一味違いますなあ♪)
 美貌も‥肉体の敏感さも頭抜けている少女であるが、一方で意志の強さも並外れて強く、最後の最後まで諦めず抵抗を続ける心こそいずみの真骨頂だと思っている菊丸である。やはりこの気丈さは嬉しくてしょうがないのだ。

 ただ、それとこれとは話は別で、せっかく網を解こうとしてあげているのに逃げ出そうとするいずみちゃんにはお仕置きしないとねえ♪ と、しっかり楽しむ気なのだった。
「う~ん、いずみちゃんにはまだお仕置きが足りないみたいですなあ。やはりここは必殺の乾布‥、って、ありゃ?」
 立ち上がり菊丸の48の必殺技のひとつ、菊丸式乾布摩擦を繰り出そうとしたのだが、網目が邪魔をして舌の攻撃のようにはいかないことに気づいてしまう。
(そうか、このままじゃ‥。よ~し、それなら♪)
 閉じていた脚をかすかに開き腰を高々と上げたまま肩で喘ぐ美少女を見下ろし、ニンマリと笑う。
 その視線の先には網目が喰い込む白いパンティ。谷間からの渓谷には滝のような汗が太ももにまで流れ落ち、肌寒い空気に蒸れた匂いと蒸気が湯気のようにたゆっていた。
「いやあ、しかしせっかくの栗拾い。ぼくも秋の味覚を楽しみたいけど、この辺の栗はまだ落ちてないみたいだし‥、うん? こんなところに小粒だけどあるじゃないですかあ♪」
「な、なに‥? 栗なんてどこに‥? っ?!、~~~~~~~~~~~~~~っ!!」
 同級生のこれ見よがしの独白に首を捻るいずみだが、次の瞬間、白い喉を見せて仰け反り声にならない悲鳴を上げていた。

「うひょひょ~。この感触! クリクリとしてたまりませんなあ」
「きゃあうっ!! あ、あんたっ、どこを触ってんのよ‥っ、ぅ、あぁ、あぅっン~~~っ!」
「え? これって栗じゃないの? ちょっと小粒だけど」
 いずみの抗議にしれっと答える菊丸はビクンビクンっ、と摩擦し暴れる体を押さえつけ、股布の中心に沿って指を這わせながらぷっくりと突起している部分をクリクリと指の腹で撫でつける。
「ひぃっ、い、いぃっ、~~~っ!!」
 途端に網の中でいずみが仰け反り、これまで以上に激しく暴れだす。
「うわっ、もういずみちゃん。そんなに暴れたらまた網が絡まっちゃうよ」
「あっ、あぁっ‥っ!! や、や‥ぁっ! や‥め、」
 襲ってくる衝撃のあまりの凄まじさに、抗う言葉さえ満足に紡げず舌っ足らずな悲鳴に変わってしまう。

(な、なによ‥っ、これ?! だ、だめっ、だめぇっ、なんにも考えられなくなっちゃうぅ‥っ!!)
 舌でのヌルヌルとした感覚とは違う、そこから電気が体中を流れるような激しい衝撃。
 それが指でクリクリと転がされるたびに、いずみを襲ってきて抵抗どころか考えることすらまともにさせてくれない。
(うほほ~、暴れちゃって♪)
 普段は勝気な美少女が目も当てられない狂態を示すのが、嬉しくてたまらない。まして暴れている原因が自分にあるのだから、余計である。
「いっ、いやぁあっ! もうやめ‥っ、栗じゃ、ないって‥っ、きゃぁあうっ!」
「う~ん、でも小高い山の中に発見したのに諦めるなんて。そうだっ、栗なら皮を剥いてみればいいんだっ♪」
「なっ?! う、うそでしょっ! だ、だめっ、そんなのだめぇっ!!」
 菊丸のとんでもない言葉に半狂乱に暴れるいずみだったが、網の中では何もできずただ可愛いお尻を見せつけるだけにすぎなかった。

