「菊丸式愛の看病術?!の巻」

こんにちは。
今日は桂木先生のマンションにお邪魔してるんです。
というのも。
「わざわざお見舞いに来てくれるなんてごめんなさいね、二人とも」
「なに言ってるんですか、もともとはこいつのせいなんですから‥って、なにやてんのよ、あんたはっ!」
出迎えてくれた担任教師の挨拶にいずみは事の元凶。きょろきょろと部屋の中を物色していた同級生の頭を殴りつける。
「あいててっ、い、痛いってば、いずみちゃん」
「まったく。菊丸くんのせいで風邪引いちゃったのよ。少しは申し訳ないと思わないの?」
「悪いと思ったからこうやってお見舞いに来たんじゃないか」
いずみのお小言に不満そうに口を尖らせる。
そうなんです。
菊丸くんの風邪が感染っちゃって、もう一週間も休んでたの。今日はそのお見舞いにきたってわけ。
「まだ学校には来れそうにないんですか?」
「もう動けるようにはなったし、だいぶよくはなったんだけど、まだ少し熱が残ってて。でも来週には出られるわ」
生徒に感染さないためにもあと二、三日は様子を見るよう言われちゃったのよね、と長い休みに心苦しそうな様子を見せる。
「きちんと治してもらったほうがわたしたちだって安心できますから気にしないでください。ね、菊丸くん」
「そうですよ、元気が一番!」
「無駄に元気なのもねえ? 先生」
「ひ、ひどいなあ、いずみちゃん」
二人のやりとりにクスクスと笑っている桂木先生に、そういえば、と思い出したようにいずみが口を開く。
「先生、お食事はどうしてたんですか?」
「あんまり食欲がなくってここ二、三日はスープで済ませちゃってたんだけど」
「え~、駄目ですよ。こういうときこそ栄養のあるもの摂らなくちゃ」
「それはそうなんだけど‥」
「それならお昼はわたしに任せてください。そろそろお店も開く頃だし、材料買って来ちゃいますから」
時計を見れば九時を半ばまで過ぎて、今から駅へ戻ればちょうど開店時間に着くだろうと、そのまま買い出しに向かうのだった。
「ふぅ、風邪を引いたばっかりにいずみちゃんに迷惑かけちゃったわね」
「先生が悪いんじゃないんだし、気にすることないですよ。ぼくらだってお世話をするために見舞いに来たんだし」
菊丸としても風邪を感染してしまった責任を感じているのだろう、申し訳なさそうにため息をつく桂木先生に明るく笑いかける。
「さ、そんなことよりいずみちゃんが戻るまで休んでてくださいよ。それまではぼくが部屋の掃除とかしちゃいますから」
腕まくりながら寝室へと先生を促す菊丸。いずみは買い出し、菊丸は洗濯掃除と割り振ったのだ。
「‥ほんとにごめんなさいね。それじゃお言葉に甘えて休ませてもらうわね」
久しぶりに人と会ったことで、少し疲れが出てきたこともあって慶子は寝室に戻ると教え子の鼻歌と掃除機の音を聞きながら眠りにつくのだった。
「‥先生、先生?」
「ん‥、菊丸くん?」
「よかった、うなされてたから心配したんですよ?」
そう言ってホッとしたように胸を撫で下ろす菊丸。
「やだ、パジャマがぐっしょり‥」
どうやらうなされていたようだ。時計を見ると30分ほど眠っていたようだが、ずいぶんと汗をかいてしまっている。寝汗で張り付いたパジャマの不快感に眉をしかめた。そうして女教師の艶姿に鼻の舌を伸ばす菊丸に気付き、開いた胸元に腕を回して隠して叱りつける。
「こらっ、どこ見てるの?! んもう、起こしてくれたのは嬉しいけど、女性のことをそんな目で見るんじゃありませんっ!!」
「そ、そんなんじゃないですよ。ぼ、ぼくはただ汗をかいてるから心配してただけで‥」
女教師の剣幕に慌てて弁解する菊丸に、まったくもう、とため息をつく。
「もういいわ。着替えるからあっち行っててちょうだい」
菊丸を追い出すとタンスから着替えを取り出す。下着も濡れていたのでそのまま取り替えようと、紅いレースの紐パンティーを選ぶ。
ちょうど女教師が下着を穿き替えたときだった。
「先生、もう着替え終わりました~?」
「き、菊丸くんっ?! ちょ、ちょっとなんで入ってくるのよ、着替えるって言ったでしょっ!」
パンティー一枚のまま突然の乱入者に眦を吊り上げるのだが、菊丸は悪びれた風もなく手にした洗面器とタオルを掲げてくる。
「いやあ、先生が汗をかいたでしょ? 風邪だし、シャワーも浴びられないだろうと思って」
「だったらそれを置いて早く出てってちょうだいっ!!」
「なに言ってるんですか。せっかくぼくがいるんですから、体を拭くのは任せてくださいよ」
何食わぬ顔でそんなことを言ってくる菊丸に、桂木先生の顔が引きつる。
「じょ、冗談じゃないわっ、なんで菊丸くんに拭いて貰わなきゃいけないのよ?! 自分でやるから出てってたらっ!!」
「まぁまぁ。いずみちゃんからも看病を頼まれましたし、先生も病気なんですから無理をしないで」
「無理なんてしてないわよっ! だ、だいたいあんたのことだから、体を拭くフリしてまたわたしに変なことするつもりなんでしょっ?! そうそう好きにされてたまるもんですかっ‥あっ、きゃああっ!?」
躙り寄ってくる菊丸から離れようと後退っていた桂木先生だが、焦りからベッドに足を引っかけて倒れてしまいそうになる。
「おっと、危ない♪」
「い、いやっ、離してっ、離しなさいっ!!」
そんな女教師を素早く支えた教え子に礼を言うよりも逃れようともがくのだが、がっしりと抱きとめられて無駄にあがくだけに終わってしまう。
「ひどいなあ、せっかく助けてあげたのに。とにかく落ち着いてくださいね」
「あっ、いやあっ!」
そのままベッドに腰掛ける形に座らされ隣に図々しく菊丸も腰を下ろすと、お湯で蒸されたタオルを手に桂木先生の体を拭き始める。
「うわあ、汗がすごいですよ、先生。このまま放っといたら風邪がぶり返しちゃいますね」
「や、やめてっ! あ、アンっ、じ、自分で拭くって‥言って‥っ、あっ、アアッ!! いやぁあっん」
背中やお腹、腕、首回りを手早く拭いた菊丸は特に汗の集まった胸元にとタオルを持ってゆく。
「遠慮しないでいいですってば。先生とぼくの仲じゃないですかあ♪」
「どんな仲よっ!? ‥っ、あ、あっ! バカァッ、やめなさいってばあっ!!」
暴れもがく担任を抱きしめながら、菊丸は見事なカーブを描く膨らみを濡れタオルで揉むようにして拭き始める。
「あっ、あ‥っ、だめぇっ!!」
蒸しタオルの温かさを心地よく感じるが、それ以上にタオル越しとはいえ教え子の手の感触を感じてしまって、背筋をピーンと伸ばして悲鳴を上げてしまう。
「ここの谷間は蒸れちゃうから、とくに念入りに拭いておかないとね~」
「アアんっ、いやあっ!!」
言葉通り、他の場所とは違う実に丁寧な仕草で90センチの美麗なバストを拭いてゆく。手のひらで全体を揉むようにしたかと思えば、根本から根こそぎ絞るように揉み、そして膨らみの頂点を優しく撫でるように拭かれて、慶子は堪らず声を上げてしまう。
「や、やめ‥っ、ああうっ、菊丸くんっ、やめてぇっ!!」」
「んもう、動かないでくださいよ。ちゃんと拭けないじゃないですか」
担任を叱りつけながら、タオルの中で無残に形を変える膨らみの柔らかさを楽しみつつ、久しぶりの女教師の愛らしい反応に相好を崩す。
(う~ん、このボリューム。柔らかさといい張りといい、やっぱり先生のオッパイは最高ですなあ。なによりこの敏感さ! ぐふふ、ほんと弄り甲斐がありますな~♪)
アンッ、アアァン! と愛らしい声で鳴き始める女教師の反応に、早くも感じ始めているのを察知する。それが証拠に先端部分が硬く尖り始めて勃起状態になりかけているのだ。菊丸が喜ぶのも無理はない、桂木先生の敏感さだった。
「あっ、あんっ、だ、だめっ、そんなところ‥ぉっ!? い、いやんっ、いやぁあんっ」
勃起しかけた乳首をタオル地に包まれそのまま軽く指先で扱かれる拭き方に、慶子は背を反らして嫌々をするように頭を振りたくる。これだけで全身に電気が走ったような衝撃に襲われてしまうのだ。
(だめぇっ、気をしっかりもたないと‥っ、また好きにされちゃうっ)
そう思っても蒸れたタオルで乳首を扱かれる心地よさに、尖りかけの乳首は女教師の意志を裏切ってカチカチに勃起していってしまう。
「うっ、くうぅんっ! も、もういい加減に‥ぃっ、あ、アァンっ」
しつこく胸の汗を拭かれながら頬を上気させ、潤む瞳で菊丸を睨みつけるのだが、勃起乳首を優しく丁寧にしごかれると強く注意しかけた言葉もとろけたように窄まり、情けない喘ぎに変えられてしまう。
悔しいことにどれだけ嫌だと思っていても、敏感すぎる女体は汗を拭く行為にさえ反応してしまうのだ。
もちろん、すでに汗を拭くなど菊丸の大義名分に過ぎないのはわかっている。だからこそ自分の弱い部分を知り尽くし的確に、あまりにもツボを心得た教え子のやり方に反応してしまう敏感すぎる肉体が悔しくて仕方がないのだ。
(本当に高校生なのっ、この子‥っ?!)
