ハートキャッチいずみちゃん SS_28

「あぶない我慢大会?!の巻」


今日はわたしたち我慢大会の会場に来てるんです。
え、なんでそんなところに来てるのかって? じつは‥

 三日前。
「ほら、また間違えてるっ! まったくもう、やる気あるの? あんたは」

 週三日の家庭教師の日。
 相変わらず覚えの悪い教え子の様子に苛立ちを隠せず、丸めた教科書で菊丸の頭を叩きつける水森さやか。
「あいたた‥。う~、先生、あんまり叩かないでよ、バカになっちゃう」
「これ以上悪くならないわよ、あんたの頭は」
「ひ、ひどい」
「ほら、いいから次の問題を早く解いて」
 家庭教師とはいえあまりの言葉に涙を浮かべる菊丸だが、さすがにこれまで30人を志望校に合格させた家庭教師は、嘘泣きをあっさりと見抜いてしまっていた。
「うぅ、先生はちょっと短気すぎますよ。生徒に対してもっと我慢強く教えてくれないと」
「なによ、あんた生徒のクセに‥」

 生意気な口を叩く生徒の胸倉を掴み上げ、いかにも気の強そうな瞳が細められる。
「そういうところが駄目なんじゃない」
「なんですって‥っ?!」
 そこに一緒に勉強を教わっていた千春が口を挟み、さやかの強い視線が菊丸から千春へと移る。
「ちょ、ちょっと千春?!」
「いずみは黙ってて!」
 親友の挑発的な物言いを宥めようとするいずみだったが、千春も菊丸に辛辣すぎるさやかに対して怒りを抑えきれなくなっているのだった。
 なにかと因縁のある二人だけに、視線は絡み合い今にも爆発しそうな勢いになっていく。
「まぁまぁ、水森先生。ここはこの大会で我慢強いところを証明してみてはどうでしょう?」
 一触即発の空気の中、とりなすように割って入った菊丸が示したのは町内で開かれる我慢大会のチラシだった。

「馬鹿馬鹿しい。そんなのただのお祭りじゃないの」
「そんなこと言って優勝する自信がないんでしょ?」
「なっ‥?! 言ったわねっ、いいわ。これに出てわたしが短気じゃないってコト教えてあげようじゃないっ」
 目を細めて笑う菊丸の一言に眦を吊り上げてチラシを机に叩きつける短気な家庭教師なのだった。
 というわけで、水森先生の応援にやってきたってわけ。
「水森先生、どうですかあ、調子の方は」
「いいわけないでしょ」
 出場選手控え室に顔を出した菊丸たちを迎えたのは仏頂面の家庭教師である。せっかくの休日をこんな大会で潰されることになったのだから、当然だ。
「う~ん、そんな顔して。これから本選が始まるんだし、もっと愛想よくしないと」

「あのねえ。あんたにそんなこと言われたくないわよ」
「菊丸くん、どうせ優勝なんてできっこないんだから、心配してもしょうがないんじゃない?」
 クスリ、と挑発的な笑みを浮かべているのは千春である。相変わらず敵愾心剥き出しであった。
「なんですって!」
「もう千春っ! ごめんなさい、水森先生。でもせっかく予選通過したんだし、本選も頑張ってくださいね」
「当たり前よ。ここで優勝してわたしが我慢強いことちゃんと証明してあげるわ」
 いずみのとりなしに気を落ち着けて、襟を正しながらキッと菊丸と千春の二人を睨みつける相変わらずの気の強さである。
「それじゃ、わたしたち戻りますね」
 これ以上はさやかを刺激するだけだと判断したいずみは二人を連れて会場へと戻るのであった。

「もう二人とも、先生を怒らせちゃ駄目じゃないの」
「だってぇ‥」
「いやあ、怒らせるつもりは‥、と、ぼくジュースでも買ってくるよ。二人とも先に行っててね~」
「あ、菊丸くん?!」
 親友の窘めに口を尖らせる千春。なにしろ菊丸への態度や、ピチピチ勝負での因縁でさやか相手には素直になれないのである。
 そして菊丸はお説教はこりごりと早々に逃げ出してしまうのだった。
「ふぅ、いずみちゃんのお小言は始まると長いからなあ」
 自動販売機で三人分のジュースを買った菊丸はブツブツと呟きながら歩いていたのだが、コップを落とさないように注意しすぎたのか、向こうからやってくる人影に気付かないまま進んでしまっていた。
「きゃあっ」