「いずみちゃんのせいで栗拾いが出来ないんだし、ちょっと確かめるくらい協力してよ」
「ば、馬鹿っ! こ、この変態っ!!」
 せめてもの抵抗と声高に罵るのだが、それも汗まみれのまま、パンティまで汚しているような格好では迫力に欠け過ぎである。
「まぁまぁ、ちょっと確かめるだけだってば」
 余裕の態度でそんないずみをいなす菊丸。もうここまでくればこっちのものだった。
「それでは‥」
 まじまじとパンティに顔を近づけ、少女の大切な部分を見詰める。自分の唾液と流れ出た汗のせいでパンティはすごいことになっていた。
 汗で濡れたパンティはピッタリと肌に貼りつき、特に中心部分は指で突くと粘度の高いねっとりした汗が溢れてくるほどだ。
(でへ。これで栗の皮剥きなんかしたら、どうなっちゃうんでしょ? それにこの匂い。ちょっとキツイけどそれがまたたまりませんなあ)
 いずみの男を惹きつける山百合のような濃厚な匂い。それが薄い布地の中に閉じ込められ、いまはツンと酸っぱさを増して菊丸を楽しませる。
「えへ。いずみちゃん、ちゃんとお風呂入ってる? すっごい臭いさせちゃって~」
「ま、毎日入ってるわよ、この変態‥ッ! あ、ああっ、い、いやっ、そんなとこ嗅がないでよっ!?」
 クンクンと鼻を鳴らす菊丸にいずみは羞恥心に耳たぶまで赤く染めて嫌々をするように首を振る。
 けれどそうやって見つめられ、匂いまで嗅がれながら抵抗すらできない口惜しさが、いずみを何とか気丈に振舞わせているのだった。
 しかしその気丈さも次の瞬間には吹き飛ばされてしまう。
「っ、~~~~~~~~~~~っ!!」
 菊丸の指先が白い布にぷっくらと浮いている突起に触れ、摘まんできたのだ。
 白目を剥き、いっぱいに開いた口からは涎まみれの舌が突き出るように伸び、声にならない悲鳴を上げる。陸に上がった魚のようにビクビクと小刻みに摩擦したまま、全身をのたうたせる。
 器用に指先を動かして皮剥きに没頭する同級生へ何かを言おうとしても言葉にならず、ただ「あっ、ああっ!」と舌っ足らずな悲鳴を上げ続けている。
(あ~あ、すごい顔しちゃって。普段はあんなに勝気なのになあ♪)

 目尻に涙さえ浮かべて、苦悶の表情に脂汗を流す美少女に菊丸は苦笑を浮かべる。普段のいずみといえば颯爽と歩く姿に誰もが目を奪われる佇まいなのだ。それがこうしてパンティ越しに女の弱点を責められあられもなく泣き喚いているのだから、いくらいずみといえども所詮は女ということなのだろう。
 と言ってもここまでされて耐えられるわけもない。いずみだからこそ、ここで踏みとどまっていられるのだ。しかしよほど苦しいのか、ねっとりとした汗が指先から手首にまで伝っていく。
「アァアンっ! あ、ああ。ぁ、あっ、あっ!」
 もうどうしようもないといった風情で美少女は切なげな悲鳴をひっきりなしに漏らして、ブルブルと摩擦し太ももを引き攣らせている。
 同級生の行う栗の皮剥きに、全身が溶け崩れてしまいそうなのだ。
「でへ。いずみちゃん、もう少し我慢してね~。あと少しで剥けそうなんだよ」
「い、いやっ、いやぁあっ! も、もう許してっ、お願いっ!」
「そんなこと言ったって栗は剥かないと食べられないでしょ♪」
「あっ、あっ、あっ! いやっ、いやよっ!」
 言いながらも皮剥き作業で可愛らしい突起を捏ね繰り回すのを止めず、その度にいずみは仰け反り悶えてしまっていた。