芋虫のような不器用そうな指のくせに、五本それぞれに意志があるかのような繊細な動きを見せ、肉の丘を蹂躙して慶子を狂わせるのである。
まだ18歳の高校生なのに女を悦ばせる術をこうまで心得ている教え子に畏怖すら覚えるほどだ。
25歳の自分が教師としても大人の女としても見せてはいけない表情を、声を、肉体の反応を引き出され、年下の女のように扱われてしまう。慶子のような真面目な、教師としての自負を強く持つ女には耐えられない仕打ちであった。
それなのにこの問題児を突き放すことも出来ない。問題児であるが故に教師として導かなければという思いが桂木慶子を縛り付け、結果として学校の中だけでなく、私生活にさえ入り込まれてしまうのだ。
(む、胸を揉まれてるだけなのに‥、どうしてこんなに‥)
学校を休んでいる間、菊丸に悪戯されていなかった肉体は無意識に刺激を求めてしまう。おぞましいことに慶子の肉体はすでに菊丸の悪戯を習慣として受け入れてしまうようになっていた。
それを証明するように、会えない間はまるで求めてでもいるように菊丸との記憶にうなされてしまっていた。
いつかの数珠のパンティを穿かされて一日を過ごしたり、痴漢退治を名目に電車の中で苛め抜かれたり、ヒーローショーの演技指導で子供たちの前で菊丸のモノになると誓わされたり。
微熱が意識を朦朧とさせ、胸を自由にされるうちにそんなことが頭に浮かんでは消えてゆく。また夢を見ているのだと錯覚してしまうような非現実的な悪戯は、夢よりもさらに25歳の女体を追い詰め狂わせてくるのであった。
「ああンっ、もう嫌っ! 菊丸くんっ、許して‥っ、わたし、おかしくなっちゃうっ!」
耐えられず、後ろに支えていた腕を教え子の首に回して抱きついてしまう。教師としてパンティー一枚の姿で行うにはあまりに恥知らずな行為であったが、結果としてそれが功を奏したことになる。
「せ、先生、そんなにくっつかれたら汗が拭けなくなっちゃうよ?!」
そう言いつつも、美人教師にしがみつかれて悪い気はしないのか、間近にある美貌を鑑賞しつつ、よしよしとばかりに頭を撫でる。
(でへ、先生に抱きつかれちゃった♪ それにしてもおっぱいだけでこんなに感じるなんて、ほーんとだらしないっていうか、かわいいっていうか‥)
ようやく止まった汗拭きに落ち着いたのか、桂木先生は教え子に抱きついたまま頬をすり寄せるようにしてハァハァと息を整えていた。
「う~ん、さっきもうなされてたし、汗もこんなにかいたままだし、まだ具合が悪いんじゃ‥。あ、そういえば薬はもう飲んだんですか?」
「え‥、く、薬? あ、そういえばっ」
朝から二人がお見舞いに来るというので、つい薬のことを忘れていたことに今更に気付いてしまう。
「え~、飲んでなかったんですか?! 駄目じゃないですか、それじゃあ治るものも治りませんよ。今からでも飲みましょうよ」
「あ、でも‥」
ちらりとベッド脇にある棚に顔を向ける先生の視線を追うと処方箋が置いてあった。しかし桂木先生は薬に手を伸ばそうとはせず、目元を赤らめて躊躇したままなのだ。
「? どうしたんですか。お水なら今持ってきますよ」
「あ‥、待って‥っ!」
水を汲もうと立ち上がり、棚にある処方箋に手を伸ばすのを慌てて止めようとする女教師だったが、その時にはもう菊丸は中にあった薬を手にして固まっていたのだった。
「‥あれ? これって、もしかして‥座薬」
教え子の困惑した声に真っ赤になって俯いてしまう。錠剤よりも効果が高いということで座薬を渡されていたのだ。
薬を持ったまましばらく呆然としていた菊丸だったが、女教師の恥ずかしそうに俯く姿を見てニンマリといつもの笑い顔を作ると、
「それじゃあ、さっさと薬を入れて楽になりましょう。なあに、心配はいりません、ぼくがちゃあんと入れてあげますから」
「なっ、なに言ってるのよっ、菊丸くん?!」
とんでもないことを言ってのける菊丸に、信じられないとばかりに俯けていた顔を上げる。
「まだ具合も悪そうだし、こういうのはきちんと入れないと効果が出ませんからね。せっかくぼくがいるんだから、ここは安心して任せてください」
「じょ、冗談じゃないわよっ、安心なんて出来るわけないでしょっ! さっきだって汗を拭くフリして‥、あっ、いやっ、近寄らないでっ!!」
「でへ。いつまでもワガママ言ってないで、早くお尻を上げて下さいよ~♪」
「あ?! きゃあああっ!!」
さっきからワガママばかりの女教師をベッドの上にうつ伏せにさせると、腰を掴んで無理やりお尻を突き出す格好をとらせる。そしてそのまま紅いレース地のパンティーに手をかけてずり下げ始めるのである。
「それでは、ちょっと失礼させていただいて、と」
「ちょ、ちょっと‥、あぁん、バカァッ、やめなさいってばっ!!」
するするとパンティがずらされてゆく感触に気付いて顔を真っ赤にして悲鳴を上げるのだが、先ほどまでの責めに四肢に力が入らず肩越しに教え子を睨みつけるしかできないのだった。
「ひどいなあ。ぼくは薬を入れやすいようにしてるだけじゃないですかあ」
ニマニマと女教師の狼狽する姿を楽しみつつ、羞恥を煽るようにゆっくりとパンティをずらしてゆく。
「あっ、ああっ?! い、いやぁあん、見えちゃうぅっ!? く、薬なんて自分でやるわよっ!! い、いいから、もうパンティーずらさないでえっ!!」
クネクネと迫力たっぷりのお尻を揺すって何とか下着が降ろされるのを阻止しようとするのだが、ゆっくりとだが確実に降ろされるパンティーの動きを止めることは出来ない。それどころか、そうしてお尻を揺らすたびに菊丸の目を楽しませてしまっている。
「だ、だめぇっ!? そ、それ以上はホントに見えちゃうっ!! あ、ああっ、だめえっ!!」
半ばまで下げられ剥き身の卵のような白さのヒップが露出し、女としてこれ以上はない恥ずかしいところまで教え子の前に露呈する寸前、パンティーを手で抑えられて菊丸も仕方なく作業を中止する。
「ちぇっ、わかりましたよ。このままでも薬は入れられますしね」
あと少しというところを邪魔されてふてくされたように言う菊丸だったが、お尻の谷間に目を向けるとニンマリと笑みを浮かべて、顔を近づけてゆく。
