あれやこれや 桂木先生について 2 改稿

あれやこれや桂木先生雑記
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 今回は初登場についての疑問を答えのないままつらつらと。  

◇突然の登場

 初登場は菊丸たちが一年生の冬休み。

 初日の出を温泉に浸かりながら迎えようと出かけた温泉街の旅館で、同じホテルで研修を行っていた桂木先生と鉢合わせてしまう偶然で始まります。

 

 多くのゲストヒロインが登場するハートキャッチですが、桂木先生はその登場時期など異色といいますか、不思議な扱いになっています。

 

 一応ゲストヒロインは話の流れで参戦が納得できるものとなっているのですが、桂木先生に関していえば読者からするとかなり唐突な登場です。

 なにせ学園モノにも関わらず、初登場は学校内ではなく温泉旅館。しかも赴任時期も冬休み前とこの後に後輩として登場する水田ユキは学年が変わって新入生として登場することもあって違和感が拭えません。

 

 ちなみに学園モノとして他に教師役が家庭教師も含めると三人登場しますが、家庭教師の水森さやかは菊丸が勉強をしないため親が勝手に雇ったという前振りでの登場。

 あとの二人、桂木先生よりも前に登場した吉田由希は教育実習生という形で、そのあとに登場する早瀬歩も教育実習生という形での登場と理由付けとしては問題のない登場となっています。

 もっとも由希は五月号、歩は十二月号と教育実習生扱いとして考えるなら時期のばらつきは不思議ではありますが。一般的には五月が妥当のようで学校の都合で十二月付近もあるようです。

 桂木先生とは違い自己紹介を兼ねた登場を果たし、氏名、年齢などが推察される三人。

4大らしく21歳という設定ですが、実質22歳ですね。
こちらも4大で21歳。
専業かはわかりませんが21歳。18歳から始めたとして年間5人以上を教えてるわけですね。

 

 学校関係者として他に男性教諭で松山先生に生活指導の岩沢先生が出てきますが(名無しの男性教諭は他に三人います。女性教諭は出てきません)これらは元から高校にいたとして扱われています。

 

 上記のことから、新任教師として扱うのなら後輩となったユキのように菊丸たちが進級した折に登場させればよく、あの時期に出したかったのなら教育実習生、あるいは元々講談高校に在任していたとして登場させればよかったと思うのですが、桂木先生に関してはわざわざ途中赴任という不可思議な設定を与えられているのです。

 

 途中赴任ということでその理由は女性教諭の産休、問題のあった教師の退職等が想像出来ますが、これについては想像の域を出ません。

 ここで桂木先生とは直接係わりがありませんが、園長先生も初登場しています。

 学園ではないのに園長。しかも校長がすでに登場しているのに園長。謎ですねえ。

 

 一応、教育実習生とは違い定着の教師としてジャングル風呂以降も登場することとなり、三人娘以外三度の登場のなかったゲストヒロインとしては異例の複数回の登場を果たし、最終回でも姿を見せるという準レギュラーと言って差し支えのない活躍を見せることとなります。

コメント

  1. Maxwell より:

    おっと、続きが出てました。
    確かにキャラの細かな話などはあんまりありませんでした。

    • 虎馬屋@管理人 虎馬屋@管理人 より:

      >Maxwellさん
      多彩なゲストもその辺の問題でけっきょくうまいこと使いきれませんでしたよね。
      遠山先生はあまりそうした設定には重きを置かないらしいです。細かいこと訊ねたらそんなこと考えてる漫画家なんとほとんどいません、と怒られました。
      でも、やっぱりもったいないなあ。とは思います。