(だ、めぇ‥、ほんとにどうかなっちゃうっ、こんなの、気が狂っちゃ、う‥)
 布地越しというのに菊丸の器用さを示すように、徐々に女の急所が露わにされる感覚にさすがのじゃじゃ馬娘も弱音を吐いてしまいそうになる。
「だ、だめっ、だめぇっ! き、菊丸ッ、これ以上は許さないわよっ! あ、あ、ああっ! い、いやぁあっ!」
「でへへ、これで‥よしっと。いずみちゃんの剥き栗完成♪」
 そんな17歳の少女の悲痛な叫びなど無視して、とうとう菊丸は栗の皮剥きに成功し歓喜の宣言をすると、無防備になった甘栗を優しく捏ね回すのだった。
「!! っ~~~~~~~~~~~~~~!!!!」
 頭の中が真っ白な光に染まり、一瞬、意識が飛んでしまうかと思うような衝撃が襲いかかって、いずみは何を叫んでいるのかもわからない悲鳴を上げていた。
 さっきまでの責め苦が優しく感じられるほどの衝撃に貫かれて、自然とお尻が浮き上がり、次いで太ももが閉じ合わされ、踵を浮かせて爪先立ってしまっていた。
 何かに耐えようとするように柔らかい地面に爪を立て、引っ掻いていく。
 開ききっていた口を無理に閉じ合せようと、白い歯を見せて血の出るくらい強く噛みしめる。
(ひっ、ひうぅっ! 頭が、おかしく‥っ、ぅあ、あっ! だめっ、耐え‥っ、くぅっ、うぅぅっ! 無理よっ、アンッ! いやっ、駄目っ、ああンっ、菊丸に、いやんっ、負けないぃっ!)
 飛びかける意識が頭の中で意味のない単語が飛び回る。けれどいずみの本来の意志の強さが錯乱しかかる意識を繋ぎ止め、ギリギリのところで持ち堪えさせる。
 しかしあまりにも優しく、またいやらしくクリクリと苛められ、どれだけ堪えようともヌラヌラ光る舌先を覗かせて甘ったるい悲鳴を漏らしてしまう。
「あ、あ、あ、あっ、ああっ!! あンっ、ああぁアンっ!!」
「困ったなあ。なかなかこの栗が取れないぞ」
 摘んだままの栗を撫でるだけでなく、今度は引っ張るような動きまで加えて一人ごちる。
「‥っ、ああっん! そんなとこ‥ぉっ、ひ、引っ張らないでぇっ!」
「そんなこと言っても栗が取れないんじゃ‥」
「だ、だめえぇっ!!」
 なおも菊丸が栗を指先で弄ぶと、いずみはひときわ甲高く叫んで、ビクンと仰け反り、全身を引き攣るように小刻みに摩擦してしまう。
「‥ぁ、っあ、あ‥」

 荒く息を吐き、握りしめたこぶしを口元にあてて呼吸を整えながら必死に何かに耐える様子を見せる。
(ぐふふ、この我慢強さ。さすがいずみちゃん。ほんと可愛いんだから♪)
 パンティ越しにも感じる栗のヒクつきを楽しみながら、同級生の少女の気丈さにやはり一味違うものを覚えてほくそ笑む。
 とはいえ、いくら気が強いとはいえここまでくれば女の弱さをどうしても見せざるを得ないのか、さきほどからくびれた腰をいやらしくくねらせ、お尻を動かしてしまっているのが余計に菊丸を楽しませるのだった。
(だめえ、またこいつの好きにされちゃう‥。なんとかしないと)
 霞みかける意識をなんとか繋ぎ留め、この状況をどうにかしようと周囲へ目を向ける。自分が罠にかかった場所から、いつの間にかかなりの距離を進んでいたらしいのがわかるが、人の気配は感じられず助けを呼ぶことはできそうになかった。
(ど、どうしよう。このままじゃ‥)
 このまま身動きの取れないまま、菊丸に責め続けられればどうなってしまうのか。口惜しいけれど気持ちとは裏腹に身体はジクジクと疼きっ放しで、今にもとろけてしまいそうなのだ。時間が経てば経つほど不利になる状況に焦るいずみが何かに気づいたのと、菊丸が更なる攻勢に出たのはほぼ同時だった。
「でへ。いずみちゃん、そろそろ秋の味覚を楽しませてもらわないとね~♪」

