ハートキャッチいずみちゃん SS_13

 

「過激な二人羽織?!の巻」


今日は文化祭。
クラスの皆も色々と準備をしてその発表で大忙し。
え、わたしは何してるかって?

 それがね、桂木先生に頼まれて教職員の出し物のお手伝いをする事になったの。
 もちろん、いつものように菊丸くんも一緒。
「ねえ、いずみちゃん。これはどこへ持っていくのかな?」
「それは‥、う~ん、桂木先生に聞いたほうが早いわね」
 と、菊丸が手にしているのは、教職員の出し物で使う二人羽織用の着物。いずみは準備で集まった人の中から桂木先生を捜しだした。
「あ、桂木先生。すみません、これはどこに持っていけばいいんですか」
「ああ、これはね‥菊丸くん、こっちに持ってきてくれる」
 そう言って、菊丸と一緒に仕切りの向こうに移動する桂木先生。中々に忙しそうである。
「ごめんなさいね、菊丸くん。こんな事頼んじゃって」
「気にしないでいいよ、先生。おかげでクラスの手伝いをしなくてすんだし」
「あら、それならもっと手伝ってもらおうかしら」
「うわ、そりゃないよ、先生~」
「うふふ、冗談よ、菊丸くん」
 なんとも情けない菊丸の声に、思わず笑みを浮かべる桂木先生だった。
「さて、と。準備も終わった事だし、あとは本番を待つだけね。菊丸くん、御苦労様」
「えへへ、役に立ててよかったよ、先生」
 美人教師に礼を言われて、菊丸も満更ではないようだ。頬を掻いて照れている。こうしていれば、普通の高校生なのだが。
「ところで、先生。先生の相手役は誰なのさ」
「え? ああ、二人羽織の相手ね? まだ決まってないのよ。本番になったらクジで決めるんだけど‥」
 そう言って、今は物置代わりになっている、カーテンで仕切られた教室を見渡している。
「ああ、これよ。この中にクジが入っているの」
 菊丸の前に差し出されたのは良くあるくじ引き用の四角い箱。真ん中に丸い穴が開いていて、そこから手を入れる奴だ。
「へえ、これで相手を決めるんだぁ‥」
 と、そこまで言って菊丸は何かに気付いたように表情を変化させる。
(待てよ‥これを使えばぼくと先生がペアになることが出来ちゃうんじゃ?)
 そこまで考えて、まじまじと桂木先生に目を向ける。
 今日の慶子の服装は白いブラウスにミニのフレアースカート。そこから伸びやかな肢体が見えて生徒を悩殺するかのようだ。
 相変わらず、抜群のスタイルで服の上からでも分かるほどに豊かな胸は歩くたびにユサユサと揺れて、嫌でもそこに目がいかずにはいられない。
(ぐふふ~、これだけ手伝ったんだもん。ご褒美を貰わないとね~)
 ニンマリと邪悪な笑みを浮かべるのを忙しく働く女教師は気づいていなかった。

 

 いよいよ文化祭の始まりである。校内放送から開催の音楽が流れ出し、準備中とは違った賑やかさが校内に溢れ出していった。
 教職員の出し物は学生との交流を深めるとの名目で選ばれた二人羽織。
 お祭り騒ぎの中、なにも好き好んで教師相手に近づく学生もいないだろうし、出し物自体もお世辞にも面白いものだとは言い難い。
 それでも人が集まっているのは、桂木先生の参加が原因だった。
 校内でも常に注目を集める美人教師と組めるかもしれないと、鼻の下を伸ばした男子生徒で教室は埋まっていたのである。
「うん。人が集まってきたわね。それじゃそろそろ始めましょうか」
 カーテン越しに集まってきた参加者兼観覧者の数を見て、本番に入ろうとする桂木先生。実質上の責任者なだけに気合の入り方も違っていた。
「そうですね。それじゃクジの方を用意してきますよ」
 受付で記入した紙をそのまま箱の中に入れておいてある。それを引き当てれば相手役が決まる寸法だ。
「うん、お願いね、菊丸くん」
 いかにも親切そうに応える菊丸に優しく声をかける慶子だが、菊丸が何を考えているかを知ればどんな顔をしただろうか。
「お集まりの皆さん。今回は教職員の出し物を見にきてくださってありがとうございます。この出し物はわたしたちとみんなで二人羽織を行って、いかに早くお椀の中身を食べ終えるかを競う事になります」
 教壇の前に立ちこの出し物の説明を開始する慶子を男子生徒たちは食い入る様に見つめている。運が良ければ憧れの女教師と組んで密着できるかもしれないのだから。
「ですから、この競技に勝つには相手役の人との息が合っていないと難しいと思います。生徒と先生との親睦を深めるにはいい機会だと思うので皆も頑張ってね」
 魅力的な笑みを浮かべて締めくくると菊丸が差し出した箱から折りたたまれた紙片を引く。
「わたしの相手は‥、‥え?」
 慶子がクジを開くのを男子生徒が期待を込めて注視する中、信じられないといった表情を浮かべる。
「先生。先生は誰に当たったんですか?」
 横から菊丸が顔を出す。そして引ったくるようにして桂木の引いたクジを手に取ってしまう。
「あ」
 あまりの早業に止めることも出来ない。慶子は今しがた見つけた名前を思い返しがら、菊丸の手の中に収まったクジを呆然と見つめている。
「あれ? なんだ。先生の相手役はぼくじゃないですか」
 その言葉に教室にいた男子生徒たちから一斉に落胆の声が上がる。それ以上に驚きを隠せないのが桂木先生だ。
「な、なんで菊丸くんの名前が書いてあるのよ?!」
 間違いじゃないの? そう思いながらも信じられない展開に思わず声を荒げてしまう。
「人が集まってなかったから困るんでぼくの名前も書いておいたんですよ。いけなかったですか?」
「い、いけなくはないけど‥」
 教師としての立場からそう答える慶子だが、表情はあからさまに「なんであんたなのよ」と言っていた。
 無理も無い。相手役が菊丸など、考えただけでもどうなることか分かりすぎるほどに分かってしまうのだから。
「じゃあ、いいじゃないですか。それに親睦を深める為なんだから、相手役を拒否してたら始まりませんよ」
 と、反論も出来ない正論を吐く菊丸。こうした時にはとにかく弁のまわる男であった。
「~~~っ、しょ、しょうがないわね。分かったわよ」
 いかにも不服丸だしで承諾する桂木にニンマリと笑う菊丸だった。
「さ、それじゃ始めましょうか。先生」
 既に他の教師たちは組になって準備は終了している。あとは開始の合図と共に競技を始めるだけであった。
「わ、わかってるわよ。でも、いい? 菊丸くん、へ、変なことしたら承知しないんだからね!」
 背後に菊丸がいるという事実だけで、鳥肌たつ思いの慶子は肩越しに菊丸を睨みつけながら釘を刺している。
「やだなぁ。信用してくださいよ~先生」
 にへら、と笑いながら桂木の注意を受け流す菊丸をどうやって信用できると言うのか。
(いつもみたいなことには絶対にさせないんだから! そうそう同じ手に引っ掛かかってたまるもんですか!)
 もとより菊丸を信用してなどいない慶子は、今までの悪戯を振り返って今度こそ菊丸の思い通りにさせない事を誓うのだった。