途端にムワッとする刺激臭が鼻を衝いてくる。
「う~ん、やっぱりお風呂に入ってないとけっこう臭いますねえ」
「い、いやあっん!!」
熱のせいで入浴できなかったことを指摘され、恥ずかしさに枕に顔を埋めて嫌々をする。もちろん濡れタオルで汗を拭ってはいたが、やはりそれだけでは追いつかない。その上さっきまで菊丸に苛め抜かれて全身に汗をかき、パンティの中が蒸れてしまって、余計に臭いがキツクなってしまっていたのである。
「ああっ、いやぁっ! 嗅がないでぇっ!!」
「でへ、先生の臭いはたまりませんな~」
逃げるようにお尻を揺する腰を捕まえて、クンクンと鼻をきかせて臭いを肺一杯に吸い込ませる。確かに臭いはキツイが、学校を代表する美人教師のモノと思うとどんな香水よりも香しく思えるから不思議だった。
「う~ん、しかし薬はやはり清潔な場所に使わないといけないですね。‥よ~し、ぼくに任せてください!」
「な、なにをするつもり‥?! いやよっ、どうせまた変なことする気なんでしょっ!!」
「やだなあ、変なことなんてしませんってば。でへ、まずは‥先生のお尻を御開帳~♪」
桂木先生の抗いの言葉など歯牙にもかけず、菊丸はお尻の谷間に指をかけ、ぱっくりと左右に開いてしまうのだった。
「あっ! ああっ!? ‥やっ、やぁあんっ!! ど、どこを開いて‥っ、あ、あっ、見ないでえっ!!」
肩越しに自分がどんな格好にされてしまったかを見て、慶子は耳まで赤くして悲鳴を上げる。
ある意味、一番見せたくない蕾が露わにされてしまったのだ。
「うひょひょ~っ! 先生のお尻の穴が丸見えですよ~!! さすが先生、こんなとこもキレイですねえ」
菊丸の前に桂木慶子のお尻の穴が余すことなく晒されていた。お尻の谷間に息づく蕾は、薄桃色に慎ましく可憐で人の目に触れて恥ずかしげに震えている。
「いやっ、いやぁっ! 見ないでっ、菊丸くんっ! 見ちゃいやあぁんっ!!」
「薬を入れるためなんですから我慢してくださいよ、先生」
「ふざけないでっ! いいから手を離してよっ!!」
怒り心頭に叫ぶ桂木先生であったが、菊丸は離れる素振りも見せずしつこくお尻の谷間に視線を向け、可愛いですねえ、だとか、ヒクヒクしてきましたよ、と品評するのだ。
(‥っ、教え子にお尻の穴まで見られちゃうなんて‥っ! あ、あぁんっ、いつまで見てるつもりなの‥、や、やだ、お尻がムズムズじてきちゃうぅ)
痛いほどに菊丸の視線を感じ、あまつさえそこを品評までされ、だんだんとお尻がむず痒くすらなってきてしまう。
(でへ。先生ったら見られてるだけでも、感じちゃうのかなあ♪ さっきからお尻の穴、ヒクヒクさせちゃって)
あいかわらずの女教師の感受性の豊かさに舌を巻きながら、菊丸はそろそろ本題へと行動を移すことにするのだった。
「いやあ、手を離しちゃったらキレイに出来ないじゃないですか。それでは、いきますよ~♪」
「い、いったい、なにを‥?! ‥っ!!」
疑問の答えはすぐに明かされる。菊丸はお尻の谷間に顔を埋め、舌を伸ばして舐め始めたのだ。
「‥あっ! あ、あっ!! ああぅっ!!」
「でへ、ぼくが汚れをキレイに舐め取ってあげますからね、先生♪」
「そ、そんなとこ‥舐め‥っ、あぅっ! や、やめてっ、汚いわっ!」
「だからあ。それをキレイにするんじゃないですかあ」
「だ、だって‥、そんなところ‥っ! あ、あっ! ああっ! いやっ、いやあっ! だめぇっ!!」
ペロペロとそんな場所に舌を這わせられる不快感に堪らず悲鳴を上げる。しかし菊丸は一向に気にせずに舌を動かし続けるのだ。
「あっ、あっ、あっ! ああっ!!」
お風呂に入っていないことで不潔感が増し、余計に教え子の舌が気になってしまう。
恥ずかしさにどうにかなりそうだったが、教え子の舌の動きがそれすら許してくれず、慶子は口惜しさに「あっ、ああっ!」と舌っ足らずに悲鳴を上げ続ける。
ついには谷間に潜む蕾にまで舌が伸び、25歳の女教師の肢体がビクンっと跳ね上がる。
「だめっ! そ、そこだけは駄目ぇっ!!」
「なに言ってるんですか。ここが一番汚れてるんですから、特に念入りに舐め取らないと駄目でしょ♪」
「そっ、そんな‥? あ、ああンっ、お願いっ、そこだけは許してっ、菊丸くんっ!!」
「だ~~~めっ♪」
「~~っ!! あっ、ああっ!! あ~~~~っ!!」
チョンと伸ばした舌先にそこを突かれ、慶子はブルブル震えて仰け反ってしまう。あまりの屈辱に本当におかしくなってしまいそうだった。
伸ばされた舌先はご丁寧にも蕾のしわの一つ一つにまで届き、くすぐるようにゆっくりとキレイにするための動きを見せてくる。
その度に桂木先生はピクンと可愛らしく仰け反り、枕をギュッと握って悲鳴を上げてしまう。
「やめっ、やめてっ! お願いっ、そんなのいやっ! いやぁっ!!」
お尻を激しく揺らして、少しでも菊丸の舌の動きから逃れようとする。だが菊丸はしっかりとお尻を掴んで離れない。それどころかますます舌の動きを激しくして、慶子を混乱させてくるのだった。
(あ、あっ、き、汚いのにぃ‥っ)
ねっとりとした舌にお尻の穴を舐められる感覚をどうやって表現したらいいのだろう。一舐めごとにざらついた舌にヤスリ掛けされるような、涎をたっぷりと塗り込められ傷を塞がれるような、不可思議な感覚。表現しきれず、口からこぼれるのは舌っ足らずの悲鳴ばかり。
(うひょひょ~。先生がだんだんいつものようになってきましたよ~♪)
菊丸はそんな桂木先生の様子がなにを意味しているのかいち早く気付くと、舌の動きを優しいものに変え、ゆっくりと女教師を可愛がるのである。
「アンっ、アァアン?!」
そんな変化に驚き、肩越しに菊丸を見詰めてしまう。すると菊丸はわかっているとばかりに頷き、今度はお尻の穴に口を付け、キスまでしてくるのだ。
「んぅっ?!」
突然のキスに全身がブルっと震えてしまう。その間も菊丸はキスをし続け、舌を伸ばして全部を支配するように蠢かすのだった。
(そ、そんなとこに口つけないでえぇ‥っ、あ、あっ、あ!? し、舌が‥はいって‥きてるうぅっ?)