 そのまま人影にぶつかってしまい、コップの中身まぶちまけてしまう。
「す、すいませんっ、大丈夫ですか‥、って水森先生っ!」
「もう、なんなのよ‥、って、菊丸くんっ?!」
 菊丸がぶつかってしまったのは、ちょうどジュースを買いに来ていた水森さやかだったのだ。
「あ~あ、もう服がずぶ濡れよ。まったくもう、あんたのせいよ」
 控え室に戻り、濡れた服を着替えながら菊丸への文句を口にする。
(うはあ、やっぱりすごい体してるなあ、水森先生)
 菊丸はといえば、そんなさやかの着替えを薄目で覗き見ているのである。
「ちょっと聞いてるの菊丸くん? ‥きゃあっ、なに見てるのよっ!!」

「いでぇっ!!」
 覗き見に気付いたさやかの鉄拳制裁に頭を抱える菊丸だったが、憎まれ口を叩くのを忘れてはいない。
「くぅ~っ、すぐ手が出るんだもんな~。そんなことじゃ、優勝なんて出来ませんよ、先生」
「あんたが覗きなんかするからでしょっ」
「いやいや、大人の女ならこんなことくらいで目くじら立てませんよ。あ~あ、先生はもっと大人の魅力を持ってると思ったのにな」
「なんですって? わたしが魅力ないみたいじゃないのっ?!」
「魅力はあると思いますよ。魅力は。でもなあ、そんなに怒りっぽいんじゃ、やっぱり優勝は難しいんじゃないのかなあ」
「‥‥っ」
 含みのある言葉に唇を噛んで教え子を睨みつけるさやか。ここで怒鳴りつければまた怒りっぽいなどと言われると、わかっているのだ。

「おっとっと、これから大会なのに体が濡れたままじゃ風邪引いちゃいますよ。ぼくがきちんと拭いてあげますね」
「そんなことしなくていいわよっ、あ、こらっ!」
 濡れたブラウスやスカートを脱いだままパンティ一枚のさやかに、タオルを片手に近づいてゆく。そんな教え子から逃れようとするのだが、あっという間に後ろを取られてしまうのだった。
「でへへ、まぁまぁ、任せてくださいよ。ぼくのせいで濡れちゃったんだし」
「止めてって言ってるでしょっ! いい加減にしないと承知しないわよ?」
 キツイ目で菊丸を睨みつけるさやかだったが、菊丸はそんな家庭教師の怒りをかわすように、後ろから濡れ光る美巨乳へとタオルをあてがってしまっていた。
「あっ‥!」
 ピクンっと思わず体が反応してしまう。
(うひょひょ~、この手応え。う~ん、さすが大人の女ですなあ)

 タオル越しに感じられる豊かな感触に、菊丸は目頭を熱くさせ感慨にふける。これほどの大きさの持ち主はそうはいない。菊丸の知る中でも一二を争う大きさなのだ。
「や、やめなさいって言って‥、あ、あうっ!」
 タオル越しとはいえ、弱点の乳房を菊丸に揉むように扱われ、早くもさやかは敏感さを示す反応を見せ始めてしまう。
「あれえ、どうしたんですかあ、先生?」
「こ、このっ‥、あ、あっ、やめっ、やめなさいっ!」
 教え子を叱りつけようとしたさやかだったが、ゆっくりと根元から搾るようにして揉まれ、たまらず請うような悲鳴に変わってしまう。
「う~ん、ただ拭いてるだけなのに、変な声出しちゃうなんて。先生はやっぱりもう少し我慢強くならないと。‥そうだっ、このまま我慢強さの特訓をしましょう!」
「な、なにを言って‥、アンッ、アァアンッ!」
 いったいなにを言い出すのかと問いかける言葉さえ悲鳴に変えられ、上背のある長身をビクンッと反らす。