 桂木先生の不安を他所に二人羽織の出し物は開始された。
 差し出されたお椀の中身には小豆の粒が山のように盛られていた。それを指示を出された相方が上手く箸で掴んで、食べさせるというものらしい。小豆一粒を摘み上げるのさえ普通は困難なところに、目の見えない状態でそれをやろうというのだ。当り前のように、ほとんどの組が箸で摘む事すら出来ないでいた。が、懸念の菊丸はひょいひょいと小豆を摘むと、ルージュの光る口元に箸を運んでいたのだ。
 集まった客も菊丸の妙技に歓声を上げて二人に視線を向けてゆく。驚いているのは客だけではない。当の女教師も驚いているのである。
(菊丸くん、真面目にやるって嘘じゃなかったのね。疑って悪い事しちゃったわ)
 と、疑ったことを恥じていた。
 その時である。
 順調に運ばれていた小豆が、その動きに邪魔されてツルリと落ちてしまったのだ。
「あ、きゃあああん」
 思わず悲鳴を上げる桂木先生。小豆は慶子の豊かな胸元に落ちてしまったのだ。
「うわああっ、す、すいません、先生。待っててください、今ぼくが取ってあげますっっ!」
 背後からの声に慶子は鋭く反応する。
「結構よ! そんなこと言いながら変な事する気なんでしょっ! もう騙されないんだから」
 さっきまで菊丸のことを見直しかけていただけに、その怒気は凄まじい。
(どうせいつもみたいに、わたしにエッチな事する気に決まってるんだから!)
 肩越しに教え子の顔をキッとすごい目つきで睨みつける。
「こ、このっ、離れなさいっ、てば!」
「ぐふふう~、そんなこと言ったって小豆をきちんと拾わないと~」
「ひ、一粒くらいかまわないわよっ! いいから離れなさいっ!」
 自分の大切な胸に菊丸の掌を感じてしまい、慶子は途端に落ち着きを失ってしまう。
 そんな美教師の動揺につけこむように、胸元に差し入れられた掌が圧倒的な量感をもつ膨らみに辿り着いて、いやらしく蠢き始める。
「あっ」
 柔らかな膨らみが菊丸の掌で形を変えてゆく。87センチという美巨乳は片手で余る量感をもって、手指から肉がはみ出てしまうほど。そのたっぷりとした感触を楽しむように、菊丸はゆっくりと豊かなバストを揉みしだく。
「あ‥ああん」
 ほんの少し触られているだけだというのに、早くも美貌の女教師は濃い目の眉を八の字にさせて喘ぎ声を上げてしまう。
「んっ、‥あ、ああっ」
 回りを気にして声を上げることを躊躇うような、菊丸にしか聞こえない小さな喘ぎを洩らしつつも声音を険しくして叱り付ける。