そんなところにまで舌を挿れてくる教え子に全身を震わせ、仰け反ってしまう。そのヌメヌメとした舌の感触に嫌悪感が過ぎり、なんとか舌先の侵入を防ごうと必至にお尻を揺さぶろうとうする。
しかし菊丸の甘く痺れるようなキスといやらしく侵入してくるねっとりした舌がそれを許してくれない。
「うっ、ぁ、あんっ! あん、アアンっ!!」
枕に顔を埋めたまま可愛らしい悲鳴を漏らし、ギシギシと自室のベッドを軋ませお尻をくねらせてしまう。
お尻の谷間には菊丸がいくら舐めとっても追いつかない量の汗が滴り、半ばまでずり降ろされたパンティーに落ちてゆく。
(く‥、狂っちゃう‥っ)
左手は枕をギュッと掴み、右手はそれでも大事な場所を隠そうとパンティーを押さえ続けながら、膝を突いていた両脚を大きく開いて踏ん張りながら25歳の女教師は「ゥッ、ムゥッ、ん!」と呻く。
(ぐふふ。無理しちゃってますなあ。それじゃまずは一回目っと♪)
女教師の様子にお尻も十分感じるよう改造が進んでいることを確認すると、菊丸は愛らしくヒクつく窄まりの中で舌先をうねらせ、ドリル化させるとより深い穴を掘り進め、軽くとどめを刺すのであった。
「っ、あっ、やっ、いやっ! イヤァッ! き、菊丸ッ! あ、あ、あっ、ああ~~~~~~~っ!」
その動きに突っ張ったままの両脚がブルブルと震え、枕に埋めていた美貌を上げて慶子は凄まじい悲鳴を上げてしまう。
教え子の舌にお尻の穴を抉られ続け、女教師は全身に浮いた汗を飛び散らし一週間ぶりに菊丸へ恥ずかしい姿を見せつけてしまうのだった。
「ふぅ。これくらいキレイにしておけば、もう大丈夫ですね、先生」
いい汗をかいたとばかりに額を拭う菊丸に、桂木先生はぐったりとしたままベッドの上にうつ伏せになり、ハァハァと肩で喘いで菊丸を睨み付けるばかりだ。
30分近くも菊丸に舌で責め続けられ、悲鳴を搾り取られて泣かされたのだから、当然だろう。
「やだなあ、せっかくキレイにしてあげたんだし、お礼くらい言ってくれたっていいじゃないですか、先生」
「‥っ! あ、あんたねえっ?! ‥あ、アンっ!!」
あれだけのことをしながら涼しい顔の菊丸に、怒りのまま荒げかけた声は可愛らしいものに変わってしまった。
「‥あ、あ、あっ! や、やめっ、やっぁあんっ!!」
「でへ。ここがキレイだと先生も気持ちいいでしょ? ね♪」
起き上がりかけた桂木先生の機先を制し、お尻の谷間に腕を伸ばした菊丸はさっきまで舌で可愛がった場所へと指先を這わせたのだった。
「あっ、アンっ! き、気持ちよくなんか‥な、い‥ぃ、いいっ! い、いやっ、いやっ、イヤアッ!! そ、そこは‥ぁっ、アアンっ、あ、あんっ!」
菊丸の言葉に反論しようとしたのに、スリスリと蕾を撫でられ慶子は可愛いらしく鳴いてしまう。お尻がキュッと引き締まり、両足がピーンと突っ張って爪先が閉じ合わされる。
「あっ‥、ああっ!!」
「え~? お風呂に入ってなかったんだし、キレイにしたかったんじゃないですかあ? ほら、この辺とか」
「だめえっ、ダメっ、駄目っ!! そこ‥っ、だめえ‥!!」
舌でずっと嬲られて、いつも以上に敏感になってしまった場所を指先で苛められ、慶子は髪を振り乱して嫌々をする。
それなのに思わず腰が浮いていき、ますます菊丸の指が動きやすくなってしまう。
「でへへ。やっぱり気持ちいいんでしょ♪」
「アンっ、アアンっ! ち、違うわよっ、気持ちよくなんて‥、あ、ああ~~~~~~っ!!」
有無を言わさぬように蕾を刺激され、女教師のお尻はますます高く上がりクネクネといやらしく動いてしまう。
(だ、だめえ‥声、でちゃ、うっ‥、気持ちよくなんか、ないの‥にぃっ! お尻が、おかしく‥っ)
胸や大事な場所を悪戯されるときとは違う、嫌悪が先立つおぞましい感覚なのに、こうして刺激されるとなんともいえない感覚が生まれてきてしまう。
そのなにかを振り払うように首を振ると、慶子はキッと菊丸を睨みつける。
「い、いいかげんに‥っ、んぅっ、しな、さいっ! わたしにこんなことばかりしてっ、て、停学にするわよ?!」
厳しい口調で叩きつけるのだが、菊丸は涼しい顔で「またまた、そんなこと言って~。一度も処分なんてされたことないじゃないですかあ」などと言いながら、指先を小器用に捻りあげている。
「そ、それは、あんたが反省するのを待って‥、あ、あ、ああっん!」
「でへ、だって反省もなにもぼくはただ先生の役に立ちたくて」
「や、やめ‥っ!」
「いまだって、薬が入れやすいように先に準備しておこうとしてるだけなのに」
「そ、それがよけいなお世話、なのよっ! だ、だいたいあんたは人のことオモチャにしたいだけのくせにぃっ?! あっ、い、いやあああっん!!」
「オモチャになんてしてませんよ~。薬をいれようとしてるだけですってば♪」
「い、いつもそんなこと言って‥っ、ぁ、あンっ、あはぁんっ!! 何度、わたしがあんたに‥、あっ! やんっ、やあぁあんっ! こ、この卑怯者ぉっ!」
処分をしようにも悔しいかな、慶子はそれが出来ないほど可愛がられ、最後には自分からしがみつき泣き喚いているのを生徒たちにも目撃されている。これで菊丸に処罰を与えれば私怨を晴らすためとの誹りを受けかねないのだ。
「卑怯って。う~ん、先生のことを心配してこんなにも献身的な看病をしてるのに‥。ぼくだってこんな汚いトコ、ほんとは触りたくないんですよ、臭いもきついし」
「こ、この‥っ、あ‥! あっ? いやあああっ!!」
蕾の周辺をなぞるように動かしたり、ツンツンと突いていたりした指先が、ついに門を破ろうとするのを感じて、桂木先生はお尻を振りたくって悲鳴を上げる。
「だっ、だめぇっ!! 菊丸くんっ、お願い、それ以上はほんとに許してっ!! あっ、アあっ!? いやンっ、いや、イヤアンっ!!」
「そんなに力入れちゃ駄目でしょ、先生。ほらほら、力を抜いて」
「アンっ、アアンっ! いやっ、いやよっ! 力抜いちゃったら、菊丸くんの指が入っちゃうじゃないっ」
「いや、だから入れるんですってば」
「入れないでって言ってるでしょっ!? あっ、ああっ!!」
そんなやりとりの合間も菊丸は蕾を散らそうと指に力を入れるのをやめてくれない。そのおぞましい感覚に慶子は仰け反り、教師とは思えない表情を見せて喘ぎながらお尻を揺すってしまうのだ。
(は、入ってきて‥っ! や、やあぁんっ、菊丸くんの指っ、感じちゃ‥ぅっ!!)
メリメリと侵入してくる異物の感覚に25歳の肉体は拒否反応を示しつつも、拒みきれずに受け入れてしまい、頭の中がおかしくなってくる。
教師である自分が教え子にお尻の穴を指で犯され、こんな気持ちにさせられるなんて‥っ!?
女教師のそんな狼狽を楽しみつつ、菊丸はついに第一関節まで突き入れてしまうのだった。
「ああっ! あ、ああ~~~~っ?!!」
ビクンと背中を仰け反らせ枕をギュッと握りしめるが、襲ってくる衝撃はそんなことではまるで散らせず、慶子は首筋まで真っ赤に染めて髪を乱して頭を振り続ける。
「うひょひょ~。キツキツですなあ♪ やっぱり先に試してみてよかったですねえ、先生」
「くっ‥、あっ、はぁあっん! んっ、んぅっ!」
「うむ、もう少し広げておかないと、薬がちゃんと奥まで入れられないですね」
「やっ、め‥っ! はァアッンっ!? い、いやああっ!!」
芋虫のような太く短い指がさらに進み関節部で擦られる刺激を味わわされて、桂木先生はお尻をピクンピクンと震わせ襲う刺激に堪えようとする。しかし1ミリ単位でゆっくりと動く指に嫌でも教え子の指を意識させられ、堪らず止めようとしたお尻が動いてしまうのだった。
(い、いやンっ、いやぁあんっ! お尻が、動いちゃうっ、と、とめらんないっ?!)
