ハートキャッチいずみちゃん SS_31

小説管理人作品
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「ドッキリ!! クリスマス?!の巻」


こんばんは。
今日は桂木先生のお手伝いで教会にボランティアに来てるんです。
え、なんでそんな格好してるかって?

「とほほ。なんでぼくがトナカイなのさ」
「あら、よく似合ってるわよ。菊丸くん」
「菊丸くん、かわいい~」

「そう言わないで。子供たちのためじゃない」
 肩を落として愚痴をこぼすトナカイのキグルミに、いずみ、千春ともう一人、サンタクロースの女性型衣装というべきミニスカート姿の桂木先生が慰めともつかない声をかける。

 そうなんです。
 今日はクリスマスイブ。
 教会に集まる子供たちにわたしたちでクリスマスプレゼントをあげちゃおうってことに。
 わたしと千春で子供たちの相手をしてる間に、菊丸くんたちは煙突から中に入ってプレゼントを配ろうってわけ。

「それじゃ、そろそろ準備を始めましょ」
 いずみの声を合図に菊丸たちは煙突のある裏手に、いずみたちは神父の待つ玄関先へと移動をするのだった。
「ふえ~、け、けっこう深いんですね、先生」

「そ、そうねえ、一階分だからと思ってたけど‥」
 平屋部分の屋根から突き出た煙突の口を覗き込み、思いのほか底が深かったことに今更気づかされてしまう。
「そ、それじゃ先生からお先にどうぞ」
「あ、あら、菊丸くんからでいいわよ」
「なに言ってるんですか、サンタさんが先に行かなくてどうするんです」
「それを言うならトナカイの方こそ先に行かなきゃダメじゃないの」
「う‥」
 確かに真っ赤なお鼻のトナカイが道先を照らすからこそ、サンタも安心して通れる道理である。
「ほら、早く降りてよ、菊丸くん」

「ちょっと待って下さいよ、先生。荷物もあるしそんなに早く降りれないんですって‥ば、?!」
 現金なもので菊丸を先に行かせておきながら、今度は歩みが遅いと文句を言う桂木先生に言い返そうと顔を向けた菊丸だったが、視界に入った光景に言葉を失ってしまう。
(こ、これは‥っ! サンタさんの一足早いプレゼントですか~~~?!)
 煙突の中に据えられた梯子に足をかける女教師を仰ぎ見る格好の菊丸からは、サンタ衣装のミニスカートからばっちりとその中身が覗けているのだった。
 むっちりと迫力たっぷりのヒップを包む布地は、サンタ衣装を意識してか聖職者に似合わない赤のレースで、片足を上げた状態だけに谷間に喰い込む様が凄まじい色香を放っている。
「? 菊丸くん、どうしたのよ。早く降りてってば」
 いつまでも上を見上げたまま動こうとしない菊丸に桂木先生が催促するように声をかけるが、菊丸は固まったまま目を見開いているだけだった。
「ちょっと、ほんとにどうしちゃったのよ、菊丸く‥ん? きゃ、きゃあああああっ、どこ見てるのよ、あんたはあっ!!」
 固まり続ける菊丸の視線の先がどこを向いているのかようやく気付いた女教師が慌てて裾を抑えながら羞恥に悲鳴を上げる。


こんばんは。
今日は桂木先生のお手伝いで教会にボランティアに来てるんです。
え、なんでそんな格好してるかって?

「とほほ。なんでぼくがトナカイなのさ」
「あら、よく似合ってるわよ。菊丸くん」
「菊丸くん、かわいい~」

「そう言わないで。子供たちのためじゃない」
 肩を落として愚痴をこぼすトナカイのキグルミに、いずみ、千春ともう一人、サンタクロースの女性型衣装というべきミニスカート姿の桂木先生が慰めともつかない声をかける。

 そうなんです。
 今日はクリスマスイブ。
 教会に集まる子供たちにわたしたちでクリスマスプレゼントをあげちゃおうってことに。
 わたしと千春で子供たちの相手をしてる間に、菊丸くんたちは煙突から中に入ってプレゼントを配ろうってわけ。

