ハートキャッチいずみちゃん SS_27

「菊丸のどっきりマッサージ術!の巻」


こんにちは。
今日はわたしたち温泉に来ているの。
え、また高校生だけで温泉なんかに来て、ですって?

 うふふ、今回は大丈夫。
 わたしたちだけじゃなく、大学生の美奈子さんも一緒なのよ。
 美奈子さん、この間が誕生日だったの。それでお祝いにわたしたちでこの温泉旅行をプレゼントしたってわけ。

「でも悪いわね、二人とも。温泉なんてプレゼントしてもらっちゃって」
「気にしないで下さい、美奈子さんには迷惑かけたこともあるし、このぐらいのことはしないと」
「そう? うふふ、ほんとは温泉って大好きなのよ。だから嬉しかったわ、ありがとう、いずみちゃん」
 申し訳なさそうに、隣を歩く二人に声をかけていた美奈子であったが、いずみからの返答にホッとしたように本音を漏らす。
「美奈子さん、ぼくもお金出したんだけど‥?」
「あら、ごめんなさい菊丸くん。どうもありがとう、感謝してるわ」
 むくれた声を出す菊丸に、美奈子は魅力的な笑みを作って礼を返す。大人の余裕と言う奴だろう。
「いいんですよ、美奈子さん。大体いつも菊丸くんが迷惑かけるんだもん。それぐらい当然でしょ」
「ひどいなぁ、いずみちゃん。だからぼくの方がお金を多く出したんじゃないか。お陰で今月はピンチなんだよ」

 つくづく、いずみには頭が上がらない様子の菊丸。その絶妙な関係に思わず美奈子は吹き出してしまう。
「あ、美奈子さんまで。ふん、どうせいっつも悪いのはぼくだけですよ~」
 完全にいじけた菊丸に堪えきれず、いずみも一緒に笑い出す。なんとも平和な光景であった。
 廊下を渡りきったところで、旅館の自慢。露天風呂の脱衣所へと到着する。
 当然のことのように、【男】【女】と表札は分かたれており、混浴でないことの厳然たる事実を期待に胸膨らませていた菊丸に突きつけるのであった。
「え~~~っ!? いずみちゃん、混浴じゃないのぉっ」
 開口一番、これである。
「あたりまえでしょ、なにを期待してるのよ、あんたは!」
「だ、だって温泉だよ、温泉。温泉といえば露天風呂、露天風呂といえば混浴じゃないか~っ」

「な・に・が、混浴じゃないか~っ、よ。全くいやらしいんだから! 菊丸くんに選ばせないで正解だったわ」
「さ、わたしたちは着替えてくるんだから、ここでお別れよ。美奈子さん、行きましょ」
「ぼ、ぼくも~~~‥ぎゃんっ?!」
 扉をくぐる二人の後を付いていこうとした菊丸の前で、勢いよく扉が閉められて強かに顔をぶつけてうずくまるのであった。
「ちぇ、せっかくいずみちゃんたちと温泉に来れたっていうのに、これじゃ意味がないよ」
 結局、女湯に入る事叶わず一人男湯に浸かる菊丸。なおも未練が募るのか壁一枚隔てた女湯に視線を向けてなにやら呟いていた。
「くぅ~~~~っ、この壁の向こうにいずみちゃんたちが‥」
 壁に手を当て遠く女湯の光景を夢見るのか、さめざめと泣き始める。と、菊丸の表情が一変する。
「ん、この壁、なんかおかしいぞ?」

 疑問符を浮かべながら調べてみれば、壁は湯を供用するように使う為か、下の部分が素通りされていたのだ。
「でへ、いいもの見つけちゃった。これを使って女湯に行っちゃおうッと」
 天然湯特有の澱みを抜けて女湯に侵入することに成功した菊丸。湯気の向こうには─
「いずみちゃん、相変わらずスゴイ身体してるわね~」
「や、やだ、美奈子さんったら、なんてこと言うんですか?!」
 美奈子が隣で身体を洗ういずみを見ながら、少々呆れたように声を上げる。いずみはそれを受けて顔を真っ赤にして、思わず美奈子の視線から自分の身体を隠してしまう。
 平和な会話をする二人。この手の旅行ではお約束といったところか。
 白い湯気に遮られはっきりと鑑賞は出来ないが、それでも全体の柔美な線や、要所の膨らみは網膜に映りこんでくる。
(ゆ、湯気さえなかったら‥っ)