教え子の指先を中心に広がってくる甘い疼くような痺れに、ついついお尻が8の字を描くようにクネクネと動いてしまう。そんないやらしい動きを菊丸の目の前でしてしまうのが恥ずかしくて堪らない。慶子は顔を真っ赤にしながら、それでも淫らなヒップダンスを止められない。
「アアァんっ! も、もう動かさないでっ! わたしのお尻、いじめないでぇっ!!」
「いじめてなんかないじゃないですかあ。こうやってゆっくり優しくしてあげてるでしょ、先生♪」
「あはっあ‥っん! わ、わかってるくせにぃっ、あ、あンっ、こ、の‥変態っ、アアンっ、やん、やあんっ!!」
いつの間にか第二関節部分まで埋まり、その節に与えられる刺激に肩を震わせて喘いでしまう。
「だめえっ、お尻が‥だめになっちゃうっ、い、いじわるしないでっ、菊丸くんっ、き、菊丸くんっ、お願いいぃっ!」
あまりに切羽詰まった様子の担任教師に可哀想になったのか、菊丸は前へ前へと進めていた指を一転、戻し始める。
「う~ん、しょうがないなあ。抜けばいいんですね」
「‥っ!! あっ、いやああああっ!!」
いきなりの違う動きにまるで対処できず、女教師の身体がビクンっと跳ね上がり、凄まじい悲鳴を上げる。
「え? いやなんですか、先生♪」
その悲鳴を聞いて菊丸は抜こうとしていた指を止めて、また前方に突き入れ始める。
「ち、ちが‥っ、ああっ、いやっ! いれないでぇっ!!」
もちろん担任教師のお願いを聞かないわけにもいかず、菊丸は仕方なく進めていた指をまた戻そうとするのだ。
「い、いやっ、いやいやっ!! イヤァアっ!! う、動かしちゃだめぇっ」
「あいたたっ、ちょ、先生! そんなに力を入れられたら指がちぎれちゃうよっ!?」
キュウッと音がしそうな勢いで指を喰い絞められ、動きを止められてしまい顔をしかめる。しかし桂木先生は教え子の痛みを訴える声にも耳を貸さず、奥歯を噛みしめながら力を入れ続けていた。
「う~む。それならこっちも力尽くでいかせてもらいますよ」
ズズ、と菊丸は無理矢理に指を進め始めてゆく。
「あ? あ。ああっ!? あうっン! ン、ハァっ、ああ~~~~~~~~~~っ!!」
なまじ教え子の指を喰い絞めているだけに、よけいに動きを感じてしまって女教師はビクビクンッ! と摩擦し、背を反らして絶叫する。
「あっ、あっ、あっ!! やっ、やめ‥っ!! う、ぁアアンっ」
「また、戻したりして」
「ひぃっ!? い、いやああっ!! いやあ~~~~~~~~っ!!」
押し込められたと思えば、次には捲られてしまうよな感覚を味わわされて、慶子は堪らず悲鳴を上げ背を反らしてしまう。そうやって身動ぎするたびにベッドが軋み、全身に浮かんだ汗が飛び散ってゆく。
菊丸は菊丸で指を千切らんばかりに締め付ける感触に苦労しながらも、女教師の可愛らしい反応にニンマリと笑みを作るのだ。
一方の慶子は、もうどうしていいのかわからなくなってしまっている。
このまま力を込め続ければ嫌でも教え子の指を意識させられ、といって力を抜けば菊丸の指を受け入れてしまう結果になってしまう。迷っている合間も教え子の指先は前後に休みなく動き続け、慶子は菊丸の前に突き出したお尻をガクガクと震わせ四つん這いのまま仰け反り続ける。
「ひっ、い、いぃっ!? ぅ、うあっ、あぅっ、あアアっ! や、やんっ、いやんっ!!」
そうして額にびっしり汗を浮かばせ、眉根を寄せて何かに耐えるように目をつむりながらも、いっぱいに開いた口からは真珠色の歯並びを見せ、涎まみれの舌を伸ばして甘ったるい悲鳴を上げる様はとても教え子の前で教師が見せるようなものではないのだが、桂木先生は菊丸の指が動くたびにそんな情けない表情を見せてしまっていた。
「だめっ、もうだめぇっ! お、おかしくなるっ、変になっちゃうぅっ!!」
執拗に繰り返される前後の動きに、ついに慶子は後ろを振り返って教え子に哀願してしまう。
「ええっ?! ね、熱のせいでそんなに大変なことになっちゃってるなんてっ! わかりました、ぼくも先生のためにもっと頑張りますね♪」
「あぅっ! あ、アンっ!? ち、ちがっ、そうじゃなくって‥、お、お尻‥が、もう‥、あ、あっ、や、やんっ、やあんっ! だめぇっ!!」
担任教師の切羽詰まったお願いに、菊丸はこれまで以上に激しく指を動かしてゆく。いまだ力を込めてくる蕾の門がその度に捲られ、引き込まれ、女教師は迫力たっぷりのお尻をブルっと震わせて、いやっ、いやぁんっ! と泣き叫んでいる。
「でへ。お尻もすっごく熱くなってきちゃって。やっぱり熱が上がってきてるんですね。よ~し、それなら♪」
「っ!! ああっン、あん、ああっ!!」
これまで前後の動きだけだった指先が、捻りを加えてドリルのように侵入してくる。その変化に蕾の圧迫が緩み、1ミリ間隔で侵入していた指先が一気に1センチ以上も入り込んできたのだ。
「あっ、あっ! そ、それ‥だめっ、だめぇっ!! はいってきちゃ‥うぅっ、あ、アンっ、あはっンっ」
よほど堪らない感覚なのだろう。桂木先生はベッドの上でガクガクと四肢を震わせて、汗みずくの背中を仰け反らせて泣き喚いている。
(うぷぷ。可愛いなあ、お尻でこんなに感じちゃって。ホントにいやらしい体してるよなあ、先生♪)
この女教師の敏感さは周知のことではあるが、さすがにここまで感じやすいと菊丸ですら呆れてしまう。なにしろ桂木先生は担任で自分は教え子という間なのである。とはいえ止める気などまるでない。むしろ菊丸としてもこのまま女教師を追い込み肉体改造を進められるに越したことはないのだ。
「でへへ。こうすると入りやすくなるんですよね~。先生もこれ、好きでしょ♪」
捻りを加えて攻撃したことで圧迫していた蕾の力も緩んで、今は好きなように動かせるようになっていた。菊丸は押したと思えば引き、引いたと思えば押し、またグリグリと指を回転させ、関節部分をうまく使っては女教師を狂わせる。
「くぅっ、ン! や、やんっ、あ、んっ! ああ、あっ! はぁンっ!! もういやっ、いやあっ! く、狂っちゃうっ、わたし、ほんとにどうにかなっちゃう‥っ!!」
教え子にお尻の穴を苛め抜かれて、半狂乱にお尻を振りたくり、聞いている方が恥ずかしくなるような声で泣き叫ぶ桂木先生。
(だ‥め‥、こんなの、こんなの駄目になっちゃうっ、き、菊丸くん、菊丸くうぅん)
頭の中はこのなんと表現していいのかもわからない感覚に冒され、問題児のニマニマした憎たらしい笑顔でいっぱいになっている。
「ひっ、いィッ、く、まる‥ぅっ‥、き‥くま、るっ♥ 菊丸くぅっ♥ 菊丸くんっ♥」
シーツを握りしめ、内股をピーンと突っ張らせながら、慶子は部屋中に愛らしい声で何度も教え子の名前を染みこませるように叫び、菊丸の前でお尻を揺すって口惜しげに泣き続ける。
「あ、ンっ、だめっ、慶子もう駄目ッ! きくまるうっ‥♥ きくまるくうぅん♥♥」
やがて高級ベッドを軋間せ、ひときわ甲高い叫びを上げると慶子はそのままベッドに倒れこんでしまう。熱が上がり意識を失ってしまったのだ。
清潔そうなマンションの一室に似つかわしくないムッとする汗の匂いが充満している。その匂いの中心地にぐったりとうつ伏せになった部屋の主がハァハァと荒い息を吐いていた。剥き身の卵のように真っ白なお尻にはびっしりと汗が浮かび上がり、付け根付近で降ろされたパンティーがその汗を吸い込んでぐっしょりとなっていた。
傍らにはニヤニヤと菊丸がベッドに腰を下ろして、女教師の乱れた髪を直しながらその赤らんだ美貌を眺めている。
「いやあ、やっぱり風邪は侮れませんねえ。まさか途中で先生が気を失っちゃうなんて」
「‥‥っ」
菊丸のからかうような言葉にも慶子はなにも言えずに、ただ枕に顔を埋めて耳まで真っ赤にして俯いたままだ。