「それじゃ、そろそろ準備を始めましょ」
 いずみの声を合図に菊丸たちは煙突のある裏手に、いずみたちは神父の待つ玄関先へと移動をするのだった。
「ふえ~、け、けっこう深いんですね、先生」

「そ、そうねえ、一階分だからと思ってたけど‥」
 平屋部分の屋根から突き出た煙突の口を覗き込み、思いのほか底が深かったことに今更気づかされてしまう。
「そ、それじゃ先生からお先にどうぞ」
「あ、あら、菊丸くんからでいいわよ」
「なに言ってるんですか、サンタさんが先に行かなくてどうするんです」
「それを言うならトナカイの方こそ先に行かなきゃダメじゃないの」
「う‥」
 確かに真っ赤なお鼻のトナカイが道先を照らすからこそ、サンタも安心して通れる道理である。
「ほら、早く降りてよ、菊丸くん」

「ちょっと待って下さいよ、先生。荷物もあるしそんなに早く降りれないんですって‥ば、?!」
 現金なもので菊丸を先に行かせておきながら、今度は歩みが遅いと文句を言う桂木先生に言い返そうと顔を向けた菊丸だったが、視界に入った光景に言葉を失ってしまう。
(こ、これは‥っ! サンタさんの一足早いプレゼントですか~~~?!)
 煙突の中に据えられた梯子に足をかける女教師を仰ぎ見る格好の菊丸からは、サンタ衣装のミニスカートからばっちりとその中身が覗けているのだった。
 むっちりと迫力たっぷりのヒップを包む布地は、サンタ衣装を意識してか聖職者に似合わない赤のレースで、片足を上げた状態だけに谷間に喰い込む様が凄まじい色香を放っている。
「? 菊丸くん、どうしたのよ。早く降りてってば」
 いつまでも上を見上げたまま動こうとしない菊丸に桂木先生が催促するように声をかけるが、菊丸は固まったまま目を見開いているだけだった。
「ちょっと、ほんとにどうしちゃったのよ、菊丸く‥ん? きゃ、きゃあああああっ、どこ見てるのよ、あんたはあっ!!」
 固まり続ける菊丸の視線の先がどこを向いているのかようやく気付いた女教師が慌てて裾を抑えながら羞恥に悲鳴

続きはfantiaから

コメント

  1. かめ より:

    管理人さま

    コロナで自粛が一部解除されていますが、お住いの地域は大丈夫ですか?
    私のところはまだ解除されてなく、引きこもりの毎日ですが。

    慶子先生は可愛いですねぇ。最高です。
    勝気で折れない心はさすがですが、菊丸に負けていく感じもいい感じです。

    菊丸の乾布摩擦も名人の域に達していますね。
    気の強い女のしつけ方も大したもんです。

    いずみちゃんや千春ちゃんやリンダから絶対に白い目で見られてますよ。
    ロッカーの外から先生の心をのぞいたらどんな感じでしょうね。

    団鬼六先生の鬼百合峠?(題名は間違っているかも)好きでしたね。
    ヒロインの勝気な描写が好きでした。
    縄瘤+ずいき、山芋なんかあったような。
    ビジュアル的にはケン月影先生が好きでしたね。

  2. 虎馬屋@管理人虎馬屋@管理人 より:

    >かめさん

    お気遣いありがとうございます。
    わらくしは自粛関係なくお仕事しております。
    そろそろ東京も解除になりそうですが、カラオケ行きたいです。

    桂木先生を気に入っていただけるとサイト運営している身として嬉しく思います。なにせ9割管理人の思い込みですので。
    先生のことは登場初期はともかくいまは三人娘的に呆れて下に見ているようです。まぁ教師のくせにアレなので。

    鬼百合峠もいいですねえ。基本、悪辣な罠にかかって拷問じみた凌辱で屈するのが好みなのです。
    時代物は任侠か武士嫁かですがどちらも好きです。
    ケン月影先生は時代物ですね、うん。