 しかし、湯気に隠れているとはいえ美女二人がその向こうにいるのは紛れもない事実。となれば、ここまで来た菊丸がただ、手をこまねいているはずもない。再び湯の中に潜り込むと、二人に気付かれないように徐々に近づいてゆくのであった。
(おほほ~っ、も、もう少しで‥)
 息を止め、少し、また少しと獲物に近づく菊丸。と、その目の前にいきなり白っぽいなにか木の棒のようなものが現れる。
(ぶっ、ぶほぉ‥っ)
 危うくぶつかりそうになった菊丸は湯の中にいるのも忘れて声を上げ、むせ返ってしまう。
(な、なんだあ、いったい‥? ‥お、おおっ!)
 いずみたちに見つかる危険性に慌てて口を押さえて、いきなり目の前に出てきた立ち木の正体を確かめると、今度は歓喜の叫びを心の中で叫んでいた。
 目の前に現れた立ち木の正体は同級生の優美に引き締まった美脚であった。身体を洗い終え、湯の中に入ってきたのだ。
 にごり湯のために見上げてもはっきりと見えはしないが、それでも完璧と言える見事な肢体はさすがの迫力だった。

「ふぅ、いい気持ち。お湯が当たってマッサージされてるみたい」
 いずみはといえば、まさか自分のすぐ足元に菊丸が潜んでいるなど思いもよらず、露出した岩棚から降り注ぐ天然湯に身を任せている。
(‥そんなお湯なんかより、ぼくのマッサージの方がいい気持ちになりますよ~♪)
 大胆にも菊丸は打たせ湯の裏に回りこむと、白く濁ったお湯で自分の姿が見えないのを幸いにいずみの肌に触れ始める。
「あ、ああん!」
 突然、人の手が触れてくるような感覚に襲われ、思わず可愛らしい悲鳴を上げるいずみ。
「な、なに?誰かいるのっ?!」
 しかし辺りを見回しても美奈子以外に人の姿はない。岩棚は暗く、その上にごった湯の色は菊丸の姿を完全に隠してしまっているのだ。
「‥気のせい、かしら? この打たせ湯のせいね、きっと」

 まさか女湯に人が潜り込んでいるなど思いもよらず、先ほどの手の感覚を打たせ湯の効果と納得してしまう。
(ぐふふ、どうやらいずみちゃん、打たせ湯のせいだと思ってくれたみたい。それなら‥)
 いずみの思い込みに乗じて菊丸はさらに大胆に直接美巨乳に手を伸ばし、その豊満なバストを揉みしだく。
「あっ、あんっ‥って、き、菊丸っ?!」
 敏感な胸に違和感を感じて見てみれば、湯の向こうから腕が伸び、引っつかんでみれば菊丸が姿を現したのであった。
「あ、あはは‥き、気持ちよかった?」
「なにしてるのよっ、あんたは~~~~~~っ!!!!」
 愛想笑いを浮かべる菊丸をいずみの怒声が貫くのだった。
「いででっ、い、いずみちゃんっ、耳が取れちゃうよ~」

「まったくもう、油断するとろくなことしないんだから!」
 長い廊下を菊丸の耳を引っ張り、美貌を怒りに染めながら歩くいずみ。毎度のこととはいえ、旅先でまでこうも疲れを感じさせられてはたまらない。今日こそはきちんとお灸を据えなければ。
「菊丸くんもいいかげんに常識ってものを‥、ちょっと聞いてるの?」
 いつまでも返事のない菊丸に反省を求めて振り返った瞬間、唖然とする。
 確かに菊丸を引っ張っていたはずなのに、いつのまにやら浴衣に包まれた消火器がそこにはあるだけだった。
「‥っ、き、きくまる~~~~~~~っ!!」
「ふぅ、まったくいずみちゃんは乱暴なんだからな。せっかくの温泉旅行なのに‥ん、あれは?」
 得意の移し身の術を使って逃げ出した菊丸の目に廊下に張り出されたチラシが入る。
「旅の疲れを癒します。出張マッサージ‥かぁ」

 そこまで読み上げると、ニンマリといつもの笑みを浮かべるのであった。
「ふぅ、いいお湯だったわ。あら、いずみちゃんたち、まだ戻ってないのかしら」
 誰もいない部屋に戻った美奈子が首を傾げていると、そこに戸を叩く音と共に菊丸が戻ってくる。
「あら、菊丸くん一人なの?」
「あ、いずみちゃんはちょっと用事があるって」
 もちろん真っ赤な嘘である。いずみは逃げ出した菊丸を追ってしばらく戻ってこないはず。まさか追われる身で部屋に戻るとは思わないと計算済みなのだ。
「あ、それで美奈子さん、じつは温泉旅行とは別にぼくからプレゼントがあるんです」
「え、プレゼント?」
「はい。ここの名物でちょっと珍しいやり方のマッサージがあるんですけど、ぼくそれを習ってみたんですよ。それをぜひ美奈子さんにしてあげたいなって」