「え‥? なっ、あ‥、ああっ、ああぁ~~~~~~~~っ!!」
 菊丸はまたも蒸れた汗の匂いの充満するお尻の谷間に顔を近づけ、その中心へと舌を伸ばしてきたのだ。それもパンティ越しにとはいえ、皮を剥いた栗を味わおうと。
 指先で苛められ続けた敏感な部分を今度はヌラつく舌先が包むように襲い、17歳の少女はもう悲鳴を上げるしかできなかった。
「や、やっ、やぁんっ、いやぁあんっ! そ、そんな、の‥だめっ、だめぇっ!! ほんとにダメになっちゃうぅっ!」
 全身がとろけてしまいそうな錯覚に、真っ赤になった顔を地面に擦りつけながら叫んでしまう。
「うほほ~、汗がパンティに染み込んで、また栗の味わいが増してますよ~♪」
 いずみの哀願も無視して、菊丸は秋の甘露をあますことなく味わい続けて、調味料である汗をポタポタと溢させるのだ。
「ああっ、あ、んぅっ! あ、あはぁあんっ!」
 上気した肌に汗が濡れ光り、いずみが弓なりに背を反らせるたびに汗の玉が周囲に撒き散らされる。

 内腿がピーンと突っ張り、四つん這いになりながら愛らしい悲鳴を山中に響かせてしまう。
(‥うっ! あ‥あ‥、あ、ァンっ! だめぇっ、ほんとにダメになっちゃう‥っ、このままじゃ、どうかなっちゃうぅっ‥っ!!)
 敏感な、敏感すぎる突起を指先で抓まれ捻りあげられ、クリクリと捏ね繰り回されたあげくに、異様に長く熱い舌先がねぶられてゆく。
 汗に濡れた薄い布地では完全に防ぐことなどできず、ざらついた舌もはっきりとわかるほどだった。あまりに強すぎる刺激にさすがのいずみが根を上げ、悔し涙を浮かべてひっきりなしに舌ッ足らずの悲鳴を上げ続けてしまう。
「ヤァンっ、い、いやぁっん! だめっ、ダメェッ! き、菊丸くん、許して‥っ、あ、あっ、あ、あんっ、あ、あっあ~~~~~っ!!!」
 腰をガクガクと上下させ、首を捻り高校生とは思えない悩ましさを見せて同級生に許しを乞う姿にいつもの勝気そうな女子高生の面影はなかった。
(でへへ、さすがのいずみちゃんももうギブアップみたい♪ それじゃ、そろそろ‥)
 眉間に皺を寄せ眉を八の字に歪ませながら脂汗を流す美少女に相好を崩すと、菊丸はプルプルと震えるお尻を撫で擦りながら舌先をカメレオンのように突起へと伸ばすのだった。
「っ?! そ、そこはぁっ! あっ、あぁあ?! アアッん~~~~~~~っ!!!」

 その瞬間、網が破れるかと思えるような身震いを見せて、獣のような咆哮を上げていた。
 あの講談高校で一、二を争う人気の女子高生とは思えないはしたない四つん這いの格好で仰け反ったまま、手指を地面に突き立て美貌を右に左に振りたてながら必死に何かに耐えようとしているようだった。
 眉間に深いシワを刻み、目尻に涙を浮かべて黒目がちの美しい瞳が白目を剥いたようになり、小鼻をひくつかせ朱唇をめくらせたまま口端には涎さえ零している。
「~~~~~~~っ!!」
 カチカチと歯を鳴らして必死になって叫びを押し殺そうとするのだが、菊丸の指と舌とでなおも責められると、堪えきれないように口を開いてしまい、また悩ましく叫んでしまう。そしてまたハッとして唇を噛んで首を振り、悲鳴を殺す。
(ま、負ける、もんですかっ! あ、あ、あっ! だめっ、だめぇっ! ああンっ、い、いつまで‥っ、あ、ああっ、気が狂っちゃうっ!)
 汗まみれの鬼気迫る表情を見せながら四肢を踏ん張り、いずみは襲い掛かる荒波に抵抗し続けるのだった。
 しばらく四つん這いのままでブルブル慄え続け、やがて力尽きたようにがっくりと崩れ落ちてしまう。
「‥ッ、はぁ、ハッァ、‥ん、ぁあ、んっ! こ、この‥菊丸‥ぅっ!」
 肩越しに息も絶え絶えになりながらも同級生の男の子を睨みつけるが、その視線に力はなく潤みきってトロンとしている。いまだにパンティの中心からジンジンと疼くような感覚に襲われて満足に声も出せないのだ。
 それでも地面に爪を立て、足の指を開ききって踏ん張りながらギリギリのところで堪え切ったのである。
「ありゃ、せっかくの秋の味覚なのにお気に召さないようで」
「な、なにが‥っ、?! っ、くぅうんっ! あ、ああんっ! や、やんっ! やぁあんっ!」
 菊丸の軽口に柳眉を逆立てたいずみが、またも眉根をたわめてきつく瞼を閉じて白い喉を見せてしまう。