「つまりですね。先生にこうやって刺激を与えますから、それを我慢してもらうんですよ。そうすれば大会優勝間違いなしです」
「ば、馬鹿言わないでッ、もういいから離れなさいっ!」
 首を捻って菊丸を怒鳴りつけるのだが、さやかの目に映ったのはいつもの悪戯を仕掛ける教え子のニヤケ面だ。
「まあまあ、ぼくに任せてくださいってば」
「ふざけ‥、ア、あん、いやあぁんっ!」
 もはやさやかの言葉など聞く気もなく、菊丸はいつものように胸乳責めを開始し始めると、さやかの悲鳴が空しく響くのだった。

「あっ、ああっ! ひっ、ひい‥っ、いいっ!」
 控え室の中で艶かしい悲鳴が響いていた。
 さやかは最終組のためまだまだ出番は回らず、菊丸の特訓はすでに30分が経過していた。
 その間、さやかはひたすらに巨乳を弄ばれているのである。
「‥、あっ! ああぁアンっ!」

 それだけで美貌の家庭教師は白い喉を見せて仰け反り、可愛らしく喘ぎ声を上げてしまっていた。

(うぷぷ、強がってるくせに、ホント感じやすいんだから)
 いくら強がってもこうやって勃起乳首を軽く扱くだけで、全身で感じてしまっているのだから可愛いものだった。
 とはいえ無理もないといえば無理もなかった。もともと乳首が人一倍感じやすい体質だったのを菊丸に見抜かれてからは家庭教師に来るたびに悪戯をされ、今ではちょっとした刺激にさえ勃起してしまうようにされてしまっているのだ。
(でも先生のクセにちょっと感じすぎだよ。もうちょっと慎みをもってくれないと)
 自分でそういう風に躾けたくせに、家庭教師の乱れる様に身勝手な感想を抱く。しかし、決してさやかを可愛がる手は休めない。甘い顔をすると、すぐ付け上がる(抵抗する)からだ。
「アッ、アッ、あぁあんっ! や、やめっ、やめなさいっ! アンっ、いやあぁあんっ」
「んもう。やめなさい、じゃないでしょ、先生。これは我慢大会の特訓なんだから、先生こそそんな声出さないで、頑張ってくださいよ」
「くぅっ、ん‥っ! ふざけないでっ、こんなことして‥、触りたいだけのクセにぃ、イィッ!?」
「ひどいこと言うなあ。ぼくはこうやって触ることで先生が我慢できるようにしてあげたいだけなのに」

「あっ! アンっ! い、いいから、離しなさいよっ! あっ‥駄目っ、そんなダメェっ!!」
 ヒクヒクとしている勃起乳首を抓まれたままシゴかれ続ける感覚に、段々と力が抜け始め頭の中までとろけそうになり始め、さやかは美貌を羞恥に染め上げて感覚に負けないように絶叫する。
「ほら、ちょっと乳首を触ってるだけなのに。これじゃ我慢大会で負けちゃいますよ」
「こ、このっ‥! あ、あんたのせいでしょっ!」
「え~、じゃあ、先生はぼくのせいでこんなに感じちゃってるの~♪」
 教え子の一言に、さやかは顔を真っ赤にしてしまう。これでは菊丸に感じさせられてると言ってしまったようなものだ。
「そうじゃなくって、あんたが変なことするからよっ! ‥っ、あ、ああっ、あンっ!」
 取り繕うように叫んでも、指先にほんの少し力を加えられただけで甘い声を上げてしまうのを止められない。
「変なことって、こんなことですかあ?」

「アッ! ああっ、あ~~~っ!!」
 上下に扱いていた指先がクリクリと捏ねるような動きへと変化し、新しい刺激に耐え切れず、またも愛らしい悲鳴を上げてしまう。
「ほらほら、また声出しちゃって。我慢が足りませんよ、先生。こんなことじゃ本番で勝てるわけないでしょ」
「アンっ、あぁあっン! や、やめっ、やめなさいっ! こ、こんなこと大会でされるはずないじゃないのっ?! あ、いやっ、いやあん‥っ、乳首‥っ、そんなにしないでぇっ」
「え~、そんなのわかんないでしょ。万が一のためにもこうやって特訓しないと。それにどっちにしたって、こんなにすぐ声出す先生がおかしいんだし」
「こ、この‥っ、あ、あんっ、だめぇっ、だめえぇっ!」
 恥ずかしさと口惜しさに抗いの言葉を開こうとしていた唇から、勃起乳首の先端を指の腹で転がされてしまい、悩ましくも哀しげな悲鳴が漏れる。
(く、口惜しいっ、こんな、すぐ声出しちゃうなんてっ)
 家庭教師として、年上の女として、教え子の悪戯に好きにされて声を上げてしまう屈辱に泣きたくなる。