「‥菊丸くん」
 ちょっと困ったこともある子だけど、こういうところが憎めないのよね。と、美奈子は目の前の男の子を親近感を増して見つめる。
「ありがとう、それじゃ遠慮なくお願いしようかしら」
「それじゃあ、さっそく始めちゃいますね」
 横たわる美奈子に菊丸が何食わぬ顔で近づいてゆく。
(でへ、美奈子さん、全然疑ってないみたいだ。これなら‥)
 うつ伏せになった美奈子は浴衣を脱いで、既にパンティー一枚という無防備な姿だ。先程、覗き見た時には湯気で隠れたその肢体が、後姿ではあっても菊丸の前に惜しげもなく晒されているのである。
(うぅ、綺麗な肌だな~。お尻もいい形だし‥でへ♪)
 指を嫌な形に折り曲げながら腕を伸ばし、いよいよ美奈子への菊丸流マッサージが開始されるのだった。

「ひゃんっ!」
 背中を這うように触れてくるマッサージ師の指先の感触に、思わず可愛らしい悲鳴を上げてしまう。
「ふ、普通のマッサージとはちょっと違うのね」
「ええ。そうなんですよ。まずは全体を調べながら段々本格的にやっていくんです」
 言いながらも、菊丸の指は触れるか触れないかの微妙な距離を保ちながら、美奈子の白い背中を這い進んでゆく。
「んっ、んぅ‥っ」
 その微妙な感覚にまた声を上げそうになり、歯を噛んで押し殺す。
(や、やだ‥。変な声が出そうになっちゃう)
 マッサージで声を上げそうになる恥ずかしさに、顔を真っ赤にして枕に顔を埋める。だが、そんな女子大生を追い詰めるようにマッサージの動きはもどかしい動きを繰り返し、そのたびに美奈子はピクンと反応してしまうのだった。

(でへ。あいかわらず可愛い反応するなあ、美奈子さん)
 そんな隣人女子大生の反応にほくそ笑む菊丸。隣に引っ越してきてから度々悪戯を仕掛けてその敏感さは知っているが、それでもその敏感さは可愛くて堪らない。
 お色気たっぷりの風貌ながら、意外にも感じそうになるたびに我慢しようと耐えようとする。そういう慎ましさが美奈子であった。
 と言っても菊丸相手に耐え切れるわけもなく、最後にはポニーテールを振り乱して泣き喚き、恋人にさえ見せないようなヨガリ様で楽しませてくれるのだが。
(今日もたっぷり楽しませてもらいますからね~♪)
 敏感な背中をくすぐられるように指を這わされ、美奈子はつい口から愛らしい声を上げる。
「ああんっ! あ、あっ、こんなやり方が、あうっ! この地方の‥くぅっ!」
「そうですよ。馴染みはないかもしれませんが、お任せください」
「で、でもっ、こんなっ!」

「特殊だって言ったでしょう。さ、じっとして。」
 菊丸は今にも逃げ出しそうな美奈子の太股に乗り上げて身動きを封じ、本格的な「マッサージ」を開始しだした。
「あっ、ああっ! そんなっ‥」
 背中に這わす指は触れるか触れないかの距離で美奈子にゾクゾクとした刺激を与えてくる。
(‥アン、やだっ、背中がムズムズして‥)
 菊丸の指が這いまわるたび、美奈子は「アンアンッ!」と可愛く喘ぎを洩らしている。それだけではない。段段時間が経つと次第に美奈子の太股がモジモジと震えだし、送られる刺激に感じてしまっていることを菊丸に教えてしまうのであった。
(おおっ! 美奈子さんったら、こんなに震えて~♪ ‥よ~し。)
 美奈子の反応に菊丸は早速、新しい刺激を与えるべく行動を開始する。背中に這わせていた指を更に下方の、量感のあるヒップへと向けていったのだ。
「‥あっっ!!」

 下着の上からではあるが、敏感な個所に触れられて美奈子は強い叫びを上げてしまう。しかし、その響きはどこか甘い響きを伴なって菊丸の耳に到達する。
 その間も菊丸はお尻に這わす指を休めることなく動かしては美奈子に声を上げさせ続ける。
「んっ! やっ、やんっ!」
 肘で上半身を支え、ポニーテールを打ち振って喘ぐ姿は愛らしいと言うしかない。普段、女子大生らしい色香を振りまいているにも関わらず、こうした時には年下の女性のような反応なのだ。
(うっわぁ~~♪ 美奈子さん、なんてカワイイんだぁ!)
 そんな美奈子に菊丸はますます興奮してしまう。何しろ相手は女子大生。こんな機会は滅多にないとばかりに菊丸お得意のマッサージに拍車が掛かる。
 艶やかな盛り上がりを見せるヒップに触れる指先は下着の線に沿ってツ~と動き、時折、縁から指先を潜り込ませては感触を楽しむのである。
「あっ‥あ、ああ、ン、指‥入れないでっ!」
「ん、もうっ! さっきから文句ばっかり言って。ぼくが習ったマッサージはこういうやり方なんだから我慢してくださいよ」