そう、菊丸が担任教師のためにわざわざ薬を入れるための準備をしてあげていたのに、途中で慶子は凄まじい悲鳴を上げて気を失ってしまったのだ。薬を入れるのが遅く、熱が上がってしまい倒れてしまったのだろう。おかげで薬を入れることを中断して今まで介抱していたのである。
「でも今から薬も入れますから、もう大丈夫ですよ~♪」
「‥ま、まだ‥っ?!」
オモチャにするつもりなの、と言いかけ起き上がろうとするのだが、熱のせいで力が入らず無理矢理またお尻を突き出す格好を取らされてしまう。
「ああっ、も、もういやっ、いやよっ、ねえっ!!」
お尻をクネクネと揺すって嫌々をするが、菊丸の目には艶めかしく映るだけだ。その中心に位置する蕾も菊丸の指の大きさに開いたままヒクヒクと呼吸するように息づいている。
(うはは~、美味しそう♪ 先生も悦んじゃってるくせに)
嫌よ嫌よも好きのうち、とはまさにこの女教師のためにある言葉だろう。菊丸には担任が嫌がれば嫌がるほど、悦んでいるようにしか聞こえない。もっともこれを菊丸の勘違いと言い切るには、女教師の仕草はあまりにも艶めかしく、その鳴き声は愛らしすぎて、二人のやりとりは事情を知らなければ恋人同士にも見えていたかもしれない。
「滑りをよくしないとね~」
そう言って菊丸はまたもチュッとその蕾に唇を合わせ恋人のように優しくキスをする。舌を使って丹念に蕾の縁を舐め上げ、唾液まみれにしてゆくたび、ああっん! と女教師の泣き声が響きお尻がビクビクッと跳ね上がる。
「アアんっ! ま、またそんなところ‥っ?! 駄目、ダメぇっ!!」
しつこいくらいにお尻を責めてくる教え子の前に、もうどうしようもないといったように泣き喚くしかなくなってゆく。指で苛め抜かれてクタクタになったそこをぬらつく舌に蹂躙され、慶子はまたベッドの上で四肢をピーンと突っ張らせ乱れ髪を打ち振って全身を摩擦させるのだった。
(アアッ! アハァッん! と、トケちゃうっ、お尻が‥とけてきちゃうぅっ‥)
蕾をキスされ舌でねぶられ続け、本当にお尻から溶けてしまいそうな感覚に女教師は次第に意識が霞み始めてくる。
「あっ! あっ、アアッん! や、やめ‥っ、菊丸くんっ、あ、いやっいやあっ! ああっ~~~~~~~~~~~~っ!!」
ベッドのシーツをきつく掴み、高く掲げたヒップがブルッ、ブルブルと小刻みに震え谷間に溜まった汗がトローっと流れ落ちてはベッドシーツを汚してゆく。
「だめっ、もうだめっ! お願い、ほんとにおかしくなっちゃうっ、慶子、駄目になっちゃううぅっ!」
またもおぞましい世界へと連れ去られる予感に女教師は情けなく許しを乞い泣き喚いた。
「でへ、心配しなくていいですよん♪ 先生のココ、ぼくが広げてあげますからね~」
「あ、ああ‥ッ、いやっ、いやあぁっ! お、お尻っ、ひろげないでぇ‥っ!? もういやっ、こんなの狂っちゃうぅッ!」
舌を抜かれたかと思えば座薬より太い指が差し込まれ菊の蕾が無残に広がり、拡張されてゆく。そうしてジワジワと全身にその感覚が広まり、女教師は嫌でも教え子の舌と指の形を覚えこまされてしまう。
「座薬を挿れるためですからね~、セ~ンセ♪」
「っ、き、きくまるううぅっ、ああ、もうっ、菊丸うっ♥♥」
からかうように大義名分を掲げる教え子を肩越しに睨みつけると、女教師はそのまま四つん這いのまま仰け反った。そして菊丸の指を折らんばかりに締め付けながら成す術もなく部屋中に悔し泣きを響かせるのだった。
時計の針は重なり合って頂点を指していた。
時間の感覚などとっくになくなり、いずみが何時出かけたのか、いつから菊丸に苛められ泣き喚いていたのかもわからない。たた時計の針だけは正確に都合二時間近くも慶子が教え子に舌と指でお尻を可愛がられながら、ベッドの上で恋人にさえ見せられないような痴態を見せていたことを示していた。
「でへ。これくらい舐めとけば薬も入りやすいかな。さてとそれじゃあ、薬を‥」
「‥ぁ、ハァ‥っ、あ、あっ、くっぅ‥こ、こんなこと‥でっ、あ、アンっ」
ようやく菊丸が口を離すと唾液が糸を引いて蕾と口元を伝って弧を描き切れ、お尻の穴が呼吸しているかのようにヒクヒクして、唾液でヌラヌラといやらしく光っていた。菊丸の舌責めが終わっても慶子はまだ荒く息をつき、枕をギュッと握りしめ、太股をガクガクと震わせている。
ガサゴソと袋の中を漁り、目当ての座薬を取り出すと菊丸はヒクつく蕾に近づけてゆく。
「ああっ‥、や、やめて‥」
「だ~め♪」
いかにも楽しそうに、つぷ、と座薬を蕾に押し当てる。
「でへへ、また気を失っちゃわないように今度は奥まできちんと入れてあげますからね~♪」
「い、いやっ! いやああっ!!」
冷たい座薬の感触と教え子のあまりに無情な宣告にお尻を打ち振って泣き叫ぶが、菊丸はそのまま薬を挿入しようと力を入れてくる。唾液のせいで思った以上に薬は楽に入ってきた。
「あっ、ああン!!」
「ほらほら、もっと力を抜いてくださいよ、先生」
「ああっ、いやあん!!」
無理矢理に入り込んでくる座薬の感触に背を仰け反らせながら、シーツを掴んで四肢を震わせ続ける。
「おっと、位置が悪いかなあ。少し戻って‥」
「ああっ、あ、ああ~~っ!!」
「今度はこっちに」
「アァアッン!! いやああっん」
座薬を入れながら、位置の悪さを理由に菊丸はまたも指を前後に移動させ、女教師を泣き叫ばさせる。
「い、いい加減に‥っ、あ、あ、あっ! いやンっ、いやあぁんっ!!」
座薬を入れるだけなのに、いつまでも指を入れたままの教え子を叱りつけようとするのだが、指先を捻られて悲鳴に変えられてしまう。
なにより口惜しいのは、嫌で嫌で堪らないのに指先の動きを追うようにいつの間にかお尻を揺り動かしてしまっていることだ。菊丸もそれをわかっているのか、お尻の動きに合わせるように、指の速さを微妙に変えてくるのである。
「あ、あっ、もういやっ、こんなのいやっ!! 嫌あぁっ!!」
「うぷぷ。嫌がってるわりにはすごいことしてますねえ、せ・ん・せ・い♪」
「あっ、アンっ! ああンっ! だ、だって‥っ、こんなのっ」
教え子の指摘に顔を真っ赤にして嫌々をする桂木先生だったが、からかうような指の動きに追いつこうと、汗がびっしりと浮かぶ双臀をくねらせてしまうのを止められない。
「こんなのって、ぼくは薬を入れてるだけじゃないですかあ」
「だ、だったら、早く指を抜きなさいっ! い、いつまで‥、アンっ、わたしのお尻を、オモチャにぃ‥っ、アアンっ、ダメえっ!!」
「いやあ、薬の位置がどうもうまくいかなくて」
「う、嘘ばっかり‥、言って‥っ!! い、いつもみたいに、わたしを変にさせたいだけ‥っ、あ、あっ、アアンっ!!」
「そんなことないですってば。だいたい薬を入れてるだけなのに、変になるとかって、先生の方がおかしいんじゃないですか?」
「ああ~~~~~~っ!! やめ、やめてぇっ!! ゆ、指が‥、あんっ、お尻が、めくれちゃうぅっ、いやンっ、お尻が、おかしくなっちゃうっ!!」
問答の最中も器用に指を動かし、節ごとに確実な仕事をしてくる教え子に桂木先生は愛らしく狂っちゃう、おかしくなっちゃう、と繰り返しては高々と上げたお尻を揺らすのである。
「まあ、熱のせいでおかしくなっちゃってるみたいだし、早く薬を奥まで入れてあげないと駄目ですね」
第二関節まで入り込んだ指先をさらに根本まで呑み込ませようと進められ、慶子は枕を噛んで悲鳴を押し殺そうとする。しかし、指を捻られ進んでいたはずの指を戻されると、枕から顔を上げ額にべったりと張り付いた乱れ髪と目元を真っ赤にし、切なげに八の字にした眉を見せて喘いでしまう。
(お、お尻が‥っ、あの子の指で、広がっちゃ‥ぅっ! た、助けてっ、あんっ、き、菊丸くんっ!! い、いやあぁんっ、狂っちゃうっ!!)