「う~ん。ぼくだけが栗を堪能してるんじゃ申し訳ない。ここはいずみちゃんにもぜひ栗の美味しさを理解してもらわないと」
 あれだけ秋の味覚を楽しんでおきながら、菊丸はまだ楽しみ足りないとばかりに涎と汗でぐしょ濡れのパンティに手を伸ばしていたのだ。
 それにしても薄い布地はぴったりと張り付き過ぎてもう下着の意味を成しておらず、今にも透けてしまいそうでぷっくらと膨らんでいる突起がヒクヒクと疼いているのさえ見てとれるほどだ。
 その敏感な突起を指先でクリクリと転がすと、17歳の少女は気の毒なくらい身体を摩擦させ、お尻をうね狂わせてしまうのだった。
「ひぅっん! ん、んぅっ、きゃあぅっ!」
 高々と上げたお尻がピクンピクンと小刻みに上下し、そのたびに大地を踏みしめるように足指が開き、キュッと噛むような仕草をしていた。その様がなんとも愛らしく、菊丸は面白がって突起を転がしては、いずみの両脚が八の字を描き内股をピーンと引き攣らせるのを楽しむのである。
(あっ、あっ、あっ‥! や、やンっ! 腰が動いちゃうっ、こ、こんな奴にオモチャにされてるのにいぃっ!)
 口惜しさに唇を噛みしめても、パンティ越しに突起を可愛がられてしまうと「アアン!」と白い歯を見せて喘いでしまう。
 菊丸の指が動くたびに薄布では吸いきれなくなった汗がトローっと糸を引いて落ちてゆく。

 全身を汗にまみれさせ黒髪を振り乱し、悶え狂う17歳の少女は芸術の秋にも相応しい見せ物と化して、見物客が菊丸一人なのがもったいないと思えるほどだった。
「いや‥っ、いやいやっん! もうだめえっ! あぁんっ、とけちゃうっ、アソコがおかしくなっちゃううぅっ!!」
 もうなにも考えることもできず、自分がさっき見つけた違和感も呑み込まれてしまっている。自分がどんなに恥ずかしいことを叫んでいるかもわからなくなってしまっていた。
 とにかく頭の中は真っ白になっていて、菊丸の指先に口惜しくても逆らえず泣き喚いてしまう。
 もう一度、さっきのようなことをされたら、今度こそ菊丸の前で死ぬほど恥ずかしい姿を見せてしまいかねない。それがわかっているのに網の中に捕らわれた身ではどうすることもできず、もう菊丸のニヤニヤした笑い顔が瞼に焼き付いてくるのだった。
 その笑い顔に見られながらいったい何度恥ずかしい姿を晒したことか。
 悔しいことに出会ってから今までの一年近い間にいずみは菊丸に女であることを教えこまれていた。一月に一度のことが週に一度に、三日に一度になり、果ては一日の間に何度も菊丸に屈することさえあった。
(い、いやっ‥、またコイツに見られちゃうっ! ああン、わたしの身体、どうなっちゃうのよっ?)
 真っ白になった頭の中に浮かぶのはいつもその笑い顔で、いくら口惜しいと思っても逆らえずに腰を突き動かして泣き喚いてしまうのだ。
「ああっ、いや、いやぁあんっ! き、菊丸くんっ、み、見ないでっ、もうダメっ、ダメエぇっ!!」
 なんとかこの状況から逃れようと必死になって全身を息ませ、もがく手足は何かを掴もうとするかのように伸ばされてゆく。

