ハートキャッチいずみちゃん SS_34

小説管理人作品
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「跳び箱はとんだハプニング?!の巻」


こんにちは。
今日は体育の先生がお休みで代わりに担任の桂木先生が受け持ってるんです。
それで次の授業でテストになる跳び箱を監督してもらってるってわけ。
こう見えても運動が得意なわたくしめは順調に跳んでいるんですけど。

「はい、青山くんの次は明智くんね。‥明智くん?」
 女子が一通り跳び終えた後、今度は男子生徒の番ということですでに用意に入っている生徒の後に菊丸が呼ばれているのだが、返事がない。
「おかしいわね。今日はちゃんと来てるはずだけど‥、原田さん見なかった?」
「それが‥さっきから姿が見えないんです」
 首を傾げてもはや公認の監督責任者たるいずみに尋ねるも、その返事は芳しくない。
「‥まさかまた変なことしてるんじゃないでしょうね‥?」
 担任として監督責任を問われる不安に眉を顰めて呟く。
「ふぅ、仕方がないわね。明智くんはあとで捜すとして、次の人は準備してちょうだい」
 授業を中断してまで捜しには行けないもどかしさを押して、とにかく任された体育の授業を進めるのだった。

「うぷぷ~、いやあすごい迫力でしたな。目の前をブルマ姿の女生徒が跳んでいく様はまさに圧巻。さ~て次はいったい誰でしょか?」
 その菊丸はといえば、なんと女生徒たちのブルマ姿を間近で見ようと跳び箱の中に隠れていたのであった。
「お、来た来た‥、って青山あっ?! もう女子は終わっちゃったの~?! くう、男になんか用はないってのに」
 さっきまでは跳び箱を跳ねる音も振動も心地よく感じていたのに、男に叩かれているかと思うとその振動も拷問のようだった。
 しかしそれもようやく終わると、また一巡して女子の番へ。
(おほほ~、またも至福の時がやってきましたよ~♪ お、千春ちゃん、あいかわらずの魅力的な脚線美! ん、あれはいずみちゃん?)
 千春の跳ぶ様を間近で堪能していた菊丸の前にいずみが駆け寄ってくる。まさかばれた?! と身構えたが、いずみは千春が跳ぶ際にずれてしまった跳び箱を直しにやってきただけだった。
「千春、ちゃんと踏み込まないから跳び箱が少しずれちゃってるじゃない。直さないと」
「あ、ホントだ。ごめん、いずみ。手伝って~」
 ガタガタと二人が位置のずれた跳び箱を直そうとする様を菊丸は跳び箱の隙間から眺め、目の前に展開する迫力のブルマー祭りに興奮しきりである。

続きはfantiaから

コメント

  1. 匿名得雄 より:

    加筆されたのですか。桂木先生の調教の進み具合が凄いです。二つの口から毒を入れたとの事ですが菊丸の空いている左手で、もう一つの口に毒を入れたらどうなっていたのか楽しみは尽きる事はないです。お尻マニアにはたまらない作品です。痔にならない程度にかわいがってください。

    • 虎馬屋@管理人虎馬屋@管理人 より:

      >匿名得雄さん
      気が向いたときに加えたり消したりですいませんです。
      ハートキャッチはファンタジーなので痔になんてならないのです。