頭の中が混乱すればするほど、脳裏に刻まれた相手が浮かび上がる。口惜しいことに慶子の心に一番強く残っているのが菊丸なのだ。
「ああンっ、アンっ、あぅっんっ!! だ、だめっ、もうだめなのっ! き、菊丸くんっ、ねえっ、わたしどうなっちゃうのっ?! このままじゃ‥お尻っ、お尻がとけちゃうぅっっ」
いくら悔しがっても教え子の指を中心に襲ってくる感覚に、25歳の感じやすい身体ははしたないまでに反応してしまい、ついには教え子に向かってそんなことを叫んでしまっていた。
普段なら口が裂けてもそんなことは言わない美人教師が、熱のせいで美貌を真っ赤に染めながらも何度も、お尻が変になっちゃうっ、菊丸くんっ! 菊丸くんのせいでお尻が駄目になっちゃうぅっ! と叫び続ける。
お尻の動きはますます激しくなって、蛍光灯の光に照らされてクネクネと淫らに揺れ動くのである。
(ありゃりゃ、だらしないったら。これで学校の先生なんだよね♪)
自分よりも七つも年上の大人の、それも聖職者である担任のあまりに淫らな姿に苦笑を漏らしつつ、いよいよ最後のトドメを刺そうと指の動きを速めてゆく。
「ああっ?! あ‥っ、あ、あっ!! い、いやっ、そ、そんなに動かしたら‥っ、あ、ああっ!! ああ~~っ!!」
ガクガクと全身を摩擦させ、一際口惜しげに枕を掴み、白い喉を見せて喘いでしまう。
(もう‥耐えらんない‥っ)
お尻をドリルに抉られる錯覚を覚えるような激しさに、慶子は全身をいきませて仰け反っていた。
「うひょひょ~、先生どうしちゃったんですかあ?」
「くっ! ぅ、こ、この‥っ、きくまる‥ぅっ! ど、どうして、どうしてこんなにっ!! お尻でなんていやなのにっ、どうしてぇっ?!」
肩越しに振り返る女教師の頬には乱れきった髪がべったり貼りつき、しかもキュウッと眉根を寄せて恨みっぽくこちらを見つめて、そのあまりの色っぽさに菊丸はますます指の動きを激しくするのである。
「あっ、ああっ!? ねえっ、駄目なのっ、わたし、ほんとにもう駄目になっちゃうっ」
お尻の穴まで晒けだし、指で、舌で延々と苛められながら、味わったことのない感覚を無理矢理覚えさせられる恐怖に悲鳴を上げながら、25歳の肉体は次第にそれを受け入れ始めだしてしまう。
自分の敏感すぎる体が悔しくてならない。なにより教え子にここまで感じやすい女体されたことが女教師にいっそうの屈辱を与えるのだ。それなのに美しい女教師の口からは甘えるように教え子の名前がこぼれ落ちる。頭の中がドロドロに溶けてしまって、この場にいる菊丸のことしか考えられないのだった。
「き、菊丸くんっ、菊丸くん‥っ、あっ、あっ、あっ‥。菊丸くぅんっ!!」
そんな担任教師を励ますように、菊丸は指責めを加えながら覆い被さるようにして慶子の耳元に囁きかける。
「大丈夫ですってば。薬も入れてるし、ぼくに任せてくれれば駄目になんてなりませんよ。ちゃあんと最後まで面倒見てあげますからね~♪」
耳に息を吹きかけられ、何度も「さ、楽になりましょうね」と囁かれ、慶子は感極まったように教え子の名前を叫び、汗を飛び散らすようにしてお尻を高々と上げてブルブルと慄えてしまう。
「菊丸く、んっ、あ、アンっ、き‥菊丸うぅぅっ!! あ、ああ~~~~~~~~~~っ!!!」
女教師の身体が摩擦し、菊丸の指が恨みをはらさんとばかりに締めつけられる。
切なげに眉を寄せ、半分開いた瞳は霞ががり、開いた朱唇から白い歯と唾液まみれの舌が覗けている。
思わず教え子を呼び捨てていることにも気付かず、恨みがましく、口惜しそうに、それでいてどこか甘えきった霞む瞳で菊丸を睨み付けていた。
(うひょひょ~、この顔。たまりませんなあ。さ、先生、我慢しないでちゃんと言ってくださいね~♪)
締めつけられる痛みにも怯まず、菊丸は指を捻って女教師の身体を弄びながら、最後の一言を聞こうと顔を近づける。甘い吐息と粘っこい喘ぎが一緒くたになって、もう、だめぇ‥く、くやしいっ‥と担任教師が無念そうに呟くのが聞こえてくる。
「でへ。そんなに悔しがらなくたっていいじゃないですか~♪ うぷぷ、そりゃこんなトコで感じちゃうなんてちょっとおかしいというか、普通じゃないと思いますけど、先生はほら、びょ・う・き・なんだし~」
病気ということを殊更に強調し、窄まりを指でいじめ抜く。
「ああっ! あっ、‥あ、あんたって子は‥っ!! あぁあんっ、いやっ、もういやあっ!!」
思い切り怒鳴りつけてやりたくても、それを口にしてしまっては負けを認めたも同然だ。
(こんな身体にしたのはあんたじゃないの‥っ! あんたがこんなにいやらしい体にしたくせにぃっ‥)
いくら悔しさに歯噛みしても、排泄器官で感じてしまっている事実は変えられない。教育者の自分がこんな変態行為で泣き喚き腰を動かしてしまっている情けなさ。しかもそれを開発したのは七つも下の男の子で教え子なのだ。
菊丸に会う前、この高校に赴任するまでこんな身体ではなかったのだ。理性で自身を制御できていたのに、一年近くの間、毎日のように纏わりつかれいやらしい悪戯を受け続け、恥ずかしさや悔しさを巧みに操られ、女の悦びを教え込まれ。
いつの間にかここまで変えられてしまっていた。
自分の身体なのにまるで思い通りにならず、菊丸の言うことしか聞かなくなっている。
どれだけ嫌だと思っても、菊丸に悪戯されだすと身体が勝手に反応してしまう。無理やり頂上へ向かわされているのに、あの恥ずかしい台詞を口にするよう躾けられてしまった。
今では教え子と唇を重ね、腰をくねらせ、全身でしがみついてしまうことに抵抗がなくなっているのだ。
(ああっ、教師なのにぃ、わたし、大人の女なのに‥、こんな子のオモチャにされちゃうなんてっ!)
そう思うのに、淫らに動く腰つきを止められず、クネクネとお尻を振りたくって背中をピーンと突っ張らせては、頭を上げ指の動き合わせて「ぅああっん! あ、あぁあンっ!」と凄まじい色香を滲ませた声で泣き喚き、教え子を楽しませてしまう。
「き‥っ、きくま‥る‥っ、きくまるぅっ! あ、あンっ、わたし、もうっ! く、くやしいぃっ! またあんたなんかに‥、あ、あっ、菊丸っ、きくまるうぅっ!」
凄まじい色香を滲ませた瞳で問題児を睨みつけ、慶子は口惜しさを隠そうともせず叫びを上げる。教え子の指が突き刺さったままのヒップがブルブルと震えている。
「はいはい、わかってますよ~。さ、もういいから楽になりましょうね、せ・ん・せ♪」
いかにも楽しげにそんな女教師の様子を眺め、指先をドリルのように回転させて最後の止めにかかる菊丸。
「くっ‥! あっ! あっ! あ、や、やんっ、いやぁあんっ! き、菊丸、菊丸っ! だめっ、あ、あ、だめっ! い‥っ」
芸術品のような四肢を突っ張らせ、全身に汗を浮かばせながら仰け反り、慶子は白い喉を見せながら「くうっ‥」と呻くと、口をいっぱいに開いてしまう。
教師としての誇りも女としての自尊心もなにもかもを失おうとしているのに、女教師は獣のように四つん這いのまま、高々と上げたお尻を悩ましく揺すった。
「でへ、先生。こういうときにいうことあるでしょ? ほらほら、さ、いっちゃいましょ♪」
「アアッ、あ、うぅンっ! あ、あ、いやっ、いやよっ、イヤアッ!」
教え子に誘われ、無遠慮な普段なら噛み付いているだろう呼びかけに女教師は美貌を真っ赤に染めた。
屈辱のお尻責めに霞む意識の中、もうなにも考えられなくなってシーツをギュッと掴み、肩越しに菊丸を見やる。
「ああっ!! ねえっ、もう許して。お願い、菊丸くん‥許してぇ」
甘えるように見上げる濡れた瞳の色っぽさに思わず菊丸もグビリと喉を鳴らしてしまう。
(でへ。この可愛さ。堪りませんな~♪ そんなこと言われて許すわけないでしょ♪)
