主人公・菊丸のクラスに、中学時代の同級生・中野千春が転校してくる。彼女は再会するなり菊丸に猛アプローチを開始。その積極的な態度に、菊丸の幼馴染であるいずみは、早くも嫉妬の炎を燃やす。
ある日、千春はいずみと菊丸を自宅に招く。いずみをコーヒー豆の買い出しに行かせ、その隙に菊丸と二人きりになった千春は、「シャワーを浴びたい」と大胆に誘いをかける。下着姿になり、ファスナーが引っかかったと嘘をついて菊丸に助けを求めるなど、その誘惑はエスカレートしていく。
そこへ、いずみが帰宅。二人の親密な雰囲気にショックを受けたいずみは、千春への対抗心を燃やし、「私も一緒にお風呂に入る!」と宣言。こうして、菊丸を巡る二人の女の戦いは、三つ巴の入浴という奇妙な状況へと発展する。
浴室に舞台を移しても、二人の火花は散る一方。なんとか菊丸を独占したい千春は、厳格な父親が帰宅したのをいいことに、「菊丸を匿う」という名目で彼を浴槽の底に沈める。息継ぎ用のホースを渡された菊丸は、水中で二人のお尻を眺められるという棚ぼたに大喜び。
しかし、その幸せも束の間。菊丸はホースと間違えてシャワーのノズルを口にくわえてしまい、大量の水を飲んで溺れかける。さらに、千春の父親までが「娘たちと一緒に入浴する」と言い出し、浴室はパニック状態に。千春の父親の足がお湯に入った瞬間、熱さに驚いた菊丸が水面に飛び出し、すべての悪事が白日の下に晒されてしまう。
感想
千春登場です。
ラブコメ漫画としてならライバル登場と相成るはずだったのですが、いかんせんいずみの方が千春に対しまるで焦る様子を見せず、この時点でラブコメ要素が潰えてしまっています。菊丸はまだ多少いずみに対し思うところがあるようでしたが。
しばらくはいずみ、千春、菊丸の三人が固定され、ハートキャッチの基本構造、菊丸の悪戯、それを阻止するいずみという図式が完成した瞬間でもあります。
ところでこれまでの転校の理由を考えると千春は心を読む能力について知らないままだったのでしょうか。
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