 しかしどれだけ堪えようとしても、敏感すぎる乳首に悪戯されるだけで頭の中がどうかなりそうなくらい感じてしまうのだ。
(‥このままじゃコイツの言うとおりだわ、我慢しなくちゃ駄目。そうよ、もうこんな奴の言いなりになんてならないわっ)
 理不尽な菊丸の言葉だったが、さやかにとっては越えなければならない壁なのだ。元の自分を取り戻すためにも、この特訓を受け入れようとするのだった。
 そんな決意を固めたことも知らない菊丸は、突然口を閉ざした家庭教師の様子に疑問符を浮かべている。なにしろ相変わらず乳首はピーンと尖り、指先で扱いてやるだけで全身を慄わせるのに、さっきまで上げていた可愛い声が聴けなくなってしまったのだ。
「ありゃ、どうしたんですか、先生?」
「‥‥っ」
 さやかは唇を引き結び、ただ菊丸をキッと睨みつける。口を開けば耐えられず、声を上げてしまうかもしれなかった。
(‥そうかあ、先生、我慢するつもりなんだあ。こりゃ楽しみが増えましたよ~♪)
 目の奥に宿る光に家庭教師の決意を感じ取った菊丸だったが、怯むよりもむしろ楽しみを覚えるのである。

「でへ、さすが先生。特訓の成果がもう出てきちゃうなんて。よーし、ぼくも気合を入れますよ~♪」
 ニンマリと怖気立つ顔を作ったかと思うと今までは添えるように触れていた指先に力を込め、勃起乳首を根本からグイグイと絞り出すように扱き始めたのだ。
「!?‥‥っ」
 21歳の家庭教師は激しすぎる動きに上体をビクンと反らしてしまいながらも、朱唇を噛みしめて漏れそうになる悲鳴を噛み殺し、教え子の卑怯さを責めるように睨みつける。
(うっわーっ、すごい顔しちゃってぇ♪ そんな顔して睨んだってぜんぜん怖くないもんね~)
 しかしきつい眼差しで睨まれた教え子はといえば、恐れるどころか、水森先生の悩ましすぎる表情に魅入って喜ぶばかりである。
 当然だった。さやかは必死に睨みつけたつもりでも、汗が浮かぶ額にはべったりと黒髪が張り付き、眉根をきつく寄せて苦しそうに息を荒げながら、それでも健気にルージュが煌めく唇を引き結ぼうとしているのである。しかも堪えきれなかったのか、口端から涎が滴と零れていた。
 そんな風に美貌を真っ赤に染め上げて、どれだけきつく睨んできても可愛いなー、と思う以外にはない。
「おおっ、さすが先生。ちゃんと我慢してますよねえ。それではもっとシゴいてあげますね~♪」

「っ、‥っ、~~~~~~っ!!」
 宣言どおり、菊丸の勃起シゴキは激しくなる一方でまさにシゴキそのものだった。
 シゴキに耐え切れず、口を開きかけたところでハッとしたように前歯で唇を噛むも、グイグイとねちっこく上下に勃起を扱かれる感覚に、家庭教師はただ仰け反り、たまらない愛らしさの堪えようとする表情を教え子に披露してしまうのだ。
(っ、あっあっ、アァアンっ! 嫌、いやぁんっ! ち、乳首‥どうかなっちゃうっ!)
 根元から摘み上げられ、何かを押さえ込まれたような気持ちにさせられ、そのまま先端から何かが出てきてしまいそうな気持ちを味わされて、また押さえ込むように根元をキュッと摘まれる勃起シゴキに、水森さやかは口をいっぱいに開いて声を上げたい気持ちを必死で押さえ込む。
 だが加速度を増して扱き続けられて、乳首はヒクヒクと摩擦してしまい、はしたなくさらに尖り上を向いてしまう。それをまた菊丸の芋虫のような指に扱かれ、乳首だけで全部をトロかされてしまうような感覚が襲ってきてしまうのだ。
(だめっ‥、声を出したら、またコイツの思うままよっ! ぜ、ぜったい、あんっ! ぜった‥い、負けない、いぃ‥っ!!)
 噛み縛った口端からとろーり、と涎を零しながら、それでも洩れそうな悲鳴を殺して菊丸を睨みつける。まさに菊丸との我慢大会と化しながら、さやかは自分が菊丸の足に脚を絡ませ、お尻をいやらしく振っていることに気付いていなかった。
(ありゃりゃ、声を出すのを我慢してる分、いつもより感じちゃってるみたい。う~ん、だらしないのか、気が強いのかわかんないなあ、先生)