「や、やめなさいっ! 一粒くらいどうだっていいわよっ!」
「あ~っ、先生ともあろう人が不正をするっていうの?! みんなが一生懸命やってるのに、一粒ならいいなんて考え方をするなんて‥最低ですよっ!」
「なっ、不正って‥。わ、わかったわよっ! いいわ‥その代わり早く小豆を取ってちょうだいっ!」
「もちろんです! ぼくに任せてください」
「えっ?! あ、ちょ‥ちょっと‥」
 持ち前の責任感や正義感を刺激されてしまい、つい口を滑らせてしまったことに気付いたときにはもう遅かった。
 言質を取った菊丸は嬉々として、間髪入れずに双丘への攻撃を再開する。
「‥んっ、んぅっ!」
 再び柔らかな乳房を優しく揉みしだかれ、どうしても声が抑えきれないのか、慶子は教師にあるまじき艶のある溜息を漏らしてしまう。
 裾野から徐々に登頂部分を絞り込むように揉んでくるくせに、決してその頂には触れてこない焦らされ方に堪らないもどかしさを感じてしまう。
(ま、またこの子の口車に乗せられちゃうなんて‥っ)
 口惜しさに臍を噛むが、感じやすい身体はもう菊丸の手の動きを受け入れ始めていた。
 背後から豊満な乳房をワシ掴まれて、グニグニと揉まれる。最初の内こそ、歯を噛みしばり必死に喘ぎを抑えていた美人教師も、あまりにもしつこく、ツボを心得た菊丸の責めに羽織の中で身体をくねらせ、全身に汗を浮かべて感じ始めてしまう。
 それでも膨らみを責められている内はまだ耐えられていたが、ついに焦らされ続けた可憐な乳頭にまで指が這ってくると、閉じていたはずの唇も開いてしまい、愛らしい声を上げてしまう。
「あ、あっ! アンっ!」
 一度、声を上げてしまうともう止められなかった。耐えようと我慢をしていた分だけ、声が出てしまう。
(だ、駄目、声が出ちゃう‥)
 菊丸の高校生離れした手管に24歳の女教師は「ああっ、ああ!」と喘ぎ声を上げ始める。
 正座したままの状態で腰を揺らしてしまい、あまりのはしたなさに顔を赤らめてしまいながらも、それでも動きを止めることも出来ずに可愛い声で喘ぎ続けてしまう。
「先生。そんなに動いたら豆がちゃんと探せないよ」
 にへら、とイヤラシク笑いながら、桂木慶子の耳元で囁きかける。
「あ、あんたは~~っ! もう豆なんか探してないくせ‥にぃいっ! あ、ああっん!」
 またもくりくりと乳首を捏ねられて可愛い声で喘いでしまい、反論しかけの言葉も情けなく終わってしまう。
「やだなあ、ちゃんと探してますよう。ほら、今だって‥」
「あっ、あっああんっ! そ、そこは、ち、ちがっ‥」
 わざとらしく自分の乳首を摘み上げている菊丸を戒めなければならないのに、それがままならない。
「だ、だから、そこは違うっ、違うのっ! ああん、菊丸くんっ、やめなさいっ!」
「ええ~? だって大きさといい、形といい、‥硬さはちょっと柔らかいかな~?」
「うっ、ぅあっアン! や、ヤンっ、やめ、やめてぇっ!」
「おやあ。‥だんだん硬くなってきましたよ~♪」
「い、いやんっ、そ、そんなっ」
 自分の恥ずかしい変化を教え子に囁かれて、あまりの恥ずかしさに耳まで赤くして嫌々をする。だが、菊丸に乳首を弄られると悔しいことにゾクっと身体中が慄えてしまう刺激に襲われてしまい、力が抜けそうになる。
「あ、あ、ああっ! 駄目っ、そんなに‥しないでっ」
 菊丸は桂木先生の哀願などまるで無視して、勃起し始めの乳首を上下に扱き上げて美人教師の官能をますます追い詰めてゆく。
「駄目っ、や、やめてぇっ! そんなにしちゃ、ち、乳首が‥アアンッ!」
「先生、そんな声だしていいんですかあ。みんながこっち見てますよ♪」
「ア、ア、あっ、あアッ、ああん! ‥え? あ、ああ、いやっ、見ないでっ」
 完全に勃起してしまった乳首を扱かれる刺激に朦朧としかけていた慶子は、菊丸の忠告にようやく周りに目を向け、ここが教室の中であることを思い出してハッとする。
(ああっ、わたし‥生徒に見られてるのにっ‥)
 生徒たちに見られていることを思い出し慶子の狼狽はいっそう激しくなる。同時により教え子に胸を悪戯されているという異常さを意識させられて菊丸の掌をこれまで以上に強く感じてしまう。
(でへへ~、やっぱり見られてるといつもよりも感じちゃうんだな~、ほんと可愛いんだから、桂木先生ってば)
 この美人教師がこういった刺激に乱れるのを承知している菊丸は、さらに耳元で羞恥を煽り続ける。
「見ないでって言われても出し物なんだし、みんな見るに決まってるでしょ。だいたいこんなに集まってるのは先生目当てなんですから、あんまり変な声出さないほうがいいんじゃないですか~♪」
 菊丸の言うとおり集まった生徒のほとんどは出し物の二人羽織をあわよくば憧れの女教師、桂木慶子と出来ればという下心丸出しの生徒ばかりだ。
 そんな生徒たちの視線を肌に感じて、クリクリと勃起乳首を捏ね繰り回されるのに危うく叫びかけるのを懸命に押しとどめる。
「んっ、んぅっ、む‥っ、はぁあンっ!」
「でへへ。やれば出来るじゃないですかあ♪ さっすが桂木先生!」
「っ‥、あ、あんたって子は~~~~っ!? うっ! っ、ん、ぁあっあっん!」」
 怒りに思わず立ち上がりかけるのを、根元から搾り出されるように胸を掴まれ、さらに勃起乳首を扱かれてあやされてしまう。
「出し物の最中ですよ? 大人しくしてなきゃ駄目でしょ♪」
「あ、あっ、や、やめ‥っ、い、いやあぁっン」
「それにしてもこの小豆はなんともいえない触感ですなあ。コリコリと硬くて大きさも‥いや、普通よりだいぶ大きいかな~。えへへ、扱き甲斐がある大きさですよん♪」
「~~~~~っ」
 教え子の言葉に悔しげに歯を鳴らし、耳まで羞恥に染め上げる。
 毎日のように乳首に悪戯され、念入りに扱き続けられたせいで慶子の乳首は下品といえるくらい勃起してしまうようになってしまったのだ。
(だめ‥ぇ‥。乳首、しごかれて、あたまのなか霞んできちゃう‥っ)
 悔しくて仕方がないのはこうして菊丸に勃起調教されると、もうそれだけで全身が蕩けてしまう。
(うぷぷ。すっかりトロけちゃって♪ でもこんなもんじゃすませませんよ~)