「だ、だって、触り方が‥あ、ああっ!」
「でもちゃんと気持ちよくなってきたでしょ?」
「・・・・・」
 美奈子は菊丸の問いかけに首筋まで真っ赤に染めて俯いてしまう。確かにジワジワと奇妙な感覚が支配してきてどうしようもない。まさかマッサージでこんな目に合わされるとは思ってもみなかっただろう。
「でへ、ぼくに任せてくれればだいじょ~ぶ」
「えっ? ‥あっ、あうっ!」
 菊丸は今度はお尻の谷間に指をグイグイと突き入れ、指を鍵状に曲げて美奈子を責めだしたのだ。
「そ、そんなっ‥そんなところっ!? だめっ! 駄目よっ!」
「ツボがここに固まっているんだってば。そう体を硬くせず‥ほれ」

「あっ! あ、あっ?! ああ~~~~~~~っ!!」
 ツボを刺激され、美貌の女子大生はビクンッと背中を弓なりに反らし、凄まじい悲鳴を上げる。
「うん、ここはよく効くんですよね。念入りに、と」
「やっ、やめ‥っ!? あっ、ん‥~~~~~~~~っ」
 仰け反ったまま、美奈子は白い喉を見せ口いっぱいに開いて声にならない叫びを上げてしまう。触れるか触れないかの微妙な触り方で焦らされていた身体に、予想もしていなかったほど強烈な刺激を与えられ耐えようもないのだ。
「えへへ、美奈子さん、だいぶ効いてるみたいだね。よ~し、頑張るぞ~♪」
「そっ‥、も、もういいわっ、充分よっ!」
「遠慮しないでいいですよお♪ それにまだまだ疲れはとれてないでしょ、美奈子さん」
 絶望的な宣言をされ、目の前が暗くなる。ここで無理に逃げ出してしまえばせっかくの菊丸の好意を無にしてしまうだろう‥

(ああ、どうしたらいいのっ‥、あ、あっ? あぁんっ、だめっ、頭の中、真っ白になってきちゃうっ)
 菊丸の好意を受け入れてしまったがゆえに逃げ場のない窮地に立たされ、美貌を羞恥に染めながら美奈子はマッサージを受け入れ続けるしかなくなってしまうのだった。
「あっ、あ、あ、あぁあんっ!」
 菊の間に切なげな悲鳴が響き渡りだし、小一時間が経過していた。布団の上にはいまだマッサージを受け続ける21歳の女子大生、美奈子の姿がある。
 全身汗に塗れ、マッサージがしやすいように両脚はがに股に開かされている。
 枕に埋めた美貌は口惜しさと羞恥が一体化しながらも、堪えきれない感覚にどうしようもなく喘いで、またも甘く切ない吐息を漏らしてしまっていた。
「あっ、はぁ、はぁあン‥、も、もういや‥」
 しつこく念入りにツボを刺激され続け、美奈子は両脚にまるで力が入らず、だらしないがに股を戻すことも出来ない。無理に力を入れようとすれば、たちまちツボを刺激され、美奈子が諦めるまで続けられるのだ。
 最初こそはかない抵抗を繰り返していた美奈子だったが、あまりにもしつこく、ねちっこく繰り返されるマッサージに屈し、ひたすら枕に顔を埋め、せめてこんなマッサージで声を上げまいとするしか出来なくされていた。

(うほほ~。それでは第二段に行かせてもらいますよ~)
 ぐったりと力なく布団にうつ伏せる女子大生を眺めながら、菊丸は次なる攻撃に移ろうと画策するのである。
「さ~て、下半身の疲れはだいぶ取れたみたいですからね。それでは次は‥」
「え、あっ、きゃあああああっ!!」
 肩を掴まれ、そのまま仰向けに転がされてしまう。浴衣を脱いでいる美奈子は菊丸に下着一枚の姿を晒してしまうことになってしまったのだ。
「な、なにをするのよっ?!」
「上半身のツボはこっち側にあるんだってば。だから、こうして‥」
「や、やめてっ」
 胸を庇っていた腕を剥がされそうになり必死で抵抗する美奈子だったが、先ほどまでのマッサージでまるで力が入らない。あっさりと胸をはだけさせられてしまう。