(うひょひょ~♪ これが見ないでおけますか! あの悔しそうな顔、堪りませんなあ。さて、今度も耐えられますかなあ♪)
 菊丸は摘まんでいた突起をさっきと同じように、いやそれ以上の強さと激しさで引っ張り上げる。その際にクリクリと捻りを加え今度こそ耐えられる限界の衝撃を与える念の入れようだった。
「!! っ、~~~~~~~~~~~~~っっ!!!」
 目の前がチカチカと輝き、意識を失いそうな衝撃に襲われていずみはもう白目さえ剥いて悲鳴を上げていた。
 おこりに罹ったように全身をブルブルと震わせながら、お尻をはしたなく上下させ続ける。
(だ、めぇっ! も、もう無理よっ、こんなの、たえらんない‥っ!)
 女の急所から送られる荒波に襲われ、さしものいずみが踏み止まることもできずさらわれかけていた。
 いつも悪戯騒ぎを起こしては叱り付けている同級生の前なのに、情けなく悲鳴を上げてしまう口惜しささえ頭から消え失せ、真珠色の歯並びを口いっぱいに開いて見せてしまう。
 額に浮かんだ玉の汗にべったりと黒髪を張り付かせ、くっきりとした眉が苦悶に歪み、普段は理知的に輝く瞳はとろんと霞んでいる。高校生とは思えない凄まじい色香を放ちながらいずみは「アッ、アンッ、ダメッ、ダメッ、イヤァッ!」などと叫んでは頭を振り、そのたびに黒髪から汗が飛び散っていく。

