ホーム・デートは こりごり

原作紹介
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 お送りいただいた漫画『ホーム・デートはこりごり』のあらすじを、物語風にご紹介します。

### 『ホーム・デートはこりごり』あらすじ

主人公の女の子・**原田いずみ**は、先日この学校の1年C組に転校してきたばかり。
ある日の英語の授業中、いずみは隣の席で大いびきをかいて爆睡している男子生徒に呆れていました。彼の名は**明智菊丸**。いずみにとって、この学校で「最初の友だち」となった男の子です。

明日が英語の試験だというのにまったく緊張感のない菊丸を見かねて、いずみは「なんなら今日、うちで勉強してったら? ノートくらい見せてあげるわよ」と親切心から提案します。
しかし、菊丸の脳内は一瞬でピンク色に染まってしまいました。「いずみちゃんが僕を家に招待!? ひょっとして、僕に気があるのかな」と都合よく勘違いし、内心ニヤニヤが止まりません。

じつはいずみには、「人の心が読める」という不思議な超能力がありました。
下校中、あまりにも菊丸の様子がおかしいため、いずみが彼の心を覗いてみると……。なんと菊丸の頭の中は、いずみがセクシーなネグリジェ姿で誘惑してくるような、おピンクな妄想で埋め尽くされていたのです。「あたらーっ、いったい何の勉強しようってのよ!」といずみは激しい頭痛に襲われます。

いずみの自宅に到着すると、母親が優しく出迎えてくれました。いずみの部屋に入った菊丸は、「二人きりになるために部屋に招かれたんだ」とますます妄想を膨らませて大興奮。
さらに、ベッドの上に置いてあったネグリジェ(ただの片付け忘れ)や、2つ並んだ枕(いずみが高さを調整するため重ねて使っているもの)を見つけると、菊丸は「僕のために用意してくれたんだ!」と完全に舞い上がってしまいます。

妄想に耐えかねたいずみは、カーテンを閉めてムードを作ろうとする菊丸の心を読み、すかさず「保健体育の勉強でもしよう」と迫る彼の妄想の手を、思わず現実の平手打ちで叩き落としてしまいます。気まずい雰囲気になりつつも、いずみが「もうそろそろ勉強しようよ」と促しているうちに、あっという間に夜の10時半を過ぎてしまいました。

最終のバスが行ってしまい困り果てる菊丸。いずみの母親の勧めもあり、菊丸はいずみの家に泊めてもらうことになります。「一夜を同じ屋根の下で過ごすなんて、思わぬチャンスがあるかも!」と下心を隠しきれない菊丸でしたが、そこへ厳しい父親が帰宅します。父親は、娘のクラスメイトの男子が泊まると聞いて「こいつ何か企んでるな」と激しく警戒します。

夜、いずみがお風呂に入っていると、お風呂場の脱衣所の戸が開く音がします。
いずみが不審に思って心を覗くと、なんとそこにいたのは「菊丸が覗きに来るのを捕まえてやろう」と待ち伏せしていた父親でした。驚いたいずみは「おとうさんのエッチー!」と大激怒。そこへ、本当に荷物を取りに通りかかっただけの菊丸が現れ、父親はバツが悪そうに言い訳をします。疑われた菊丸は怒ったフリをしてその場を切り抜け、部屋に戻って「よし、これで誰も僕が覗くとは思わないだろう」と、今度こそ本気で覗きを企てます。

しかし、お風呂に入っているいずみが再び「誰かが覗きに来た」と気配を察して心を読むと、今度は本当に透明人間になって覗こうと妄想している菊丸の姿が!
激怒したいずみは、お風呂場に近づいてきた菊丸をシャワーで撃退。騒ぎを聞きつけた父親も「父親の私でさえ拝めない娘の裸を覗くとは、不届き千万!」と大激怒し、夜中の12時過ぎであるにもかかわらず、菊丸を力ずくで家から叩き出してしまいます。

深夜の寒風吹きすさぶ中、外に放り出されて凍える菊丸。心配して追いかけてきたいずみは、「家の中には入れてもらえそうにないけれど、雨風を防げる場所ならあるわ」と、ある場所を案内するのでした。

不純な動機から始まった「ホーム・デート」は、散々な結末を迎えることになってしまったのです。

感想

 いずみの父はこのあとも何度か登場しますが、この時点で菊丸の危険性を見抜いているにも関わらず娘への対処はしていないようです。菊丸のような男が愛娘の側にいるかと思うと気が気ではないと思うのですが。
 また犬小屋はあっても飼い犬の描写はないのですが、いずみが転校を繰り返していたことを考えるとわざわざ犬小屋を設えるとは思えず、引っ越しにまで至らなかったということなのでしょうか。というより、そもそも娘の秘密を両親は知っているのかという疑問も残ります。

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