 正座したままブルブルと震え続ける女教師の様子にすっかり満足気な菊丸は、次なる攻撃に移ろうと画策する。
「う~ん、上の方にはないみたいだ。もしかすると下に落ちちゃったのかも」
「‥、あっ、はぁ、んっ、‥え、な、なに‥?」
「先生、これだけ探しても見つからないってことは下の方に落ちちゃったんだよ。次は下を探してみるね」
「?! ‥っ、ちょ、ちょっとなに言ってるのよ? じょ、冗談じゃないわ、もういい加減にしてっ!」
 胸だけならまだしも、これだけの人に囲まれてそんな真似を許せるわけがない。慶子が必死の形相で暴れるのだが、正座したまま菊丸に覆いかぶさられている状態で抵抗らしい抵抗も出来ない。
「まぁまぁ。ぼくに任せて」
「い、嫌よっ! やめなさいっ、ああんっ、やめてってば!」
 そうしている間にも菊丸は女教師のフレアスカートを捲くり上げ、白いレースの下着に魔の手を伸ばしていた。
「あっ、ああっ!」
 ビクン、と教え子の指が下着に触れただけで24歳の女教師は上体を反らして反応してしまう。
「ダメェッ! そこだけは絶対に駄目よっ!」
 ここは教室なのだ。しかも文化祭の最中、生徒や同僚教師たちが周りを囲んでいる。
 そんな中で一番大切な場所に触れさせるのを許せるはずがなかった。
(あんなに警戒してたのにどうしてこうなっちゃうのよ!?)
 生徒たちにとって大切な思い出となる文化祭で菊丸のような問題児にオモチャにされてしまう。
 身動きもできないこの状況でそんなとことろまで悪戯され、自分がどうなってしまうのかが怖くてたまらない。胸だけでもこんなになってしまうのに、女の急所を責められるなんて‥
 今までこうして辱められ何度恥ずかしい姿を晒してしまったか。
 そのことをわかっているからこそ、女教師は絶対に菊丸の次の行為を止めようと声を荒げるのだ。
「わ、わたしはっ‥アンタの、モノじゃないのよっ、こ、これ以上、触んないでっ‥」
 しかし、背後から抱きすくめられる格好の二人羽織状態では逃げようにも逃げられない。そのうえ正座という形で座り込んでいて、下半身は不自由のまま。
「なに言ってるんですか、先生っ! 小豆が下に落ちてるかもしれないんですよ、邪魔しないで協力してください」
「ば、バカアッ! そんなところにあるわけないでしょっ! もういいかげんにっ‥、あ、ああっ! いっ、いやっ‥、いやぁん、やめてぇっ!」
 下着の上から触れてくる指の感触。それだけで、もう堪らなくなってしまう。
 ゾクンっとパンティーの奥が疼いてしまい、腰が蠢いてしまっていた。もっと触れて欲しいと言うように腰が前後に動き、菊丸の指を追ってしまう。
「あ、駄目っ、駄目っ、動いちゃ駄目ッ!」
 菊丸に言っているのか、それとも勝手に動いてしまう自分の淫らな下半身に告げているのか。いずれにしても菊丸の動きは止まらない。レースの下着に張り付いて、その中心に沿って上下の動きを繰り出し始めては女教師を追い詰めるのだ。
「ひっ、ひいいぃぃいぃっ!!」
「先生、声が大きすぎ! みんなに気付かれちゃいますよ?」
「だ、だったら、パンティから手を離しなさ‥い、い、ヒィッ!」
「そんなこと言っても小豆を探さないとしょうがないでしょ。ほら、みんなざわつき始めてますよ?」
 背を反らせて、身悶える美貌の女教師のあまりにも激しい喘ぎに教室中の視線が集まり始めていた。
 とはいえ、羽織で身体の大半が隠れているために何が行われているのかはわからず、それが一層教室内の視線を集めてしまう。
「あ、ああっ! ヤンっ、やアンっ!」
 教室にいる男子達を楽しませるように桂木慶子の身悶えは激しくなる一方で、ぶるぶると震える身体を菊丸に支えられていなければ、そのまま倒れてしまっているのではないだろうか。
 と言っても、支え手の菊丸が責め手となっているのだから、なんの救いにもなってはいない。
「やめてっ、菊丸くんっ、お願いっ」
「んもう、やめちゃったら小豆が見つからないでしょ‥。あ、ほら、これだよ、先生。きっとこれが小豆‥だよね~♪」
 と、菊丸は見つけ出したという小豆をキュウッと摘み上げる。
「えっ、な、なに‥を、っ~~~~~~~~~~~~~~っ!!」
 その瞬間、声にならない悲鳴をあげ、全身を突っ張らせて、ガクンッと仰け反らせる。
「うあっ、きゃああううぅうううぅっ~~~~~っ!」
 全身に凄まじい電流が走りぬける感覚。一瞬、何をされたのか分からなかった。が、次には身体に刻み込まされていた。
 菊丸が言うところの小豆を摘まれ、そこから生まれた凄まじい衝撃に桂木慶子は仰け反り、悲鳴を上げさせられたのだ。
(そ、そこはっ‥小豆じゃ‥っ、ちが、うぅ、そこはっ違うのぉっ、つ、摘まないでぇっ!)
 女にとってもっとも敏感な箇所を摘み上げられて、人一倍敏感な身体を持つ慶子には拷問に近い衝撃だった。だが、その衝撃も最初の内だけで、24歳の身体は口惜しくも、17歳の少年の急所責めに順応してしまい「あっ、あっ」と舌っ足らずの喘ぎを漏らしてしまう。
 下着の上から桂木先生の真珠を探り当てた菊丸は、そのままぞっとするほどの優しさで布地越しに急所責めを繰り返してくる。
「ち、ちが‥そこは、違うのっ! き、菊丸くんっ、触らないでっ、触っちゃいやあっ!」
 少女のように泣き叫んで、嫌々をする女教師の様子に教室中が興奮状態になっている。
「なあ、なんだか先生の様子おかしくないか?」
「顔も真っ赤だし、なんつうか、なんであんな声出して‥」
「そういや羽織の中って菊丸のやつだったよな?」
「そういえば」
「ってことは、もしかして‥?」
 ただならぬ様子の桂木先生を心配するなかに、二人羽織の相方があの菊丸だと判明すると察するものも出てきたのかゴクリと唾を鳴らす者も出てきた。
 しかし肝心の桂木先生にはもう周りを気にするだけの余裕はなくなっていた。すでに教室から溢れるほどの人数が自分を見ていることも頭から消えてしまっていた。
 勃起乳首を責められながら、下着から浮き出る真珠の粒までも責められる。二つの女の弱点を巧みに触れてくる菊丸の攻撃の前に、何とか正気を保つだけで精一杯なのだ。