「いずみちゃ~ん、どう? ぼくの特別栗調理法。たまんないでしょ♪」
「あっ、あっ、き、菊丸っ、この‥っ、あ、こんな‥っ、覚えてな‥さ、いっ、いぃっ! い~~~~~~っ!!」
 話しかけてきた菊丸を振り返り、気丈にも言い返そうとするいずみだったがいやらしく指を動かされ、背を弓なりに反り返らしてまた情けなく悲鳴に変えてしまう。
 いくら悔しくても敏感すぎる体が耐えることを許してくれない。
「ああッ、あ、あんっ! だめっ、もう‥だめっ! ゆ、許してッ!」
 菊丸相手に許しを乞う屈辱よりも自分が見せてしまう狂態が勝って勝気な少女からそんな言葉が迸る。しかし菊丸が許してくれるはずもない。どころか、摘んでいる突起を捻るようにしてさらに刺激を与えてくる始末だ。
「いやっ、ああ、いやぁっ! う、あっ、き、菊丸っ、菊丸うぅっ!!」
 クラス中の憧れの的の美少女が引きつったように摩擦し、同級生の名前を呼び上げる。いつもなら怒声であるその声色は甘くねだるような音色になって山中に響き渡った。
 全身の力を集めて一度は耐え切ったものの、まだ導火線には火の点いたまま、決して消えたわけではないのだ。それどころか火薬の量はさらに増やされ、火勢は強く激しくされてしまって、もうあと数ミリ、いや一ミクロンにまで迫って消すことは不可能なところにまできてしまっていた。
 バチッ、バチッと火花の散る音がいずみの頭の中に響いた気がした。
「あっ! あっ! ああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!」
 身体中が弾け飛ぶかと思うような衝撃が襲い掛かった。いずみは全身を突っ張らせ、背中を反らし、汗を散らして摩擦し、手足の爪が地面を抉るように引っ掻き、涎まみれの舌を覗かせて凄まじい叫びを上げ続ける。
(だ‥め‥ぇっ、もう、たえ‥らんない、頭おかしくなるぅっ‥、あっ、あっ、ああっ! 菊丸うぅっ!)
 もうなにもかもがわからなくなってしまっていた。
 自分が山中でパンティ一枚の格好で四つん這いになって泣き喚いていることも、菊丸の前で恥ずかしい姿を晒していることすらも消え失せてしまう。
 パンティの奥から襲うあまりにも強すぎる感覚に、さしものいずみが天敵の前だというのに、屈辱的な敗北を告げるように泣き喚く。
「だめっ、だめえっ! もう、だめぇっ!!」
 これまで以上に甲高く叫びを上げると、四つん這いのまま背中を思い切り反らしていた。自分を守る理性という壁にヒビが入るのが見えてしまう。
 目の前がチカチカと眩い光に包まれ、開ききった口の端からトローっと涎が垂れ落ちる。
 高校生の少女では支え切れない情報量が一気に襲い掛かってきた。知りたくもない同級生の指や舌の触感、からかいの言葉、にやけた笑い顔。そうした全てがいずみの頭の奥に刻み込まれ、知らずその名前を叫んでしまう。
「ひっ‥、ぅ、あっ、き、きく、きくまる‥うぅっ! 菊丸っ、菊丸‥菊丸ううぅっ!」
 山中に高校生の少女が放ったとは思えない艶かしい声が響き渡った。
 じゃじゃ馬娘が悔し泣きしながら何度も何度も同級生の名前を叫び続ける。
(も、もうだめぇっ、な、なにもかんがえられないっ! 自分じゃなくなっちゃウッ、こんな、こんなのっ、き、菊丸うぅっ!)
 こんな山の中で人としての尊厳を奪われ、ただの女であることを教え込まれてゆく。
「でへへ。強がってたけどすっかりお気に入りのようですなあ、菊丸流栗調理術。このままぼく好みに調理しちゃいますよん♪」
 じゃじゃ馬専門の調教師の宣言に、さしものいずみも手も足も出ず泣き叫ぶしかない。
 こんなことを繰り返されれば、本当に逆らえなくなってしまう。菊丸の女に、ペットにされてしまう‥。
(こ、こんな奴の、好きにされちゃうなんてッ‥?!)
 屈辱と嫌悪感に包まれるも身体が言うことを聞いてくれない。
「ほらほら、もう強情張らない。観念してぼくの女になっちゃおうよ?」
「ああっ、い、いやよっ、あんたの女になんてっ、あ、あっ、あ!」
「無理しちゃって。ここ、こんなにしてるくせに♪」
「ひっ、ひッ、ひいぃ‥いっ!」
 ぴったりと大事な部分に張り付き透けたパンティに浮き出る木の芽はヒクヒクと疼いているのが丸わかりで、そこを菊丸が意地悪くクリクリと指先で可愛がるたび、いずみは為す術もなく泣き喚き、四つん這いの四肢を無様に慄わせてしまうのだ。
「さ、いつまでも強情張ってないで。でないといつまでもこのまま可愛がっちゃうけど、それでもいいのかな~♪」
「い、いやっ、こんなの続いたら、ほんとにくるっちゃうぅっ!」
「それなら強がらないで素直に言っちゃおうってば。さ、ぼくの可愛い可愛いいずみちゃん♪」
「あっ、あ、あぁあンっ! も、もうだめっ、だめっ! き、菊丸っ、きくまるううっ!」
 悔しさに歯噛みし、切なげに眉をたわませ、肩越しに憎き同級生を睨みつけ、けれど「でへ、なんですか~、ぼくのいずみちゃん?」と促されると堪えきれずに唇が開いてしまう。
「‥っ」
「聞こえませんなあ」
 小さく呟くような言葉をもう一度と、意地悪く聞き返す菊丸。
「ぁ、あぁんっ、菊丸っ、きくまるっ! い、いずみはあんたの‥っ! あ、ああっあ、~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ
 問題児を相手に講談高校を代表する美少女が、もう観念しきったように山中に響く叫びを上げて泣きじゃくる。
 なにを口にしたのかもわからないほど追い詰められ、伸ばしていた手の中に握られていたロープを無意識のうちに引っ張り上げていた。
「つ、ついにいずみちゃんが負けを認め‥え、なんだ?」
 いずみがロープを引っ張ったと同時に、菊丸の頭上に影が差し、あとは雪崩のように毬栗たちが降ってきたのである。
「いっ、いって~~~~~っ!!!!」
 頭と言わず背中と言わず、全身に大量の毬栗が突き刺さり、菊丸は痛みに地面をゴロゴロと転がり廻るのだった。
 いずみの引っ張ったロープは、あらかじめ大量に用意されていた毬栗が降り注ぐという、イノシシ退治の為に用意されたもう一つの罠だったのだ。
 しばらくは菊丸が痛みに転がっているのにも気付かず、力なくくったりと倒れていたいずみだったが、ようやく周りに目を向ける余裕が戻って「‥あ。危ないとこだった~」と胸を撫で下ろす。
「‥まったくいっつもろくな事しないんだから」
 いくら自由を奪われていたとはいえ、ああも好き放題されてしまうなんて。つい今しがた叫んでしまった台詞を思い返し、屈辱に頭を振りたくる。
 唇を噛みしめるも、いってしまった事実は取り返せない。
「ほんっと最近のこいつ、調子に乗りすぎよ! なにがぼくのいずみちゃん、よ?!」
 いまだのたうつ菊丸を見つめ、苦々しく呟く。
 しかし悔しいことに、菊丸の暴走を止められず、どころかこうして逆らえないことの方が多くなっているのも事実なのだ。もし捕縛用の罠に助けられなかったらどうなっていたことか。
 いずみの脳裏に、それは同級生の妄想といずみの心を読む能力とが加わった汗の匂いも感じられるような現実味を伴って浮かび上がる。
(~~~~~っ、じょ、冗談じゃないわ! ぜったいこんな奴の女になんかなるもんですか)
 そこに浮かぶあまりにあまりな光景に絶句し、頭を振って嫌な想像を打ち払う。
「でも、ああん、けっきょくわたしどうやって抜け出せばいいのよ~?!」
 しばらくして。
 二人の姿が見えないことに気づいた千春とリンダによって、いずみはようやく猪捕縛の罠から逃れることができたのであった。