(おほほ~、女子大生の生おっぱ~い! う~ん、あいかわらず素晴らしい大きさですなあ)
 89センチの大きさを誇る美巨乳が現れる。すでにその頂点はピーンといやらしく尖り、はしたない勃起状態をみせてしまっていた。そのまま菊丸は無遠慮に勃起に手を伸ばす。
「そうそう、ここがツボなんだよ。うん」
「あっ!!」
「うんうん、いい感じになってますよお♪」
「ああっ、あ! あ、あっ、アア~~~~~~~~~~~~~~っ!!!」
 クリクリと敏感な勃起を捏ね繰り回されて、美奈子は菊丸に抱かれながら仰け反り、はしたない喘ぎを部屋中に響かせてしまう。
「美奈子さんもこのツボが気に入ったみたいだね」
「ち、違うわよっ! こ、こんなところがツボなわけが‥っ、あ、あ?! いやっ、やめてっ!!」

「いやいや、神経が集中しているからこそ、大事なツボの一つなんですってば」
「あうっ! く、ぅ‥、あ、あなた、本当にマッサージを習ってきたの!?」
 ここに至ってずっと頭の中にあった疑問を口にする。独特といってもこんなやり方があるはずがなかった。
「あ、当たり前じゃないですか。これはここでも最先端のマッサージで。ほら、この辺りが最先端」
「ああっ、あ、あぁあんっ」
 キュッと勃起乳首を抓み上げ、先端部分をクリクリと捏ね繰り回す。
「どうですか、よく効くでしょう?」
「だ、誰が‥っ! あ、いやっ? やめてえっ!!」
 問答はもう終わりとばかりに菊丸は本腰を入れて、勃起乳首を開発し始める。片手に余る大きさの乳房を根元から搾り出すように揉み、フルフルと震える勃起を抓みあげる。

「ああっ! あ、ああっ?!」
 それだけではない。ピンピンに尖りきった乳首を上下に扱くように動かし、勃起調教するのである。
「あっぁあんっ! だ、だめっ、そんなの‥やめっ、あ、いやあっ!」
 下半身のツボとは違う、受け入れやすい刺激に女子大生は早くも全身が蕩けだしてゆくのを自覚してしまっていた。
 人一倍敏感な乳首をこうもねちっこく責められて、耐えようはずもないのだ。
(だめぇ‥このままじゃ、どうにかなっちゃう‥っ! た、耐えないと。許してもらえないっ)
 恋人がいる自分が温泉地で怪しげなマッサージを受け、感じてしまうなどあっていいはずがない。
 それでなくともこの高校生のおかげで、デートを潰されたあげくに恋人のための下着姿にされて恥ずかしい姿を見られたり、悪戯された挙句、恋人にデートへ行けなかったことを電話させられたりしているのだ。
 だからこそマッサージでこんな風に感じてしまうわけにはいかなかった。美奈子は恋人の顔を思い浮かべて、必死にこの理不尽な感覚をやり過ごそうと唇を噛み締め、堪えるのだった。

 そんな女子大生の様子など歯牙にもかけず、菊丸は勃起マッサージを丹念に実行し続けていた。
 ヒクヒクと慄え続ける勃起を扱きたて、先端部分を爪で弾き、時折舌を這わせて刺激を増やし、唇を硬く閉じる女子大生から甘い悲鳴を搾り出すのだ。
「‥あ、あっ! いやっ、いやぁあんっ!」
 ブルブルと美巨乳を震わせて、全身で仰け反り、菊丸の手管に追い詰められていく女子大生。
 額にぬめ光る汗が顎先を伝って胸元に落ち、それを潤滑剤としてマッサージの動きはさらに乱暴に激しくなってゆく。
「ああっ、あ、ああ~~~~~っ! 嫌々っ、いやあっ!」
 恋人にすらされないような激しい責めに美奈子はポニーテールを打ち振って嫌々をする。そのたび、甘やかな汗の臭いが菊丸の鼻腔をくすぐり、堪らない気持にさせるのである。
(でへ、いい匂い~)
 この美しい花からもっと花蜜を吸い取ろうと、牛の乳を搾るように根元をギュッと掴み、ますます勃起を強める乳首を口中に含んで舌責めをも加えだす。