 片腕で家庭教師を支えつつ、声を出すのを我慢しつつ、自分からしがみつき尻振りダンスを披露してくれるさやかおかしさに苦笑してしまう。
「うむむ。まだ我慢できるんですね~♪ そ れ で は、と」
「‥っ、ぁ‥あ、ああっ! ああ~~~~~~~~~~っ!!」
 凄まじい悲鳴。
 教え子の腕の中でさやかはひとたまりもなく仰け反り、我慢特訓もどこへいったと言いたくなる叫びを上げてしまっていた。
「ヴぁべじゃばいでずか、ぜんぜい(駄目じゃないですか、先生)」
 口いっぱいに乳房をほうばり、ヌラヌラとした舌で家庭教師の勃起を絡めとったのだ。
 あまりの衝撃にさやかはついに堪えきれず、声を出してしまったのだった。
「いやっ、いやあっ! あ、あンっ、あぁあんっ! いや、もうやめてっ、おかしくなっちゃうっ!」

 必死に堪え続けてきただけに、もう抑えることも出来ずに21歳の家庭教師は教え子にしがみつきながら、情けない悲鳴を上げ続けてしまう。
 シゴかれ続けて熱を持った勃起をヌラつく舌で嘗め回される心地よさに、腰が砕けて菊丸が折り曲げた膝の上で腰を預けてしまっていた。
 もちろん「やめて」と言われてやめるような菊丸ではない。これは特訓なんだから、と大義名分を掲げて、舌で思う存分に可憐な勃起を舐めしゃぶり可愛がる。
「あ‥あ、あっ、あっ! やんっ、やぁアンッ! 乳首‥とけちゃうっ、菊丸くんっ、お願い、もう許してっ」
「ヴぁべ~(駄目~)」
「い、いやぁあっ、喋らないでっ、ひ、響いちゃうっ、あんっ、き、菊丸くんっ、こ、こんなの‥我慢できないわっ!」
 我慢大会用の特訓にもかかわらず、さやかは自分から我慢出来ないとまで言って汗まみれの身体のまま、菊丸にギュッとしがみついてしまう。
(あ‥っ、だめ、だめぇっ! が、我慢できないっ、声出ちゃうっ、こんな奴に聞かれちゃう‥っ!)
 またも教え子の罠に堕ち、情けなく声を上げてしまうことに泣きそうになりながらも、口惜しげに脚を絡ませ、教え子の背中に爪を立ててしまうのだ。

(でへ。やっぱり我慢できないんだ。ほんとしょうがないなあ)
 そう思いながらも、普段はあれほど勝気でスパルタな家庭教師が愛らしく甘え泣くのが可愛くて仕方なく、自慢の舌を使ってさらに勃起乳首を苛め抜くのである。
「え? 菊丸くんっ、なんで‥っ、わたし、もう我慢できないって‥、い、いやっ、いやあっ!!」
 肩に顔を埋め、耳元で家庭教師が甘え泣く声がますます菊丸を意地の悪い責めへと駆り立てる。
「先生、これは特訓なんです。我慢できないと思ってからが、本当の我慢なんですよ!」
「そ、そんな‥、あっ、あ、あぁあっ、あ、あ‥っ、ああ~~~~っ!!」
 唾液でヌラヌラ光る乳首を指先で捏ね繰り回され、さやかは絶望に彩られた悲鳴を上げるしかない。尖りきった乳首はもう何をされても、体全部を蕩かすスイッチになってしまっているのだ。
「アンっ、あ、あ、アァン!」
 クリクリと敏感突起を捏ね繰り回される度、21歳の家庭教師は教え子の腕の中でピクンっと身悶えして反応してしまう。我慢しようと唇が合わさるたびにギュッと閉じたままにしようとするのに、菊丸にスイッチを入れられると口いっぱいに開いて教え子に唾液にまみれた舌まで覗かれながら、喘ぎ泣いてしまっている。