 


「さ、菊丸くん。そろそろ帰りましょうか」
 帰り支度を整え終えたいずみは、にっこりと笑いながら同級生に笑いかける。
「あ、あの‥いずみちゃん」
「あら、なにかしら、菊丸クン?」
 怯えるような問いかけにますます笑みを深くする。
「いやその、ね? もしかしてこれ、全部ぼくが持って帰るのかな~っ、て」
「だって菊丸くん、秋の味覚が大好物なんでしょ?」
 もう笑顔というより、別の何かに見える表情を張りつけたまま、ゆっくりと菊丸に答えるいずみにさすがの千春とリンダも冷や汗をかいて見守るばかり。

「も、持って帰るのはいいんだよ、うん! で、でもほら、全部イガだらけだし‥」
 菊丸も何かを感じ取っているのか、だらだらと汗をかきながら後ろへ下がり始める。しかしそれで逃げられるわけもない。
「い・い・か・らっ、持って行きなさ~~~~いっ!!!」
「は、はいぃぃっ!! い、いって~~~~っ!!!」
 いずみの号令に山と積まれた毬栗を必死にかき集めて背に負う菊丸があまりの痛みに飛び上がるのを後目にさっさと山を下り始めるのだった。

まったくもうっ! せっかくの栗拾いが台無しじゃないの!

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コメント

  1. みなみ より:

    やっぱりいずみちゃんが責められるのは見てていいもんですね~。

  2. プリンヌ より:

    いずみちゃんサイコー!

  3. HI-R より:

    改稿ご苦労様です。
    いずみ好きとしては嬉しいかぎりです。

    • 虎馬屋@管理人虎馬屋@管理人 より:

      >>HI-Rさん

      どうもありがとうございます。
      毎回、先生ばかりで申し訳ないです。