 ほ、本当に年下の男の子なの‥この子っ?!

 そう疑ってしまうほど、女の急所を知り抜いているのだ。しかも、自分が一番触れて欲しくはない場所を探り当て、そこを執拗に責めてくるのだから、堪らない。
(お、おかしくなっちゃうっ‥)
 24歳の自分が子供扱いされ、喘ぎ声を上げてしまう屈辱に泣きそうになる。
 感じやすい自分の身体をこれほど情けなく、悔しいと思ったことは今までなかった。
「ああっ、もう許してぇっ! こんなっ、こんなにされちゃっ、わたし、狂っちゃうぅっ」
 憎んでも余りある少年に許しを請わなければならない屈辱が、よけいに女教師を悔しくさせる。
 しかも許しを請うている内容は、破廉恥極まりない屈辱の叫び。
 それでも叫ばずにはいられない。このまま指責めを受け続ければ間違いなく教室の中で恥も外聞も無く、最後を迎えてしまう。
(そ、それだけは嫌っ、わ、わたしは教師なのよ、きょ、教室で‥教え子たちのための聖域で恥を晒すなんて、死んだって嫌っ)
 女としての矜持よりも、真剣に学びにきている生徒たちの思いを汚すような真似だけはできなかった。しかも自分を追い詰めている相手は学校一の問題児なのだ。
(絶対に耐えなくちゃ、だめ‥ああン、で、でも、どうしたらいいのよ‥ア、アソコが熱くて、もうとけちゃいそう‥)
 下着の奥を疼かせながらも、その疼きを何とか堪えようとするのだが、その決意も次第に熱に溶かされてしまいそうな恐怖と、どうしようもない甘い屈服が慶子の心を侵し始めてしまっていた。
「だ~か~ら~、小豆を取るまでの辛抱ですってば、先生」
 その小豆を二粒、左胸の先端にある勃起しきった乳首と、ショーツの上から真珠の粒を指先で捏ね繰り回しながら耳元で囁く菊丸。美人教師の愛らしい反応に、ニヤニヤと頬が緩みきっていた。
「だ、だからっ‥そこはぁっ‥ちが、違うのよぉっ、ああっ! そんなにつまんじゃ、ダメぇっ! いやよっ、嫌っ、いやあンっ」
 すでに尖りきっている勃起乳首はともかく、レース地に隠された真珠も徐々に硬さ、大きさを増して、今では下着の上からでもプックリとした存在を確認できるまでになってきていた。
 当然のように感度を増したそこをクリクリと、指で捏ね回される衝撃に桂木慶子はもう半狂乱であった。
「あ、ひっ、ひいっ、ダメッ、駄目えっ!」
「ううん、じゃあやっぱりこっちが小豆なのかなあ?」
 悪夢のように巧緻な指責めから逃れようと、腰を浮かせて後ろに引こうとする。そうすると、今度は自然と前に突き出てしまう乳房の先端が標的に変わる。
 そのまま引っ張り上げるようにして、グイッと乳首を摘まれて扱かれてしまう。
「あっ、あ~~~~~~~~~~~~~~っ!」
 背を弓なりに反らして、悶え泣く。と、今度は後ろに逃れようとしていた腰が前に突き出されてしまう。
 待ってましたと、プックリ浮き出た真珠を布地の上から磨き上げるように擦り上げる。
「きゃあうっっ! きゃふうぅぅっ!」
 こんな繰り返しが何回続いたのか。
 ピンピンの勃起乳首は指先で扱かれ続けて、そこが何か別のものになってしまったかのような錯覚さえしてしまう。
 それ以上に狂おしいのは、今も捏ね繰り回され続けている絹の下着の中でプックリと膨らんでしまった真珠である。
 菊丸の指責めによって、そこも完全に勃起状態になり、甘く疼いてしょうがないのだ。そんな場所をいくら布の上からとはいえ摘まれ、しつこくねちねちと捏ね回されては。
「あああっ、ああ~~~~っ!」
 もうヨガリ泣くしかなかった。
 本当に身体がどうにかなりそうだった。全身が性感帯に変えられてしまったかのような感覚。
 悔し泣きしながらも、桂木慶子は背後で責めを加える菊丸に絶叫する。
「ダメェッ! き、菊丸くんっ、アアン、わたしっ、もう駄目っ、駄目なのっ!」
「う~ん、駄目って言われてもな~。そうだ、これを引っ張ってみたらどっちが小豆かはっきりしますよ♪」
「そ、そんなっ?! いやっ、嫌よっ! そんなのされたらっ、わ、わたし‥っ」
 本当に限界だった。これ以上、菊丸の意地の悪い悪戯を受け続ければ死ぬよりも恥ずかしい姿をみんなの前で晒してしまう。さすがに慶子の意識に教師としての矜持がよみがえって説得を試みるのだ。
「き、菊丸くんっ、み、みんなに見られてるのよっ?! もう、ゆるしてっ、お願い、お願いよっ!」
「やだなあ、先生。これは文化祭の出し物なんですよ。みんなが見るのは当たり前じゃないですか~♪」
「あ、あんたって子は‥っ! うっ、あ、あぁはンっ! どこまでわたしを‥っ」
 血の出るほど唇を噛み、悔しげに教え子を睨みつけるが菊丸はどこ吹く風だ。
「でへ。せっかくなんだし、先生の一番可愛いとこ、みんなにも見てもらいましょうよ?」
「いやよっ、嫌々っ!」
「んもう。強情なんだから」
 そう言いつつも、菊丸の表情は嬉しさに緩んでいる。こうやって強情を張る先生こそ、なによりの好物なのだ。
 この知性も理性も優れた女教師が果たしてみんなの前でどんな風に恥を晒すのか。
(楽しみですなあ♪)

(あ、ああンっ、この子、本気でみんなの前でわたしを‥?! イヤッ、そんなの嫌よっ! アアン、で、でも‥っ、もう‥だめ‥駄目っ、このままじゃ、身体が‥言うこときかなくなっちゃうっ‥)
 血の気が引き、蒼白になって逃れようとする。それが無駄な足掻きでしかないことはさっきまでの拷問のような二箇所責めで分かっているはずなのに。
「でへへ、先生。どっちが小豆なのかわかったらすぐ言ってくださいね~~♪」
「‥っ、く、こ、このっ!」
 耳元でいやらしく囁かれて、慶子はギリギリと奥歯を噛み締める。
(く、口惜しいっ! そ、そうよ‥教師であるわたしが‥教室の中で、そんな恥を晒してたまるもんですか!! 負けちゃ駄目っ、こ、こんな子に、ぜ、絶対負けるもんですかっ‥!)
 小豆などではないことを百も承知でこんな真似をしている菊丸への怒りが、女として、教師としての自尊心に火を点け、いまや僅かばかりとなった理性を掻き集めて燃えさかっていた肉体を静めようと決死の努力をする。
 凄絶な覚悟で耐え抜こうとする女教師を嘲笑うかのように、菊丸は二つの豆を摘み、そのまま引っ張り上げる。どころか、ピンと指先で弾き上げたのである。
「っ~~~~!!」

