ハートキャッチいずみちゃん SS_13

小説管理人作品
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「過激な二人羽織?!の巻」


今日は文化祭。
クラスの皆も色々と準備をしてその発表で大忙し。
え、わたしは何してるかって?

 それがね、桂木先生に頼まれて教職員の出し物のお手伝いをする事になったの。
 もちろん、いつものように菊丸くんも一緒。
「ねえ、いずみちゃん。これはどこへ持っていくのかな?」
「それは‥、う~ん、桂木先生に聞いたほうが早いわね」
 と、菊丸が手にしているのは、教職員の出し物で使う二人羽織用の着物。いずみは準備で集まった人の中から桂木先生を捜しだした。
「あ、桂木先生。すみません、これはどこに持っていけばいいんですか」
「ああ、これはね‥菊丸くん、こっちに持ってきてくれる」
 そう言って、菊丸と一緒に仕切りの向こうに移動する桂木先生。中々に忙しそうである。
「ごめんなさいね、菊丸くん。こんな事頼んじゃって」
「気にしないでいいよ、先生。おかげでクラスの手伝いをしなくてすんだし」
「あら、それならもっと手伝ってもらおうかしら」
「うわ、そりゃないよ、先生~」
「うふふ、冗談よ、菊丸くん」
 なんとも情けない菊丸の声に、思わず笑みを浮かべる桂木先生だった。
「さて、と。準備も終わった事だし、あとは本番を待つだけね。菊丸くん、御苦労様」
「えへへ、役に立ててよかったよ、先生」
 美人教師に礼を言われて、菊丸も満更ではないようだ。頬を掻いて照れている。こうしていれば、普通の高校生なのだが。
「ところで、先生。先生の相手役は誰なのさ」
「え? ああ、二人羽織の相手ね? まだ決まってないのよ。本番になったらクジで決めるんだけど‥」
 そう言って、今は物置代わりになっている、カーテンで仕切られた教室を見渡している。
「ああ、これよ。この中にクジが入っているの」
 菊丸の前に差し出されたのは良くあるくじ引き用の四角い箱。真ん中に丸い穴が開いていて、そこから手を入れる奴だ。
「へえ、これで相手を決めるんだぁ‥」
 と、そこまで言って菊丸は何かに気付いたように表情を変化させる。
(待てよ‥これを使えばぼくと先生がペアになることが出来ちゃうんじゃ?)
 そこまで考えて、まじまじと桂木先生に目を向ける。
 今日の慶子の服装は白いブラウスにミニのフレアースカート。そこから伸びやかな肢体が見えて生徒を悩殺するかのようだ。
 相変わらず、抜群のスタイルで服の上からでも分かるほどに豊かな胸は歩くたびにユサユサと揺れて、嫌でもそこに目がいかずにはいられない。
(ぐふふ~、これだけ手伝ったんだもん。ご褒美を貰わないとね~)
 ニンマリと邪悪な笑みを浮かべるのを忙しく働く女教師は気づいていなかった。
 
で大忙し。
え、わたしは何してるかって?

 それがね、桂木先生に頼まれて教職員の出し物のお手伝いをする事になったの。
 もちろん、いつものように菊丸くんも一緒。
「ねえ、いずみちゃん。これはどこへ持っていくのかな?」
「それは‥、う~ん、桂木先生に聞いたほうが早いわね」
 と、菊丸が手にしているのは、教職員の出し物で使う二人羽織用の着物。いずみは準備で集まった人の中から桂木先生を捜しだした。
「あ、桂木先生。すみません、これはどこに持っていけばいいんですか」
「ああ、これはね‥菊丸くん、こっちに持ってきてくれる」
 そう言って、菊丸と一緒に仕切りの向こうに移動する桂木先生。中々に忙しそうである。
「ごめんなさいね、菊丸くん。こんな事頼んじゃって」
「気にしないでいいよ、先生。おかげでクラスの手伝いをしなくてすんだし」
「あら、それならもっと手伝ってもらおうかしら」
「うわ、そりゃないよ、先生~」
「うふふ、冗談よ、菊丸くん」
 なんとも情けない菊丸の声に、思わず笑みを浮かべる桂木先生だった。
「さて、と。準備も終わった事だし、あとは本番を待つだけね。菊丸くん、御苦労様」
「えへへ、役に立ててよかったよ、先生」
 美人教師に礼を言われて、菊丸も満更ではないようだ。頬を掻いて照れている。こうしていれば、普通の高校生なのだが。
「ところで、先生。先生の相手役は誰なのさ」
「え? ああ、二人羽織の相手ね? まだ決まってないのよ。本番になったらクジで決めるんだけど‥」
 そう言って、今は物置代わりになっている、カーテンで仕切られた教室を見渡している。
「ああ、これよ。この中にクジが入っているの」
 菊丸の前に差し出されたのは良くあるくじ引き用の四角い箱。真ん中に丸い穴が開いていて、そこから手を入れる奴だ。
「へえ、これで相手を決めるんだぁ‥」
 と、そこまで言って菊丸は何かに気付いたように表情を変化させる。
(待てよ‥これを使えばぼくと先生がペアになることが出来ちゃうんじゃ?)
 そこまで考えて、まじまじと桂木先生に目を向ける。
 今日の慶子の服装は白いブラウスにミニのフレアースカート。そこから伸びやかな肢体が見えて生徒を悩殺するかのようだ。
 相変わらず、抜群のスタイルで服の上からでも分かるほどに豊かな胸は歩くたびにユサユサと揺れて、嫌でもそこに目がいかずにはいられない。
(ぐふふ~、これだけ手伝ったんだもん。ご褒美を貰わないとね~)
 ニンマリと邪悪な笑みを浮かべるのを忙しく働く女教師は気づいていなかった。
 
続きはfantiaから

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