「い、いやぁっん、やんっ、だめっ、だめえっ!」
 唾液が潤滑油代わりになって勃起をシゴく指の速さが上がっていき、さやかの上げる舌ッ足らずな悲鳴も一オクターブ跳ね上がってゆく。
 ワンレングスの黒髪を振り乱し、濃密な汗の匂いを撒き散らしながら教え子の勃起乳首責めに泣き喚く姿に普段の勝気な家庭教師の姿は見る影もない。
(苦労したもんな~)
 さやかの乳首の敏感さを見抜いてからは週三日の家庭教師のたびに何かと理由をつけては悪戯しかけたのである。大人の女であることへの自負を煽ってみたり、千春たちとの年の差を強調してみたり、教える側として桂木先生や早瀬先生、吉田先生たちと比較してみたり。
 そうやってさやかのプライドを刺激しては言葉巧みに服を脱がせ、見事な双丘を弄び、人一倍敏感な乳首を苛め抜いた。それでもさやかの勝気さはいずみ以上で、始めの頃はずいぶんと手を焼いたものである。さすがに30人以上を導いた実績を持つ優秀な家庭教師だけに、どれだけ菊丸に狂わされ泣き喚いても、勉強の手を緩めないのだ。おかげで時間いっぱい菊丸との攻防は続き、最後の一線を越えないのであったが。
 しかし今ではこうやって悪戯し始めると、抵抗らしい抵抗も出来なくなっている。さやかが勉強を教える代わりに、菊丸は家庭教師の肉体を開発してあげたのだった。
 うんうん、と感慨深く頷く菊丸。
 相手は三つ以上も年上の大人の女にもかかわらず、そんなことを考える余裕さえ見せながら21歳の家庭教師を責め上げる。

 さやかはといえばもう何を考える余裕もなく、ひたすら教え子にしがみつき悲鳴を上げ続けていた。
(駄目ッ、もうなにも考えらんないっ‥、ああっ、このままじゃ、また‥っ)
 家庭教師に行くたびに悪戯され、おかしくささせられてしまっているのを意識させられる。
 大人の女の余裕を見せつけるはずが、教え子に男の余裕を教え込まれた挙句に乳首一つで狂わされてしまう女にされてしまった口惜しさに歯噛みする。が、いくら悔しくても勃起を扱かれるたびに全身がゾクゾクと慄えてしまうのを止められず、あぁあっ、あっ! と控え室に声を響かせてしまう。
 我慢大会の特訓のはずが、我慢もできずに家庭教師先の教え子に勃起乳首を苛め抜かれて、泣き喚いてしまっているのだ。
「先生っ! いい加減にしてくださいっ。こんなことじゃ優勝なんてできませんよっ!!」
 せっかく特訓をしてあげているのに、我慢もできずに自分にしがみつき、甘え泣くさやかに菊丸がきつく一喝する。
「こ、こんな特訓‥っ、あ、や、や‥いやあっンっ!!」
 気丈にも菊丸を睨み、特訓の理不尽さを訴えようとしたさやかだったが、勃起を捻りあげられた瞬間、ビクンッと身体を仰け反らして甘い悲鳴を上げて教え子に抱きついてしまう。

 もはや完全に菊丸の操り人形と化してしまっているのだった。
「水森先生はこの程度じゃ特訓にならないみたいですね。‥そうだっ! この方法なら」
「な、なにをする気なのっ?!」
 乳首責めだけでもおかしくなりそうなのに、この上まだなにかする気なのっ? と、身を固くする21歳の家庭教師へ、菊丸はパンティを掴み、きゅんと上に引っ張りあげることで答えるのだった。
「あっ!!」
「でへへ、これぞ菊丸流乾布摩擦!! これに耐えられるなら優勝間違いなしですよ、先生」
「あっ、いやっ、やめてぇっ!!」
 股間に喰い込んでくるパンティの感覚に恐怖を覚えて逃れようとするのだが、自分から菊丸にしがみつき、脚まで絡ませていたのに加えて、勃起乳首を散々苛め抜かれて立っているのもやっとの状態で力が入らないのだ。
「まぁまぁ、ぼくにまかせて。では菊丸、いっきま~~~~す!!」