「んっ、くぅっ! ~~~~~~~~~っ!」
 先ほどまでの軽い舌が触れるだけの責めではない。本格的な舌責めに美奈子の体が菊丸の腕の中で跳ね上がる。それを無理やり押さえつけ、自慢の舌で美人女子大生のいやらしい勃起をさらにいやらしくさせようとしてくるのである。
「い、いやっ、やめっ‥! あ、アッ、あぁあんっ、あんっ!」
 ざらつく舌に絡め取られ、そのまま舌で扱かれる不可思議な感覚に美奈子は堪らず菊丸にしがみついていた。夜具の上にパンティ一枚の姿で抱き合う男女の姿は、とても恋人のいる女性の姿とは思えない。
(わ、わたし‥なんてこと‥っ、でもだめぇ‥、こんなの耐えられない‥っ)
 そうとわかっても美奈子はヌラつく舌の動きに逆らえず、両手両脚で菊丸にしがみついてしまうのだった。
(うひょひょ~。美奈子さんに抱きつかれちゃった~)
 年上の女性に抱きつかれる嬉しさに、今度は恋人同士のような優しさで勃起乳首を舐めしゃぶり、美巨乳を揉みしだくのである。
 夜具の上に美貌の女子大生の汗がポタリと垂れ落ちる。

 菊丸の膝上に抱え上げられたまま、延々とマッサージを続けられ魅力的なポニーテールを振り乱して泣き喚き続けていた。
「美奈子さん。どうですか、ぼくのマッサージ?」
「あっ、あっ、あっ、こ、こんなの‥っ、あ、アアッン、マッサージなんかじゃ‥っ! あ、いや、いやあぁん」
「まだそんなこと言って。こんなに気持ちよさそうにしてるんだからちゃんとマッサージですよお」
 勃起を扱きながら、呆れたように菊丸。
「き、気持ちよくなん、か‥っ、あ、ああっ!」
 なおも言い募ろうとする美奈子の口を塞ぐように、二つのふくらみを両手で掴むとそのまま激しく揉みしだく。そのままキュッと勃起を搾り出し、舌先で絡め取ってしまう。
「うっ、んぅっ! あ、またっ、だめえっ!!」
 苛め抜かれ、熱く疼く勃起乳首をこうやって責められると、もう美奈子はどうしようもないくらいに何も考えられなくなるのだった。

 菊丸の胴に美脚を絡みつかせ、何かに耐えるように爪先をキュッと閉じ合わせてしまう。
「アンっ、あぁあッん! 駄目ッ、ダメっ、おかしくなっちゃうぅっ!」
 なおも舌先で先端を捏ね繰り回され、背中に回した両腕に力がこもってますます菊丸ときつく抱き合う形になってしまうのだ。
 恋人のいる自分がパンティ一枚の姿で、四つも年下の少年に抱きつき、あまつさえヨガリ喘ぐ顔を見せてしまう恥ずかしさに耳まで赤くして嫌々をするのだが、巧妙なマッサージに抵抗できず汗を撒き散らしてしまうのである。
(う~ん、それにしても頑張るなあ。やっぱり彼氏がいるからなんでしょうか? くう、この体を好きにできるなんて、なんて羨ましい男なんだ~っ!?)
 張りのあるきめ細かい肌、水牛の角のように美しいカーブを描く美巨乳、キュンと盛り上がったヒップ。なによりこの感じやすさと美貌。完璧ともいえる芸術品を恋人にしている相手への嫉妬も手伝って、菊丸のマッサージはいつも以上に粘っこくしつこいものとなっている。
 にもかかわらず、美奈子は決して屈しようとはせず、ギリギリのところで歯を食いしばって耐え続けている。こうなると菊丸も意地になって、何とか美奈子の口からマッサージを気持ちよかったと言わせてみたくなるのだった。
「う~む、しかたないなあ。ここは秘伝のマッサージ、菊丸流乾布摩擦を行うしかないのか」
「‥あ、はぁハァ‥、ぁっ、な、なに‥乾布‥摩擦?」

「そう、乾布摩擦。肌を擦り血行を良くすることで健康になってもらいます」
「な‥なんで‥それ、が‥ひ、秘伝って‥、え‥? あ、きゃ、きゃあああっ!!」
 息を切らしながら、それでも漠然とした不安に苛まれて問うてしまう美奈子だったが、その答えは言葉ではなく、無常な行動によって返されるのであった。
 唯一身に着けていたパンティをいきなり掴まれ、こともあろうか大事に部分な食い込んでしまうくらい強く引っ張り上げられたのだ。
「ちょ、ちょっとなにを‥っ、あ、いやぁあん、引っ張らないでえっ!!」
「これぞ秘伝の乾布摩擦っ、人体のもっとも大切な部分の血行を促進することで、より効率的に疲労を回復させるのです!!」
「そ、そんなこと聞いたことも‥、あ、ああっン! あん、あ、いやっ、いやあっ! 喰いこんで‥っ」
 パンティで大事な部分を擦り上げられる感覚に、美奈子は覚えた疑問を口にすることさえ出来ないまま狂わされてしまう。逃げようにも自分から抱きついてしまっていたせいで、おぞましい乾布摩擦から逃れることも出来ないどころか、両手の塞がった菊丸から勃起乳首を舌で、歯で可愛がられることも許してしまっていた。
「あっ、あっ、だめっ、も、もう許してっ、ほんとにおかしくなっちゃうっ! アンっ、アアンっ!!」

