「新体操はおまかせ?!の巻」
みんな教育実習に来てた早瀬先生のこと覚えてる?
なんだか困ってるのを菊丸が見かけたんだけど
「あれ、あそこにいるの早瀬先生じゃないかな?」
休み時間、菊丸は小用から戻るところで見知った人影を見かける。なにやら考え込んでいるようで菊丸のほうには気付いていないようだ。
「早瀬先生、どうしたんですか?」
菊丸が話し掛けると早瀬はようやくその存在に気付いたらしい。
「あら、菊丸くん」
豊かな黒髪は腰にまでたなびかせて菊丸を振り返る。
「実はね、わたし、少しの間新体操部の面倒を見るように頼まれちゃったのよ」
「え? 顧問の先生はどうしたんですか?」
「ええ、産休でしばらくの間お休みされるそうなのよ。それでわたしに面倒を見てくれないかって」
他に手の空いている教師もおらず、産休の間だけ、ということで新任の早瀬歩に白羽の矢が立ったのだ。
「でも、どうしよう。わたし、新体操の知識なんて全然ないのよね」
早瀬はそう呟くと困ったように俯く。
「だから元気がなかったんですね。‥そうだ。ぼくに任せてください! 先生を顧問に相応しくしてあげますよ!」
「ええ? 菊丸くん、新体操の事分かるの?」
意外そうに菊丸を見る早瀬先生。
「やだなあ、先生。こうみえてもぼくは新体操の鬼とまで呼ばれた男なんですよ」
もちろん大嘘である。しかし、元が人を信じやすい早瀬先生はすっかり信じてしまっていた。
「そうなの? ‥ならお願いしようかしら」
放課後にまた会う約束を取り付けた菊丸は、その間にいつものように悪戯の計画を練り上げるのであった。
続きはfantiaから
コメント
早瀬歩さんは、登場が遅すぎでしたね。(まあ、登場回は相当過激でしたが)
実習生としてやってきた女子大生で、できれば桂木先生とも面識があって、
いずみ達とも親しくなって、たびたび登場させてくれればよかったのですが、
もちろん菊丸には悪戯をされて。
>そらひろさん
後半も後半でしたからね。
久しぶりにコミック8巻読んだけど、マジ少年誌とは思えないですね。
特にこの早瀬歩さんの回など。
現在の少年誌では絶対に無理でしょう。
8巻まで来るといずみの壊れっぷりも凄い。
>そらひろさん
八巻はいろいろアレでしたねえ。
皆さん、千春ちゃんは羞恥心がー、と言われますが後半のいずみちゃんもぶっちゃけあんま変わらんです。
むしろ菊丸に好意を持っている千春ちゃんより、アレなレベルだと思います。
菊丸に従順な千春にいずみが巻き込まれてしまうという感じで、千春はこの漫画の方向性が変わる上での重要人物だと思います。
自分の一番のオキニは6巻ですね。
大好きな織田ひとみちゃんが出てくるし、この頃のライトなエロスが好みです。見立てネタも多いし。
>そらひろさん
千春ちゃんは桂木先生の次に好きです。
6巻は脂が乗ってましたよねえ。
作品のキレがすごかった。
5巻6巻はいずみと千春がコンビで苛められる話が多くて良かったです。
羞恥責めが基本のハートキャッチにおいて、菊丸にバストや乳首をシバかれて悶えるエピソードもあって、
マゾ化が進行していましたね。
>そらひろさん
あの頃はドキドキしながら読んでいましたねえ。
まあ、究極は8巻の、いずみの大切な部分への「もぐさきりたんぽ」でしょうなあ。
下手すると大怪我するところでしたからね。
早瀬先生も前半でいきなり上半身ヌードにされてますからね(半ページ使って)
菊丸は本当に犯罪者ですね。
早瀬歩さんは、何といっても美人、登場回は全編ほぼ下着姿、危機にあってはまず生徒を第一に考える責任感、そして避難訓練を聞いてなかったというポカをやらかすと、再登場が強く期待されたものですがね。
>そらひろさん
早瀬先生はこれまでの遠山キャラと毛色の違う絵柄だったので、これからの活躍を期待していたのですが‥。
いや、もったいない。