「‥っ! ぁ、はぁっ、うぁあ~~~~~~~~~~~~っ!!」
 次の瞬間、全身がバラバラになるような衝撃に襲われ、さやかは自分でもなにをいっているのかわからない悲鳴を上げていた。
 喰い込まされたパンティが大事な部分を前後に擦りあげてくる感覚をどう表現したらいいのだろう。
 一擦りごとに脳みそにヤスリをかけられ、どうにかなってゆくような感覚。
 膝が震え、立っているのが辛くて、悔しくてしょうがないのに教え子に抱きつかざるを得ない。
 パンティ一枚のまま密着し、美麗なバストが押し潰され、乳首を擦られ、また新たな感覚に頭の中がおかしくされてしまう。
「ああっ、あンっ! な、なによ、これっ!? いや、いやっ! おかしくなっちゃうっ」
「んもう。先生、我慢ですよ。我慢。優勝できなくていいんですか?」
「こっ、こんなの‥っ、無理よっ、いやあっんっ! 擦らないでっ、狂っちゃうっ、あ、あ、ああっ、だめっ、だめえっ!!」

 菊丸にパンティを擦られるたびに、悲鳴を上げ、狂っちゃう、おかしくなっちゃう、と泣き喚く様子に、いつもの気の強さは窺えない。
 いくら大人の女を気取っていても、まだ21歳のうら若い女性の弱さを露呈してしまうのだった。
「そこを我慢ですってば。ほら、先生。大人の女なんでしょ? 頑張りましょうよ」
「くっ‥、あ、だめっ‥、駄目っ、あぁあん、あんっ! いやっ、動いちゃうぅっ」
 教え子のからかいに一瞬、瞳の奥に強い光を宿すも、余裕たっぷりに乾布摩擦を続けられて、すぐに眉根を寄せて、とろけそうな表情のまま喘いでしまう。
 口惜しくてたまらないのに、いつの間にかお尻が前後に動いて、乾布摩擦を追いかけるような仕草をしてしまっていた。
(うぷぷ~。先生もこれには弱いみたい。あ~あ、あんなにお尻振っちゃって。かっわいいなあ)
 いつもはあんなにも勝気な水森さやかが、特訓開始から一時間もしないうちに汗まみれになって泣き喚く様に苦笑してしまう。スタイル抜群だけにこうした仕草をしていると、たまらない色香が滲み出てくるのだった。
「先生、我慢ですよ、が・ま・ん」

 耳元で囁きながら、左手でパンティをぐいっと引っ張りあげて、よりいっそう大事な部分にシルク生地を喰い込ませつつ、右手で美巨乳を揉みしだいて、勃起乳首をこねくり回す。
「あっ! あっ! ああ~~~~~~~~~~~~~~~っ!!」
 ビクビクんっ、と爪先立ちになって全身を仰け反らせ、きつく目を閉じながら、開いてしまう口からは涎まみれの舌先を覗かせる喘いだ顔を教え子に晒す。
 恥ずかしさにワンレングスの髪を乱して首を振るのだが、そのたびに濃厚な汗の匂いも控え室に充満して、さやかの羞恥心を煽る結果になってしまう。
 立ったままで、こんな辱めを受ける悔しさと屈辱に泣きそうになるが、それでも菊丸にしがみ付かざるを得ないことが、余計に惨めさを煽るのだ。
(だ、だめぇ‥、もう立ってらんない‥っ、こ、このままじゃ、ほんとにどうかなっちゃうっ)
 年下の男の子、それも家庭教師先の教え子に好きにされながら、さやかは頭の中が白く霞んでゆくのを感じてゆくのだった。
「まったくもう。菊丸くんったらどこまで買いに行ったのかしら‥あら?」
 いつまで待っても戻ってこない菊丸を探しに出ていたいずみたちが、我慢大会最終組の出場者への館内放送を聴いたのはその頃である。