菊丸の指がズンッ! と蕾をひときわ激烈にえぐり、その瞬間、慶子はガクン、ガクンと四つん這いの身をのた打たせる。
「‥い、いやあ、駄目っ‥」
「駄目え、じゃないでしょ。ほらほら、早く早く♪」
指を動かすたび重たげに揺れる二つの膨らみの様を楽しみつつ、急かすように指に絡みつく女教師の菊蕾を刺激する。
「あっ、ああっ、あ! も、もういやっ! たえらんないッ!」
とうとう慶子は亜麻色の髪を振り乱し、何かに煽られるように凄まじい叫びを上げてしまう。
「ああンっ! ねえ菊丸くんっ、慶子どうすればいいのよっ?!」
教え子相手にそんなことを叫び、女教師は口惜しげにヒップを揺すりたてる。
「どうするもなにもいつも教えてるでしょ。こういうときなんて言うんでしたっけ♪」
「‥っ、あ、あっ、き、菊丸ッ、菊丸くぅんッ! 慶子、もうだめっ、あ、あ、ああっ、ダメなのよっ、あ、やっ、だめっ、い、言っちゃ‥、ああっ、だめえっ」
「はいはい、我慢しないの。素直に言っちゃいましょ? 先生はお尻に指を挿れられてどうなっちゃうんですか♪」
楽しくてたまらないと菊丸は歌うように汗まみれの白い肌を上気させる女教師に問いかける。
「ああッ! 慶子ッ、お尻に挿れられて‥」
「挿れられて?」
「き、菊丸くんの指っ、たまんないのっ! どうかなっちゃう!」
「でへ。僕の指でどうなっちゃうんですか♪」
「‥っ、く、悔しいッ、ああっ、悔しいわッ! こ、こんなのってぇっ」
覗きこんでくる教え子のニヤケ顔に羞恥心を煽られながら、もうどうにもならなくなった女教師は憎たらしく笑いかける教え子の名前を口惜しげに叫び上げる。
「あ、あ、あっ、菊丸ッ、菊丸うっ! 慶子、もうだめっ、だめえっ! ああンっ、きくまるうぅっ!」
自室のベッドの上で、教え子にあろうことかお尻の穴に指を挿れられながら慶子は悔しさに歯軋り、それでも逃げることもできずお尻を揺すって菊丸の名前を呼び続ける。
「はいはい、もうだめなんでしょ? わかりましたから、言っちゃいましょってば」
痛いくらいに指を喰い締めてくる慶子をあやしつつ、早く務めを果たせとさらに指先を深く抉りぬく。
「そ、それだけは嫌ッ、嫌ッ! あっ、あ、ああ~~~~~~~~~~~~~っ!! き、菊丸っ、菊丸くんっ!」
ここまで狂わされながらもそれだけは言えないと美貌を振りたくるが、いくら抗おうとも躾けられてしまった身体が意思に反して口を開かせてしまう。
「でへへ。強情張っても仕方ないでしょ? 先生の可愛い声を聞かせてってば」
「ああっ、あ、あっ! きくまる‥ぅっ! ねえ、慶子もうだめっ、だめですっ! き、菊丸くんのせいよっ、こ、こんな‥お尻で‥、狂っちゃうっ! 慶子、い、言っちゃ‥うぅ、菊丸くんっ、言っちゃうわっ!」
女教師はついに耐え切れなくなったように、教え子に向かってとんでもない言葉を口にしてしまっていた。
(も、もうだめえっ‥! わたし言っちゃ、ぅ‥、たえらんない‥)
気を失ってまで堪えようとした気丈な女教師も菊丸には敵わないと改めて教え込まれてしまう。
目の前が真っ白になり、またその言葉を繰り返すように躾けられてしまう。
「菊丸っ、きくまるうっ‥! わ、わたし、またあんたなんかにぃっ! あ、あ、あっ! い、言っちゃうっ、菊丸っ、わたし言っちゃううぅっ!」
「うぷぷ。そうそう、素直になりましょ、セ~ンセ。意地っ張りの先生も可愛いけど一番はやっぱり素直な先生だからね♥」
「あっ、あ、あっ♥ や、やん♥ いやぁん♥ 菊丸くんっ、もう‥っ、や、だめっ! あ、あ、きくまるっ、きくまるううぅっ♥」
いくら口惜しくとも、もうどうしようもなかった。躾けられてしまった肉体が悲鳴を上げ、菊丸に、自分をここまでいやらしく変えた男に証を示せと訴え続けてくる。
(も、もうだめ‥ッ♥ わたし、また♥ こんな奴に‥菊丸くんに負けちゃう♥ あ、あ、菊丸くん♥ 菊丸くんっ♥ ああっん♥)
そんな肉体の衝動に理性が押し流され、学校一の問題児で頭の中がいっぱいにされてしまう。
「き、きくまるううぅっ♥♥♥ ああンっ、け、慶子、だめっ、もうだめっ♥ 菊丸くん、あ、あん、菊丸くんッ♥♥」
とうとう頑なだった女教師が甘えるように泣き叫び、白い喉を震わせて最後の言葉を口にしようとする。
その時である。
「ごめんなさ~い、なかなか材料が見つからなくって遅くなっちゃっ‥た‥?」
担任教師ではなく、ようやく買い物から帰ってきたいずみの声が菊丸の耳に届いたのであった。
「あ、あれ、いずみちゃん、は、早かったんだね?」
いずみは買い物袋を抱えたまま、目の前の光景に呆然と言葉を失っている。あろうことか、桂木先生は半分脱げかけたパンティー一枚のまま四つん這いになり、菊丸にお尻の穴を弄ばれていた。
自分が買い物に出かけてから三時間以上は経っている。その間中、菊丸に苛め抜かれたのだろう。全身にびっしりと汗が浮かび、真っ白な双臀の谷間には汗が滝のように流れてパンティーを汚していた。
「‥え‥? い、いずみちゃん‥? や、やだっ、み、みないでえええっ!!」
菊丸の声にようやくいずみが部屋にいることに気付くと、慶子の理性は一瞬にして戻り、さっきまでの狂態が嘘のように羞恥の悲鳴を上げるのだった。
そんな担任の悲鳴に金縛りが解けたいずみがブルブルと総身を震わせてゆく。
「買い物をすませて急いで帰ってきてみれば‥、あ、あんたって人は‥」
「あ、いやこれは、その先生のために薬を‥」
「な・に・が・薬よっ!! 早く先生から離れなさ~~~~いっ!!」
「わああっ、ご、ごめんなさ~いっ」
「ほらっ、洗い物がまだ残ってるわよっ!!」
「ちょ、ちょっと待ってよ、そんなに言われたって、わ、わああっ」
台所で食器を片付ける菊丸に次から次へと家事の指示が飛んでいた。
お仕置きとして桂木先生の部屋の片付けや、家事一切をやらされているのだった。
「い、いずみちゃん、もう勘弁してよ~」
「先生にあんなことしといてなに言ってるのよっ。いいからさっさと片付けなさい!」
「わ、わ~~ん! せ、先生だって汗かい て熱が引いたんだからいいじゃないかあ」
「‥人にあんな真似しといて、いいわけないでしょっ!!」
問題児の言い訳に眦を吊り上げる桂木先生だったが、その頬は先ほどまでの行為を思い出してほんのりと朱に染まっている。
(あぁん、もうっ。わたし、ほんとにどうなっちゃうの?!)
あのままいずみが戻ってこなければ‥。
そう考えただけでお尻がムズムズとして太股を擦る。
(わたし、この子が卒業するまでに無事でいられるのかしら。このままじゃ、ほんとに菊丸くんのオモチャになっちゃうんじゃ‥)
風邪とは違う火照った思考がそんなことを女教師に夢想させてしまう。
(じょ、冗談じゃないわっ、もう負けたりしないんだからっ!)
つい弱気になる気持ちを奮い立たせるように頭を振ると、慶子はまた洗い物を追加して菊丸に悲鳴を上げさせる。が、次の勝負を考えている時点で菊丸の術中に嵌っていることに果たして気付いているのかどうか。

まったくもう、ちょっと目を離すとすぐこうなんだからっ!!
満足度に応じて星を付けて下さると励みになります。
コメント
ヒーローショーで菊丸のものになると誓ったのですか?
>先生ファンさん
?
すいません、ちょっと意味が‥
こういうゲスい、ねちっこい責めはいいですね。
管理人さんの作品は、読み進める程にモロに趣味がでて好きです。
パスが43、44がどうしても分からなくて困っております
ご教示は頂けないでしょうか・・
>ugさん
あー、雑記にも書きましたが、基本パス関連はお答えしかねます。
ただ雑記を読めば答えはわかると言うか、書いてありますのでご了承いただければ。