菊丸流、指人形劇!!

 ひばり幼稚園にて指人形劇桃太郎を披露することとなったいずみたちと桂木先生。
 しかし菊丸の桂木先生への悪戯の余波で音響用のカセットテープ、小道具の桃まで壊してしまう。桃の代わりを用意するという菊丸が指差したのは‥

感想

 指人形劇を幼稚園で披露するという謎展開。
 しかしながら一応の謎解きをするのなら、演劇部の尚美と付き合いのあった事実はいずみに演劇部在籍の可能性を見出すことが出来、桂木先生も加えることで幼稚園での情操教育という一幕に至ったと考えることが出来ます。

 さておき。
 運動会であれだけの目に遭いつつ、学校以外でも菊丸と交流を深める桂木先生です。
 しかも言動から察するに菊丸の悪戯は受け続けている模様で、カセットが胸に入ったときなどは「カセットを取るふりして違うことするんでしょ!! そう何回もおなじ手に‥」などと口走っている始末。
 ここまでは菊丸を拒絶しているわけですが、騒ぎに気付いたいずみに「ううん なんでも─」と取り繕ってしまいます。
 いえ、ここまでは自分の力でと考えたのかもしれませんが、菊丸に背後に回られた時点で手遅れだと気付いたはず。なぜそこで助けを求めなかったのか。

 悪戯が始まっても疑問は続きます。
 この展開は宿直室でのそれと酷似していますが、あのときの先生は風邪を引き弱った状態で菊丸を引き剥がせなかったとしても、今回はそういうわけでもなく近くに助けを求められる生徒までいるのに成すがまま。
 菊丸を危険視するいずみはこの時期、同じ状態でも一応は脱出が叶っているのを見るに、先生の防御力の弱さときたら。
 そもそも服装一つとっても胸元は大きく開き、ノーブラ。生徒以上に露出の高いミニスカートと運動会の一幕や今回の言動をするには先生の格好はあまりに不用心で菊丸に悪戯してくださいと言っているようなもので、本当に何を考えているのやら。

 けっきょく菊丸のせいで小道具もテープも駄目になってしまうのですが、ここでも菊丸を責めるのはいずみで、先生はテープを胸に入れたのを自分のせいにされたときだけ反応するに留まるに及び、あまつさえこの後の非常識極まりない桃の身代わり案を受け入れてしまうのでした。
 もちろんこれは劇を続け子どもたちを喜ばせたい一心だとしても、菊丸の前で桃尻を見せていることには変わりはありません。桃太郎役なら手の空いているいずみに任せればよいものを菊丸に任せたままという段階で先生の菊丸への信頼が伺えるのでした。

 さて懲りない菊丸にお尻じゃない場所まで弄ばれながらも舞台はまたも破壊され、先生の苦労はまったくの無駄になってしまいます。
 倒れる菊丸に声をかけるのは未だお尻丸出しの先生で、気付いた菊丸は眼前に突き出された桃尻に声を上げるのですが、これ完全に見えちゃってますよね。
 先生も「ちが~う!! 上見て!!」などとやる前にパンティを穿き直すべきだったはず。なにより菊丸の悪戯を叱りつけることもせず。

 今度こそ劇の中止を覚悟するのに待ったをかける菊丸。
 その熱弁に頬を赤らめ頷く桂木先生。

 いや、待って欲しい。
 いったいここまでの間にどうして菊丸の意見に頷ける要素があったのか。
 千春やいずみは直接の被害に遭っていないのだからまだしも、あれだけの目に遭った先生が菊丸の意見に一番に賛意を示すとは、この二人にどれだけの信頼が築かれているのだろうか。

 この菊丸の代案に於いてなぜか桂木先生は姿を見せず、悲しいかな、この回にて桂木先生は鳴りを潜め、レギュラーをリンダに譲り最終回までお預けとなってしまうのだった‥。

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