 身体中に電気が走りぬける凄まじい刺激に、女教師は声にならない絶叫を上げる。あまりにも凄まじい刺激に、理知的な瞳に涙すら浮かんでいた。
 それでも、桂木先生はこの淫虐な責めに耐え抜こうとする。
(い、いま‥っ、声出しちゃっ‥駄目っ! た、耐えなきゃっ‥!)
 奥歯を噛み締めて、必死に絶叫を放とうとする口を閉じ合わせて全身を襲う荒波を堪えきる。美貌には凄艶なまでの苦悶の表情が浮かび、桂木慶子の自尊心の強さを物語っていた。
 全身を襲う凄まじいまでの衝撃に、頭の中が狂わされていく。口を開き声を上げたかった。菊丸に敗北を認め、誰憚ることなく泣き喚きたかった。
 しかし、教師としての理性と女としての誇りが、それを押し留める。
 少しでも口を開けば、きっと教師とは思えない言葉を口にしてしまうだろう。その瞬間、築き上げてきた何もかもを、失ってしまう。
「くっ、う、っ~~~~~~」
 歯を剥き出し、艶やかな唇を噛んで必死に堪え続ける慶子の美貌は真っ赤に上気して、とてつもない色香を発している。

(くぅ、かっわいい♪ そんなに声を出したくないなら、手伝ってあげちゃいますね~)
 健気に堪える女教師へのご褒美とばかりに、菊丸は桂木先生を振り向かせると噛み締めている唇を自分の口で塞いでしまう。
 幸いにも首を捻って羽織の奥へと隠れた二人の行為は見咎められることはなかったが、それだけにいったいどうしたのかと、より一層の注目を浴びることになる。
「‥っ! ‥んっ、んぅ、むっ‥! んんっ、む‥っ」
 いきなりの教え子の行為に桂木先生は目を見開き硬直したが、次には首を振って重なった唇を振り払おうとする。
(な、なっ‥!? なんてことするのよっ! み、みんなの前でキスしてくるなんてっ、ん、は、離しなさいいぃっ)
 しかしヒルのように吸い付く菊丸は一向に離れる様子もなく、ますます強く吸い付いてくるのだ。それどころか厚かましくも可憐な朱唇を割り開き、ぬるうっとナメクジのような舌を侵入させ、女教師の可愛らしい舌先を絡めてきたのである。
「んむっ、、~っ、ぁ、っ、‥っ」
 激しい叫びの代わりに、くぐもった吐息が重なり合った唇の隙間から漏れていき、女教師の身悶えが次第に大人しくなってしまう。
(ぁ‥、あっ、し、舌まで挿れて‥っ、き、気持ち悪いのよっ! あ、あ、ヌルヌルして、ああ‥、や、やんっ、舌が吸われ‥、んううっ!)
 教え子に唇を奪われるどころか、舌まで絡め取られる恋人同士のようなキスを前に女教師は嫌悪に身を震わせる。
(んっ、んんウッ、ムふうんっ!)
 女教師の気持ちなど無視するように菊丸は絡めた舌をさらに激しく擦り合わせ、舌と舌とをねっとりと密着させる。逃れようにもぴったりと張り付いた舌に絡め取られてどうにも出来なかった。
(あ‥、ああン‥、舌がザラザラして‥、と、とけちゃいそう)
 身体の内側から溶かされてしまいそうな痺れと共に、うっとりと目を閉じ自分も舌を絡めるように動かしてしまうのを止められなくなってしまう。
 ちゅくちゅくという水音とともに、口端からねっとりと涎が垂れて細い顎先へと伝ってゆく。
(うひょひょ~。先生の唾液って美味しいなあ)
 憧れの女教師の唇を柔らかさ、甘さを堪能しつつ、それでも菊丸は一流の色事師の才能を見せつけ、勃起乳首と愛らしく下着の上から主張する真珠の粒をコリコリと捏ね回し、慶子を、年上の女教師を追い詰めていた。
(っ、っ、~~~~~~~~~っ!!)
 羽織に隠されているとはいえ生徒たちの目の前で、慶子はビクンビクンっと小刻みに摩擦し、教え子の口中に「~~~~~~っ!」と声にならない悲鳴を押し込むのだった。
「んっ、ぅぅっん! ぁ‥ッ、はぁッ、き‥くま‥ムウっん、んっん~~っ!」
 ビクッと上半身がピーンと突っ張り、全身から甘い百合の香りが立ち昇る。
 ほんの数瞬の、慶子にとっては永遠とも言える時間が過ぎ、ようやく頭の中を狂わせる波が去ってゆく。見計らったように菊丸も唇を離すと、唾液の糸がお互いの舌先からツーと伸びて切れ、甘く激しい息遣いのまま、正座した状態のまま菊丸に背を預けるようにしてしまう。
 ハァハァと荒く息をつき、今襲った感覚に耐えるようにしきりに身体を震わせる女教師。
「先生~、今のじゃ小豆がどれかわからなかったら、もう一度ね~♪ 多分、下の奴がそうだと思うんだ~」
「も、もう一度‥って‥そ、そんなっ」
 菊丸の言葉に美人教師はその美貌から血の気を失わせてしまっている。さっきの抵抗が最後の限界だった。もう身体中のどこにも、菊丸の責めに耐えられるだけの力なんて残ってはいない。あの瞬間、微かに残っていた気力を振り絞ってようやく耐え抜いたのだ。
 甘い痺れは身体の中に残り、その余韻だけでもどうにかなりそうなほどだった。
 乳首はジンジンと痺れて破裂しそうに疼いている。ショーツの中で膨らみきり、飛び出してしまっている真珠の粒はヒクンヒクンッと勃起しきって、気が狂いそうに菊丸の指を感じてしまっている。それを気力だけで抑えているのだ。
(だめっ、今度こそ我慢できないっ! ああっ、いや、いやよっ、みんなの見てる前でそんなの‥っ)
 悔しいけれど、菊丸が唇を塞いでいたからこそ声を漏らさずに済んだようなものだった。だが、そんなことを自分から求めるわけにはいかなかった。7つも年下の、それも教え子の男の子に唇を奪われる感覚は潔癖な女教師に血が逆流するかのような屈辱を覚えさせる。
 しかしもっと悔しいのは そうして貰わなければ大恥をかいてしまうのを止められなかったことだ。そしてあの瞬間、教え子がまるで恋人のように思えて自分から舌まで差し出してしまっていたのだ。
 恥辱のあまり泣きそうになる桂木先生の視界に見覚えのある影が写った。
(‥、え、あれは‥?)
 疑問符を浮かべる美人教師に、
「さあ、先生~。もう一度いきますよ~~」
 菊丸の放つ死刑宣告が届く。桂木先生は先ほどの影の正体を探るまもなく、おぞましい現実に引き戻されてしまう。