「マッサージでおかしくなるわけないでしょう。気持ちいいの間違いじゃないですか、美奈子さん」
「ち、違うわよっ、気持ちよくなんか‥っ! あ、ああっ、いやあっンっ! パンティが‥こ、擦らないでぇっ!!」
 恋人のある身で年下の男の子の膝上に乗せ上げられ、パンティで乾布摩擦されながら上背のある裸身を狂ったように揺するのを止められない。
 唯一自由になるのは首から上だけ。それも「あ、ああっ」と舌ッ足らずの喘ぎをひっきりなしに漏らしながら、ポニーテールを打ち振っては濃密な汗の匂いを撒き散らして、菊丸の前に切なげに眉をたわめた下では意志の強そうな瞳をとろかせ、真珠の歯並びを見せては、涎まみれの舌まで覗かせてしまっている。
 時折口惜しそうに唇を噛んで喘ぎを殺そうとするのだが、それを見透かしたかのような菊丸の勃起責めに、また愛らしい悲鳴を部屋中に響かせてしまうのだ。
(あっ、あっ、だめぇ、声が出ちゃうっ、き、気持ちよくなんかないのにっ! アンっ、いやっ、きもち‥いっ、イィッ!)
 頭の中がどうにかなりそうだった。温泉旅館の一室で夜具の上に隣に住む高校生の男の子と抱き合いながら受ける異常な責め。パンティで大事な部分を擦られながら、勃起乳首を舌先で扱かれ、甘噛みされる感覚。
 このままでは本当に叫んでしまいそうになる。
「あ、あっ、ああ~~~っ、もうイヤッ、いやあっ!!」

 温泉で汗を流した後だというのに、美奈子の肌にはねっとりと絡みつくような汗が後から後から噴きだし、菊丸への潤滑剤の役目を担うのがたまらなく口惜しかった。
(うひょひょ~、もうそろそろ我慢も限界ですよ~♪ でへ、彼氏なんか忘れちゃいましょうね~、美奈子さん)
 美しい女子大生の悶える姿に、いよいよ限界を見取った菊丸がトドメとばかりに乾布摩擦の勢いを増してゆく。
「それそれそれ~~っ♪」
「アンっ! アッァアンっ! ダメエっ、頭の中、かすんできちゃうっ‥!」
 恋人の顔が脳裏に浮かぶが、それも次第に霞んでしまい消えかけてしまっている。代わりに目の前の男の子がしつこく気持ちいいですかあ? とからかい笑うのに塗りつぶされていってしまう。
「い、いやっ、いやっ! 気持ちよくなんか‥っ、あ、アンっ、あぁあ~~~~っ!!」
 必死に抗おうとしても、パンティの乾布摩擦で女子大生はすぐに腰を卑猥に動かしながら、とろけそうな甘い叫びを上げてしまうのだ。
(だめえっ、もういっちゃいそう‥っ! マッサージ、気持ちいいって言っちゃうぅ)

 顔を真っ赤にして嫌々を続ける美奈子を菊丸は許すつもりもなく、勢いを増した乾布摩擦を続けるのである。
「ほらほら、美奈子さん、どうですか、ここをこうすると‥」
「あっあっあ、アっ! ダメッ、だめえっ!」
 白い喉を反らして、ダメっ、ダメっとしか言えない発声器官を見せながら、それでも美奈子は健気に耐え続けるのだった。
「美奈子さ~ん、マッサージなんですからそんなに我慢しないで、ほら、気持ちいいって言っちゃいましょうよ~」
 美女の耐える姿を楽しみつつも、焦れてきた菊丸が囁くのに美奈子は首を振るだけである。
「ちぇ、美奈子さんも強情だなあ。そんなことじゃ彼氏に嫌われちゃいますよ」
 恋人に嫌われたくないからこそ、絶対にそれだけは出来ない女子大生に向かってそんなことを言ってくる菊丸を睨みつける美奈子だったが、そんな抵抗は菊丸流乾布摩擦の前に封じられ、その凄さを思い知らされるだけだった。
(だ、め‥このままじゃ‥ほんとに駄目になっちゃうっ!)

