船上タルころがし!!

原作紹介
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 南の島への船旅を楽しむ、主人公の菊丸、クラスメイトのいずみ、そして転校生の千春。開放的な気分になった千春は、セクシーなネグリジェ姿で菊丸を誘惑する。

そんな中、いずみは甲板で深刻な顔をして語り合うカップルを目撃。「心中するつもりだ」と早合点した彼女は、二人を止めようと千春と菊丸に協力を求める。菊丸は、監視と称して近くの樽に隠れるが、いざカップルが通りかかると、樽から顔を出せずに二人に踏みつけられ、あげく樽ごと転がされてしまう。

樽に入ったまま転がり続ける菊丸。その樽の中には、いずみと千春も巻き込まれ、三人は狭い空間で体を密着させるというとんでもない状況に。菊丸はここぞとばかりに、二人のお尻を触ったり、へそを突いたりと、セクハラ天国を満喫する。

一方、甲板に残されたカップルは、樽が転がってきたことで大揺れの船上に二人きりに。女性がバランスを崩し、男性に抱きついた拍子に、なんと彼女のパンティーが脱げてしまう。そして、そのパンティーは運悪く、転がり続ける樽の中の菊丸の指に引っかかるのだった。

その後、樽は激しい回転の末、船の備品に激突して停止。穴が空いた樽から顔を出した菊丸は、再び転がりだした樽に追いかけられ、ついに海へ転落してしまう。

しかし、菊丸の悪運はまだ尽きない。溺れかけたところを、なんと例のカップルに助けられる。しかも、助けられた拍子に、またしても樽に吸い込まれ、今度はカップルの女性の胸に顔をうずめるという奇跡的な展開に。

だが、その様子をいずみと千春に目撃され、菊丸の顎は外れるほどの鉄拳を食らう。結局、心中しようとしていたカップルは、菊丸のあまりの執念とアホらしさに「自分たちが馬鹿らしくなった」と改心。菊丸は結果的に人助けをしたものの、罰として一日中、海の上で樽に浮かんで反省させられるのだった。

感想

 単行本も前半折返しの四巻を迎え、ハートキャッチ史上初の二部構成となった回。ゲストはその事情もあってあまり感情移入はできませんでした。
 それだけにいずみ、千春が心中騒ぎなど気にも留めない菊丸に言い様に操られるという展開に加え、二人の反応の差がはっきりと露呈するなど興味深く、また千春のはっきりした好意と特にその好意に反応を見せない菊丸。そしてもはや軽い嫉妬すら見せないいずみと他方のロマンスとはっきりと袂を分かつ組み合わせの妙でもありました。

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