「ああっ、いやっ、いやぁんっ! 菊丸くんっ、お願いっ、許してっ! もう、ホントに我慢できないのっ! わたし、わたしっ、このままじゃ‥」
 愛らしく嫌々をして、菊丸の最後の良心に縋る桂木先生であるが、その可憐さが菊丸の行為を加速させるものになってしまう。
「でへへ、そそれならまた口を塞いであげましょうか?」
「き、キスはイヤッ! わたしは菊丸くんの女じゃないのよっ!」
「ぼくはいいですけど、いいんですか~? 我慢出来ないんでしょ?」
 すっかり7つも年上の女教師を年下の少女のように扱い、いよいよ最後のトドメを刺さんと既にうっすらと染みの浮いた絹のレース地の中に右手を侵入させてゆく。
「ああ~~っ! だ、駄目ぇっ!」
 もう逃げようもない状況に悔し泣きしつつも、それでも最後の最後まで儚い抵抗を繰り返す女教師。先ほどまでの気高さをもった決意も、甘い疼きの前には脆くも崩れてしまっている。
 心でいくら嫌がっていても、24歳の身体は菊丸の悪戯に屈してしまい、まるで力が入らない。菊丸の指先を防ぐことが出来ないのだ。
(だ、だめぇ、ホントに駄目っ、わたし、こんな子に‥また、負けちゃうぅっ‥)
 ショーツの中に潜り込んだ指先が、急所を探り当てる気配に慶子は奥歯を砕けんばかりに噛み締める。そんなことで耐え切れるはずがないのは自分でわかっていても、生徒に為すがままにされてしまう屈辱が、決死の抵抗を試みさせる。
「あ?! ああっ! さ、触らないでえっ!」
「でへへ~、そんなに嫌がらないでよ、先生~。みんなも待ってますから、ね?」
 涙目で訴えるも、プックリと膨らんでいるポッチを優しく摘み上げられて、指の腹でなぞりあげられると、
「あ、ああ~~~っ!!」
 ゾクンっと背筋を反り返らせ、泣き叫んでしまう。
 ショーツの上からの攻撃など、比べようもない刺激だった。直接、女の急所を触れられることが、こんなにも身体を溶かしてしまうなんて‥。
 突起を捏ね繰り回される刺激に、理性が崩壊寸前にまで追い詰められる。教師である身で、生徒に感じさせられる屈辱を上回る快楽が全身を包んでしまう。

 ブルブルっ、と震え続ける身体は、もう菊丸に全てを捧げてしまう準備を終えてしまっている。
「‥いや‥だ‥めぇ‥菊丸く、ん‥」
 弱々しい抵抗に気丈な女教師の面影はない。それどころか年下の少年に甘えているような眼差しを向けている始末だ。
(うひょひょ~♪ 先生、もう観念したみたいですよ~♪)
 ついに美人教師が観念したのを悟り、焦らし責めから本格的な責めへと行動を変えるつもりの菊丸。
 普段は理知的で気丈な女教師が、その瞬間にどんな顔を見せてくれるのか楽しみでならなかった。
 そんなことを考えながら、左手で柔らかな乳房を揉みつつ、頂点にある乳首をクリクリと捏ね繰り回し、いよいよ下着の上からではなく、直接女の急所を本格的に責めようとする菊丸。
 すでに右手の指先に伝わる感触はコリコリとした硬さがあり、女教師の準備も出来上がっていることを伝えている。
 それをゆっくりとなぞるように焦らしては、24歳の肉体をブルッと震わせて楽しむ余裕が菊丸にはある。桂木先生はもう言葉もなく、されるがままの状態であった。