 ピンポンパンポーン
 我慢大会最終組本選出場者の呼び出しを行います。
 水森さやか様。水森さやか様。
 間もなく本選が始まります。至急会場までお戻りください。
 繰り返します。
「水森先生、まだ控え室にいるのかしら。‥まさかっ!」
 そこまで口にしたときにいつまでも戻らない同級生の顔が浮かび上がる。
「ちょ、ちょっと、いずみ、どうしたの?」
 慌てて駆け出した親友を千春も追いかける。
 予想通り、いずみが控え室に駆け込んでみれば。
 水森さやかがパンティ一枚にされ、立ったまま菊丸にしがみ付いて悶え泣いている姿が。

 それも下着はお尻の谷間に喰いこみ切って、菊丸に下着を引っ張られるたびに尻たぼがピクピクと摩擦している。さやかはいずみの入ってきているのにも気づかず、菊丸の首にかじりつきながら、ひたすら許しを請うている。
「先生、ほら、我慢ですってば。我慢」
「いやっ、いやよっ! もう、だめっ! 菊丸くんっ、あ、あっ、いやっ、許してっ!」
 ピクンと一瞬硬直したかと思えば、小刻みにぶるぶると震えて「あっ、あっ」と舌っ足らずの悲鳴を上げた。
「水森先生っ?!」
「やだあ、菊丸くん、なにしてるのーっ?!」
 あまりの状況にいずみと千春の悲鳴が上がる。
 二人の声が聞こえたのだろう。さやかの視線がいずみたちへと向けられ、一瞬、ハッと美貌が強張るのが見えた。
 普段の気の強さは鳴りを潜め、赤らんだ目元に濃い眉は八の字にたわんで眉間に深い皺を刻む女の表情で「見ないでっ、あ、ああぁん!」と悔しそうに白い歯を見せて泣き喚くのである。
「っ! きっ、菊丸~~~~~~~~~~~~~~~っ!!」
「う、うわ、いずみちゃんっ?!」
「あっ! いやあっ! 引っ張らないでぇっ!! あっ、ああっ、あぁあんっ!!」
「水森先生しっかりして?!」
「だ、だめっ、あ、あっ、あ」
 気丈な家庭教師も舌っ足らずな悲鳴を上げて全身を震わせる。さっきまで喧嘩をしていた生意気な小娘が馬鹿にしたような半眼で見るのに気付いても、もう襲ってくる波に堪えきれず大人の女の誇りをかなぐり捨てて年下の少年に抱きついてしまう。
「水森さやか様、水森さやか様、お戻りになりませんと失格となります。水森さやか様‥」
「‥失格ですって」
「~~~~っ、こ、この‥っ、‥ぁ、あっ、やっ、いやっ、いやあっ‥! も、もうだめっ、だめえ」
 わざわざ近寄り、耳元で大人の女も口ほどにもないじゃない、と囁く千春も相当に意地が悪い。
 いつまでもやってこない出場者を呼びかけるアナウンスが再び響き渡る中。
 我慢大会優勝を狙っていた水森さやかは本戦出場を前に失格したことで心が折れたのか「く、くやしい‥っ」と奥歯を軋らせる。ついには千春やいずみの前で菊丸にぎゅうっとしがみつき、全身を震わせると「っ、も、もう駄目っ」と叫んで気を失ってしまうのだった。

 


 けっきょく我慢大会はさやかが気を失ってしまったために参加できずに終わってしまった。出ようにも菊丸のおかげでふらふらだったし、下着も汗で汚れて脱がされてしまっていた。
 なにより我慢強さを証明しようとした相手の前で、ああも無様に牝恥を晒してしまっては意味もなかった。
「なにが我慢大会の特訓よっ、あんな特訓あるわけないじゃないの!」
「い、いやあ、あれは先生のためを思ってですね‥ぴぎゃっ!」
 言い訳をしようとする菊丸の頭にしたたかに叩きつけられる丸められた参考書。
 もはや我慢する必要もなくなった家庭教師のスパルタ式授業が行われているのである。
「わたしのためっていうならさっさと問題集を解いていい点とりなさいっ!」
「ひ、ひえええええっ!」

 菊丸はうず高く積まれた問題集に囲まれながら情けない悲鳴をあげるのだった。

少しは我慢して真面目に勉強しなさい、菊丸くん

満足度に応じて星を付けて下さると励みになります。
1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars (2 votes, average: 4.50 out of 5)

Loading...

コメント