◇教師としての桂木先生◇
今回は教師としての桂木先生について語ってみたいと思います。
言うまでもなく教師という立場は先生の大きな魅力の一つ。学園モノでもあるハートキャッチにおいて菊丸たちとの関係性も深く物語上も関わりやすいことも準レギュラー化を果たした要因の一つだったのでしょう。
そんな先生の先生としての能力はどうだったのでしょうか。
先生はと言えば赴任でわずかの間に(作中では冬休みに突入していたいずみが今度講談高校に来ていたと言っていたましたから、感覚的に11月以降のことだと考えられます)生徒のクラスや名前を憶えているという記憶力を示しています。これは生徒からの信頼を得るに十分な能力ではないでしょうか。
また研修中でも生徒の親に挨拶をしようとするなど礼節もきちんとしています。
さらには生徒の普段の姿も注視しているらしく、いずみの変化に気付き教師としての注意を与えようともしていました。
実際の教鞭をとる描写がなかったため、実務能力自体は計ることは出来ませんが少なくとも教育者としての心構えは出来ていると思えます。
また教師として生徒たちへの対応も決して厳しいだけではない柔軟性を持ち合わせています。
いずみたちが未成年だけの泊りがけの旅行に来ていたと知って、見逃せないと口では言っておきながら折よく自身のコンタクトレンズを一緒に探させるということで帳尻を合わせに来ます。
これはただ罰を与えるだけではなく、いずみたちに先生の私事に付き合わせたということで学校からの罰ではないという安心感を与えることにも一役買っています。
年若い女教師は生徒たちに人気はあったのではないでしょうか。
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コメント
おっと、続きが出てました。
確かにキャラの細かな話などはあんまりありませんでした。
>Maxwellさん
多彩なゲストもその辺の問題でけっきょくうまいこと使いきれませんでしたよね。
遠山先生はあまりそうした設定には重きを置かないらしいです。細かいこと訊ねたらそんなこと考えてる漫画家なんとほとんどいません、と怒られました。
でも、やっぱりもったいないなあ。とは思います。