(も‥う、だ、めぇ‥耐えらんない‥)
 教室の中でだけは、そんな恥ずかしい姿を晒すまいと誓った女教師もついに菊丸の執拗な攻撃に屈しそうだった。
 このままでは教室中の皆が見ている中で恥をかいてしまうのに。
 その事実すらいまの慶子にはどうでもよくなってしまいそうになる。焦らされ、耐え続け、とうに限界を超えた身体に早くトドメを刺してもらいたかった。
「でへ、先生~ホントはもっと気持ちよくなりたいんでしょ? だったら、ほら。脚を開いてよ」
 耳元でいやらしく囁く菊丸の言葉に、桂木慶子はここが教室の中、多くの教え子や同僚達に見られているにも拘らず、菊丸がもっと動きやすいようにと羽織の下で正座した脚をそっと開いてしまう。
(あ、あ‥自分から脚を開いちゃうなんて‥)
 自分で自分が信じられなかった。
 教育者として相応しい理性と知性、そして気丈さをもっていると信じていた。そして、周囲からもそう認識されていたはずだった。
 そんな自分が生徒の指を招き入れるように脚を開いて受け入れるような行動を示してしまうなんて‥。
 この気丈な女教師の理性がどれだけ溶け崩れてしまったのかが、如実に分かる行為であった。
(だ、だって、もう、無理よっ、ここまでされて‥耐えられるわけないじゃないっ!)
 教師として、自分がどれほどはしたない真似をしているのか、それが分かっていても堪えることの出来ない悔しさに歯噛みしながら、心の中でこれは菊丸のせいなのだと言い訳をする。
 決して、自分が負けたわけじゃない。ここまで狂わされれば、誰だってこうなってしまうわ。
 ぼうっと霞んだ意識で、自らの敗北を誤魔化しながら認めてしまう。
「でへ、いいんですね、先生♪」
 改めて教え子が確認をしてくるのを美貌の女教師は顔を真っ赤にしながら、恥ずかしそうにこくん、と頷いてしまっていた。
(うひょひょ~♪ かっわいい♪)
 あまりの可憐さにゾクゾクする征服欲が沸き起こる菊丸。あの気丈な女教師が自分から脚を開いて受け入れてくれているのだ。
 女教師のショーツの中は、ムッとするほどの熱気に包まれ火傷しそうなほどだ。そこを指でなぞり上げると、ビクンっと女教師の身体が反応する。
「あっ、ああ‥ン‥き、菊丸くぅん‥」
 羽織の中で自分を追い詰める菊丸へと、思わず振り返るようにして甘えた声を上げてしまう。
 その瞳は霞みがかり、とろけるようにして教え子を見つめ、おそらく菊丸が求めれば、また唇を許してしまうほど可憐な唇は何かを求めるように濡れていた。
「でへ。なんですか~? ちゃんと言ってくれないとわかりませんよ~♪」
「‥っ」
 意地悪くとぼける菊丸に、慶子は頭に血が上り目元を険しくさせるが、下着の上から真珠を、勃起した小豆をクリクリと刺激されて「う、うぅン!」と呻かされる。
「このままじゃ‥みんなの前で、声、出ちゃう‥」
「違うでしょ。ぼくにどうして欲しいか言ってくれないと」
 恥ずかしさと悔しさに真っ赤になりながら、それでも懸命に教え子へ訴えるのに、菊丸はにべもない。
「お、お願いよ、声、出ちゃうから、口を塞いで欲しいの‥」
「もうちょっと詳しく♪」
「~~~~っ」
 あまりに意地の悪い教え子に殺意さえ覚えるも、それを宥めるように優しく動く指先が慶子を追い詰め、とうとう震えながら朱唇を開いてしまう。
「キ、キスしてっ、このままじゃみんなの前で恥かいちゃうっ! お願いよっ、菊丸くん!」
「でへ。いいんですか~? 生徒のぼくと教室で。みんなの前で。キスなんかしちゃって~」
「い、意地悪しないでっ、み、みんなの前で恥をかきたくないのっ! だ、だから‥んっ、んうっ!」
 そこまで言わせて、ようやく唇を塞ぐ菊丸。
 そうして優しく撫でていた勃起も真珠も、激しく容赦の一切を無くして摘み、扱きたて、女教師から悲鳴を搾り取る。
「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!」
 焦らされ、我慢を重ねて訪れた圧倒的な衝撃にもう慶子は誰憚ることなく、教え子の口中へ喚き立てていた。
 正座したまま背を反り返らせ、膝頭を擦り合わせて爪先がキュウっと閉じる。
 いつの間にか菊丸の首に腕が回され、生徒のことも文化祭のことも忘れて教え子のことだけが頭の中を支配してしまう。
(き、きくまるっ、きくまる、きくまるううぅっ!)
 眉根を寄せ、苦悶にも似た表情を見せる桂木先生をよしよしと頭を撫でて宥めながら、それでも一度と言わず、二度三度と真珠を責め立て女教師を愛らしく泣き喚かせた。
(うひょひょ~、ほんと可愛すぎますよ、先生。他の奴らに見せるなんてとんでもないですなあ♪)
 唇を重ね合い、合わさった端から二人の混ざりあった涎が垂れ落ちるのに任せながら、泣きじゃくる担任の舌を吸い上げ、愛らしいその瞬間の顔を網膜に焼き付ける。
 ようやく満足したのか、唇を離すと触れ合った舌先に銀の糸がツーっと引かれてプツンと切れ、それで慶子が恥ずかしそうに俯き「見ないで」と囁くように口にするのである。
「でへへ、大丈夫ですよん。先生の一番可愛いとこはぼくだけしか見てませんからね~」
「あ、あ、きくまるぅ‥」
 ギュッと抱きしめられ、熱い吐息を漏らして教え子へ悔しさとも諦めともつかない視線を向ける桂木先生の耳元に口を寄せ。
「さ、もう一度。今度はどこまで我慢できるか、勝負ですよ、セ~ンセ。負けたら‥どうなっちゃうんでしょうね~」
「そ、そんな‥、いやっ‥、これ以上いじめないで‥」
「だ~め。先生はぼくのオモチャなんですから。ず~っと可愛がってあげますよ♪」
 濡れた瞳でこちらを仰ぎ見る担任教師に、菊丸は慈悲の欠片も見せず、今度は本当にみんなの前で恥をかかせるのも面白いかもと思いつつ、指先を濡れた下着に伸ばすのだが‥。

「な・に・をするのかしら? 菊丸くん」
「え?」
 間の抜けた返事で声のした方を見れば、そこには鬼の形相の同級生が、いた。
 ようやく用事を済ませてきたいずみは妙にざわついている雰囲気を察知し、教室に入ると菊丸に気付かれないように背後に回っていたのだ。
「なにやってんのよっ、アンタは~~~~~っ!!」
 ビリビリといずみの怒声が教室中に響き渡り、菊丸は「あ、いや、その、」と意味の繋がらぬ言葉を発しながら後じさり、ようやく手に入れかけた獲物もそのままに慌てて逃げ出すのであった。
「こら~~~っ! 待ちなさい、菊丸~~~~~~~~~~~っ!」
「‥た、助かった、の‥?」
 段々と遠ざかってゆく二人のドタバタとした喧騒を感じながら、呟く桂木先生であった。

 


「ほら、菊丸くん、まだここが片付いてないわよっ!」
「す、少し休ませてくださいよ~」
「なに言ってるのよ、まだ他にも片付けなきゃいけないところはたくさんあるのよ? さっさと手を動かしなさいっ!」
 校内の生徒が帰り支度をしている中、一人片付けをしている菊丸と監督役の桂木先生が残っていた。
 せっかくの催し物を無茶苦茶にした罰として、文化祭の後始末を命じられたのである。
「そ、そんな~」
 情けない声を上げる菊丸だが、もちろん甘やかすつもりなど桂木先生にはない。なにしろ文化祭の最中あんな真似をされ、唇まで奪われてしまったのだ。
 羽織りのおかげで生徒たちには気付かれなかったとはいえ、教え子に唇を奪われ狂わされたことは慶子にとって屈辱でしかない。
 いや、なによりの屈辱はあの瞬間、自分から脚を開き菊丸を受け入れたことだ。いくら追い詰められてのこととはいえ、教師の自分が教え子に屈してしまうなんて。
 その口惜しさを紛らすように、女教師はいっそうの厳しさをもって菊丸に檄を飛ばすのだった。

ふぅ、せっかくの文化祭も菊丸くんのせいでめちゃくちゃ。せめて後片付けで罪滅ぼしをしなさいっ

満足度に応じて星を付けて下さると励みになります。
1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars (12 votes, average: 5.00 out of 5)

読み込み中...

コメント