 年下の男の子に変質的な責めをされながら、身体が言うことをきかず、どろどろに溶けてしまう感覚。この男の子の隣に引っ越してからというもの、何度こんな目に遭わされたか知らなかった。
 恋人のいる自分が裸同然の姿にされ、指で、舌で責め抜かれては泣き喚かされる。なまじ一人暮らしのおかげで助けも期待できず、恋人の顔を思い浮かべ必死に抗う拷問にも等しい時間。
 そんなことを続けられて耐えられるはずもない。
(‥デートを断ってきたのに、この子との旅行で負けたりなんかしたら本当に顔向けできなくなるっ‥)
 二人きりではないとはいえ、信用して旅行を許してくれた恋人を裏切るような真似は出来ないと、美奈子はカチカチと歯を鳴らして必死になって襲ってくる刺激に堪えようとするのであった。
「も、もう許してっ、菊丸くんっ!! ねえ、ほんとにもう駄目なのっ、どうかなっちゃうっ」
 18歳の少年の首に腕を回し、ギュッと抱きつきながら耳元に悲鳴のような哀願を叫ぶ。しかし菊丸がそんな願いを聞くはずもない。
「もう。そうじゃなくて、気持ちいいか聞いてるんじゃないですかあ。ほらほら、ここをこうすると‥」
「あっ、あ、あ、アアっ、いやぁっ、いや、菊丸くんっ!」
 パンティを思い切り擦り上げられ、菊丸の膝上で上半身を弓なりに反らしてしまう。ポニーテールが揺れ、濃厚な汗の臭いが振りまかれていく。
「ん、もう。嫌じゃないでしょ。気持ちいいでしょ。彼氏に言ってるみたいに、ほら?」
 勃起乳首を扱かれながら、パンティの乾布摩擦まで加えられ、もう美奈子には耐える気力もなくただ菊丸にしがみつくだけしか出来なかった。それでも必死に口を閉じて恋人を裏切る言葉だけは紡ごうとはしない。
「へ~、彼氏がいる美奈子さんにどうしてそんなことしてるのかしら?」

 そんなからかいに答えたのは当の美奈子本人ではなく、いつの間にか背後に立っていた人影から。
「‥え~と、遅かったんだね、いずみちゃん?」
「あんたをさがしてたんでしょうが~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!!」
 菊の間に同級生をさがし続けて息を切らしたいずみの怒声が鳴り響くのだった。

 


「ほら、ぐずぐずしないの、まだ待ってる人がたくさんいるんだから」
「ひ、ひええ、ま、まだいるの~~~」
 菊の間の前にずらり並んだ無料マッサージを目当てにやってきた老人の群れ。
 お仕置として菊丸が学んだというマッサージを披露させられているのであった。

「い、いずみちゃ~ん、もう勘弁してよ~」
「なに言ってるのよ、あんなデタラメなマッサージで美奈子さんを騙して。いい機会だからここでちゃんとしたマッサージを習得しなさいっ!」

まったくもう、懲りるってことを知らないのかしら

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コメント

  1. そらひろ より:

    なんか普段からこんなことされていそうですね。
    美奈子さんの場合は、隣人として、在宅状況を菊丸に完璧に把握されているのが不運ですね。
    菊丸が訪問しても拒めないように仕込まれてしまって、家の中に上がりこまれ放題でしょう。
    週末なんかオールナイトで責められてたりして。

    • 虎馬屋@管理人 虎馬屋@管理人 より:

      >そらひろさん
      普段からこんなことしてます。
      いずみちゃんや先生相手に不発だった不満をここぞとばかりに爆発させていたりもするので、美奈子さんも大変です。
      彼氏よりも菊丸に恥ずかしい目に遭わされているので、不憫で仕方がありません。

      • そらひろ より:

        こんなこと彼氏さんにバラされたくないでしょ、とか言われて菊丸に嬲られても拒絶できなかったり、
        菊丸におかしくされ続けて、彼氏さんとのノーマルな恋愛はつまらなくなってしまう、
        てなことになったら不憫ですな>美奈子さん。

  2. そらひろ より:

    せっかく隣人にイケイケの風貌の美人女子大生が住んでいたのだから、いくらでも登場させることは出来たのでしょうに。
    彼女も準レギュラーになれたと思うのですが。

    • 虎馬屋@管理人 虎馬屋@管理人 より:

      >そらひろさん
      初期のゲストはレギュラー入を模索していた感がありますよね。

  3. そらひろ より:

    いずみや桂木先生相手に不発だったとばっちりで、菊丸に家に上がり込まれて責めを受けるとは、美奈子さんはとんだ災難ですね。
    マンションの一人暮らしってある意味密室ですし、菊丸の気が晴れるまで美奈子さんは相当ひどい目に遭わされるんでしょうな。
    本当に不憫ですね。